VUBおよび私のコースについて
こんにちは、Haruです。
今日はタイトルの通り私の通っているVUBおよびManagementというコースについて書きたいなと思います。
VUBについてつらつらと
私の行っている大学院はVrije Universiteit Brusselというところで、通称VUBです。
Bruxellesに位置していますが、中心部からは電車やバスで20~30分くらい。
ほどよく落ち着いた場所にあります。
ベルギーはフランス語とオランダ語、そしてドイツ語を公用語とする国で、大学もそれぞれどの言語が大学としての公用語なのかというところでひとつ違いがあります。
VUBのメイン言語はオランダ語です。
前回の記事でもお伝えしましたが、ブリュッセルの地元っ子たちはその多くが基本的にULB(フランス語メイン)かVUBに進学するようです。
医療系とかはおそらくまた選択肢が違うと思いますが。
だから言い換えると、ブリュッセルの大学という意味ですと、ULBかVUBの寡占状態とのこと。笑 (VUBの教授談)
言葉の話に戻りますが、じゃあオランダ語で私が授業を受けているのかというとそういうわけではなく、英語で授業を受けれるコースがいくつか存在するので、そちらを受講しています。
実際にInternational Studentsが多く、学校のHPによると学生全体のうち25%がNon-Belgiansらしいです。
キャンパスで歩いていると結構英語も聞こえてきたりします。
キャンパスの雰囲気は・・・
なんでしょう、言ってみるならば必要最低限。笑
掃除も必要最低限(笑)、施設もいつメンテしてるんだろう、的ないい感じの雰囲気を醸し出してます・・
図書館もテスト期間関わらず平日9-21時、土曜日10-16時、日曜は閉館。
学生のサークルみたいなのもあるとは思いますがそこまで活発ではない印象です。
わたしは以前イギリスで交換留学をしていたことがあるのですが、イギリスの大学と比べると結構違うなぁと思うことが多いです。
図書館は24時間開いてるし、なんかもう少し色々と綺麗(笑)あとSocietyというサークル活動がたくさんあって各々に学業以外に楽しんでいたなという記憶があります。
授業料が比較的安いので、色々求めてはいけないのですがね。
(あとやはり寡占って良くないなと思う今日この頃。笑)
社会人としての所感でした。
Managementのコースについて
わたしはVUBのマスター課程のManagementというコースを取っています。
社会人向けコースのため、夜間に授業があります。
まわりの生徒も働きながら通っているの人が結構います。
ビジネス系ですがMBAではなく、Master of Scienceの部類になります。
Intro系の授業で基礎を学んだあと、本格的(?)な授業を受講するスタイル。
大学のHPでは1年で卒業できる風に謳ってますが、そうなると相当な数のテスト一度に受けなくてはいけないため、かなりきっつい事態に陥ります。
日中に仕事をしているならまず無理です・・
大体が2年で終えるスケジュールを組んでいる印象を受けます。
英語で受講できるコースで、肌感ですが自分含め9.5割がInternational Studentsだと思います。
授業のスタイルは基本的に大人数で講義形式のPassiveなスタイルです。
セミナーとか少人数で教授とディスカッション・・・みたいなのはないです(このコースでは)。
授業はMScということもあってか、理論を学ぶ機会が多いです。
その理論を習得した上で、科目によってはWPOというエクササイズのクラスがあり、関連する演習問題を解いていきます。
1年目の1学期を終えた時点での感想ですが、結構計算系が多いです。
統計、Supply Chain、会計、経済学あたりで計算ががっつり出てきます。
なので試験も電卓を持ち込む必要がある科目がそれなりにありました。
ド文系の私にはまぁまぁチャレンジングで、数字に強い夫に助けてもらいつつ、ひーひー言いながらなんとか試験を乗り越えました。
理系出身の人は結構アドバンテージがあると個人的に感じています(^^;)
でも働いていく上で数字に強くなることは重要だと思うので、今回少しでも克服できて良かったなと感じています。
科目一覧を見ていただくと分かるかと思いますが、
なにかをディープに、というよりも広く体系的な知識を身につけられるようなラインナップになっています。
統計やSupply chainなんて実社会ではなかなか「学ぶ」機会は、自身で設定しない限り少ないかと思うので、その点では面白いのでは。
統計は個人的に一番頭を悩ませた科目ですが、これも今後ビジネスシーンで活きていく知識かと思うので、学べて良かったです。
試験についてはまた別記事で書こうかなと思っています。
ではではー。