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【繊細ながんばり屋さんに贈る禅便り】其の十 〜淡交〜

あなたは「人付き合いの主導権」をうまく握っていますか?


『淡交』
人間関係はつかず離れず
適度な距離をおいて付き合うのがちょうどいい

道教の始祖である荘子は言いました。

「君子の交わりは淡きこと水の若し
小人の交わりは甘きこと醴(れい)の若し」

この言葉の意味は、お分かりになりますでしょうか?


少し大胆に現代語訳をすると、 「立派な人は水のようにサッパリと、器な小さな人は甘酒のようにべったりとしている」という人付