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現状打破に、起業を考える。

働き方には、4つのレベルがある。

皆さんは、60歳になったら
退職して年金暮らしに入りますか❓

例えば、人生100年と言われている中で
60歳で退職して100歳まで生きたとして
月の生活費を約30万円とすると
ザッと計算して1億4千4百万円ですね。

この金額を貯めるなら
20歳から働き出したと考えた場合、
毎月30万円の貯蓄を40年間すれば
60歳のときには貯まる計算です。

では、皆さんは毎月30万円を
40年間貯蓄できていますでしょうか❓

貯蓄をするには
収入がある程度必要ですね。

2021年度の年収ランキングの職業について
トップ10を調べてみました。

航空機操縦士 1,694万円
医師     1,164万円
大学教授   1,100万円
大学准教授   872万円
記者      792万円
不動産鑑定士  752万円
弁護士     728万円
大学講師    718万円
高等学校教師  709万円
一級建築士   702万円

単純に、毎月30万円、年間360万円を
生活費に使うと考えた場合…

毎月30万円を20歳から貯蓄し続けるとして
必要最低年収を720万円と定義します。

すると、年収720万円の職業は…
ギリギリ弁護士ぐらいまでですね。

では、サラリーマンの場合で
収入ランキングトップ10を確認してみると…

M&Aキャピタルパートナーズ 2,575万円
GCAサヴィアン       1,951万円
TBS                                           1,595万円
ヒューリック        1,470万円
三菱商事          1,458万円
日本テレビ         1,439万円
ファナック         1,412万円
伊藤忠商事         1,409万円
東京海上年収        1,392万円
スクウェア・エニックス   1,386万円

これらの企業にお勤めなら
贅沢しなければ毎月30万円の貯蓄も
可能になりますね。

ですが、
多くの方は中小企業にお勤めになる
サラリーマンではないかと思います。

では、サラリーマンの平均年収は❓

JOBQが出している2020年12月17日時点の
中小企業の平均年収の調査を見てみると…

ボーナスを追加しても、平均382万円でした。

中企業で働く男性の平均月収 32.3万円
中企業で働く女性の平均月収 24.8万円
中小企業の総合平均月収 27.4万円

平均年収 約328万円
夏冬のボーナス(1ヶ月分と仮定)追加平均年収 382万円


つまり、普通にサラリーマンとして勤めて
この平均月収で生活していたとしたら…

老後資金を貯めることは困難だと
気づくのではないかと思います。

そして、その先に迎える問題が
下流老人老人破産と言われる問題です。

この現実が迫って来ることには
もっと強い危機感を持って気づいて
動けるうちに対策を考えて
ライフデザインする事を強く
オススメしたいです。

例えば、こんな記事もあります。

『衝撃!下流老人に一番なりやすいのは「年収700万円世帯」だった』
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/46167?page=1&imp=0

(記事より一部抜粋)
年収700万円クラスの家庭は、住居費と教育費の2つに暮らしを圧迫されているケースが非常に多いですね。大企業のサラリーマンには、30代中盤で30〜35年ローンを組み、家を買う人が珍しくない。購入時は『定年になったら、退職金がもらえるから何とかなるだろう』と思っているのですが、ほとんどの人は、想定外の医療費や学費を甘く見積もっています。それに住宅ローンは、繰り上げ返済で期間を短くすることはできても、借り換えて期間を延ばすことは意外と難しい。そのため、分割回数を多めにする人が多いのですが、60歳で定年を迎えて再雇用、という時にまだ返済が終わっていないと、老後の生活がいきなりカツカツになるのです。

意外かもしれませんが、
年収が上がればそれなりに生活水準も
上げてしまって生活するものなんですね。

さて…歳を取って60歳を過ぎると
起こる問題が病気や老衰などの介護の問題です。

それは自分自身もですが
50代や60代を直撃するのは
親の介護の課題でもあります。

そして、親の世代の老人破産の現状。

私自身は現在、
母親を自宅で介護していますが
母親が83歳で我が家に引き取ったときは
もう貯蓄額が37万円しかありませんでした。

コレには、大変驚いたんですね。

母は決して、
貧困世帯ではありませんでしたし
60歳の頃には6,000万前後の貯蓄も
持っていたものです。

ですが、73歳で父を亡くして
老朽化した自宅を壊して処分したり
新たな住まいにかかる費用や生活費
病気や骨折で医療費等にもお金がかかって
結局は、貯蓄も底をつくところでした。

“こんなはずじゃなかった”

年金はもらっていたものの
それだけでは暮らしていけないので
結局は貯蓄を崩していましたが
80代まで生きて追い詰められてしまった
長生きの現実の典型的なパターンでした。

親って経済的に
そこまで追い詰められていても
子供には頼らないし話さないもの。

よく分かりました。

ガンの末期になったので
やっと同居も了承してくれたけれど
あのまま一人暮らしだったら…と思うと
今の寝たきりの様子を考えるとゾッとします。

現在は母の自宅介護をしていますが、
頻繁に訪問看護師や医師に来ていただくと
自宅介護の介護費用は月に15〜20万円は
かかります。

介護保険で賄う範囲で計算をして
医療の介入を考える必要があります。

例えば、
自宅ではなく施設に入ったとして
普通に暮らせるところなら月額17〜18万円は
必要ですし、末期ガンになって緩和ケア施設を
利用するなら1日1万円程度と考えておく必要が
あるでしょう。

安い施設はそれなりに問題があり
薬で管理される施設もあるため
たった3ヶ月で寝たきりになることで
健康を害する場合もあるようです。

施設選びはとても重要です。

例えば、両親共に施設に入るなら
2人で月額40万円近くの支払いになるため
介護する側の介護破産も起こるようです。

例えば、自分の老後資金に…
と貯蓄をしていたとしても
親の介護費に消えて行くことも
十分にあると思います。

我が家も母が危うく、
生きて行けなくなるところでしたし
現在も自宅介護中ですから
リアルに介護の実態は体験しているため
とても実感があります。

私自身は起業家ですし
自分が労働や時間を使わなくても
ある程度の収入が入る暮らしがあるので
母の自宅介護に手をかける事や
介護費用の支払いも可能な範囲ですが…

例えば、労働と時間の代わりに
対価を得ているサラリーマンであり
年収が平均382万円の家庭なら
どうでしょうか?

1人の介護者が出た時点で経済的には
一気に追い詰められるのではないかと
予測ができます。

世の中の老人破産や介護破産は
こうした平均的なサラリーマン家庭で
起きているのもリアルな現実です。

要するに、親の介護をするなら…

年収も手取りで1,000万円ぐらいは無いと
自分の老後を生きる準備や親の介護や
パートナーの介護をすることも
無理ではないかと感じますね…

そうなると絶望的な気持ちに陥る方は
多いかもしれませんが…

こうした現状を打破する方法として
働き方を変えて“起業家”として
生き方や在り方を整えることは
最も早道と考えます。

介護などで労働や時間で動けなくなり
収入が止まる状態は、そもそも
自立していると言える状態ではなく
何かに依存して生きている状態ですね。

自立した仕組みを持たないことは
この先のライフデザインにおいて
起こる出来事に対処する場合に
困難を招く恐れもあります。

何が起きても根底に
必ず生活費を確保できる仕組みが
ライフデザインには必要不可欠です。

自身が動けなくなっても
家族の暮らしが止まらないで済む事が
ライフデザインに必要になります。

どんな働き方をしたら良いか❓

歳を重ねれば重ねるほど
自分に責任を持ち、少しでも対策を
早めに考えておかないと将来的に
厳しい現実に立たされることも
予測できます。

働き方は、ひとつではありません。

ココに働き方の定義になる
4つのレベルをご紹介します。

・決まったサラリーをいただくサラリーマン
・元請けから仕事をいただくフリーランス
・商品やサービスを生み出す起業家
・株式の所有権者のオーナー

という4種類があります。

収入のランキングで
ご紹介した職業や企業は
どのレベルになるかというと
サラリーマンかフリーランスの
領域に入ります。

そして、
起業家のレベルやオーナーレベルは
働き方も収入額もガラリと変わります。

もう一つ違うことがあります。

起業家やオーナーレベルは
持っている意識が違うことです。

例えば、起業家でも年収によって
1,000万円、3,000万円、5,000万円、
8,000万円、1億円、それ以上…
という様に、収入レベルも分かれていますが
そのレベルに応じて意識レベルも変わります。

起業家のレベルは、
自身がどのレベルの意識を持っているかで
収入に差が出てくる実態もあります。

ちなみに、
サラリーマンにはサラリーマンの
フリーランスにはフリーランスの
意識の違いが存在していますが…

それぞれのステージにいると
自分の意識が当たり前になるので
他のレベルの意識に気づかなかったり
知らなかったという事も起こります。

サラリーマンの領域で働く場合、
決まった時間を働き決まった収入を得て
真面目に勤め上げることが正しくもあり
正解だと感じるように…

各レベルの意識や考え方は全て正解で、
どれも間違っていませんので
危機感もありません。

その生き方も間違ってはいないので
当たり前だと思って生きて行きます。

ただ…
その働き方で生きるということは、
人生の収入は上がらない事になるので
先ほど挙げた老後の問題にも
多くの方が直面することになります。

つまり、
労働者を続けているうちは
収入を上げることは困難。

この数年の間に終身雇用はなくなり
退職金はどうですか❓
年金はどうでしょうか❓

日本の現状で言われている
『自立』という言葉の意味は
真剣に見直して考える時期が
やってきていると感じます。

ちなみに、
今の日本の「自立」の意味が
どういうものかと言いますと・・

親御さんの元を出て
暮らしていることを自立だと
思っている人も多いのですが…

明日からすぐに会社から
「もう会社に来なくていいよ」
と言われたらどうでしょうか❓

もしもそれで次の日から
収入がなくなるのであれば、
それは自立しているとは言えないのです。

年金がもらえる世代でも、
明日から年金が止まりますよと
国から言われたときに…

明日から生活ができなくなるのであれば
これも自立できていない事になります。

60歳や70歳になって、
自立できていない事は恐ろしいことですが、
これが今の現実に当たり前に起きています。

日本の自立の概念は、
恐ろしく低いのが現状です。

貯蓄2,000万円問題がありましたが
それを60才から20年の月日で割ると
年間100万円で月に約8.3万円になりますね❓

2,000万円貯金の考え方でいれば
20年後に人生はショートしますし、
どんなに騒いでも年金は増えません。

私の親世代では
人生が70歳か75歳までと
言われていた世代なので、
定年が60歳でも65歳でも
あと10年生きることを考えれば良く
退職金や年金でも生きることが可能でしたが・・

今は違いますし、
70歳でもピンピンしていますから
普通に100歳、生きられるように
なりましたね。

例えば、
自分でビジネスをしている方は良いですが、
サラリーマンの場合は60歳や65歳で
会社から退職させられますね❓

その時に今と生活水準が変わり
一気に落ちるとは限らないのでは
ないでしょうか。

ということは、
自宅がある方は住宅ローンか
築年数が経っていれば修繕費が
そこからかかりますね。

賃貸の方は収入が減って
もしも家賃が払えなければ家は
追い出されますよね。

考えてみると現実の未来が
見えてくるのではないでしょうか。

すでに2014年の時点で
200万人の人が老後の破産を迎えて
コレは、今も続いている現状です。

年金と生活保護を受ければ良いと
考えている方もいるかもしれませんが
住宅ローンの支払いがある方の場合は
生活保護も受けられません。

支払いが出来なくなり破産する事は
60歳以降の方々に起きている現実です。

今後どうなるかというと、
明確な二極化が起こると言われています。

二極化というのは、
「雇用されているか」「自立できているか」
これだけです。

では先ほどの話を思い出してみると、
自立の定義はなんでしょうか。

“政府や会社に頼らずに、
自分自身で収入を得る手段や仕組みを
持っている状態”


となります。

お客様に価値を提供して、
喜びを提供して、そして喜ばれて、
感謝されて、対価という収入を得て、
自立した生活ができることは
個人の未来に必要と感じます。

今は個人でも起業してビジネスが出来る
とても素晴らしい自由選択の時代が
到来しています。

自分自身の役割を見つけて
是非、ビジネスにチャレンジして
自立を目指していただきたいと
思います。

私も起業家の人生を選んでみて
大切な家族を守れるようになり
子供達や母など家族を大切に出来る
今の生き方には感謝しています。

現在、スクールに来ている方々も
自分の人生について危機感を感じて
新たな人生にチャレンジを始める方が
増えていると実感しています。

この先を生きて行くために
必要となるライフデザインには…

ビジネスの勉強や実践を積み重ねる努力、
明確に収入を上げて行く自立した考え方が
必要になると強く感じています。

自分の人生は自分で立てる意識を
これからのライフデザインに
取り入れていただきたいと思います。

私自身は、日本に起業家が増えて、
様々なビジネスが豊かに誕生すれば
多様化した賑やかな世界になる…と
これからの世界を楽しみにしています。

それぞれの能力や才能を開き
自由な選択のある人生にチャレンジをして
少しでも有意義な人生を大切にしていただきたい。

“多くの起業家がドンドン増えますように”

いつもそう願いながら
未来の社会を楽しみにします。

では、また…

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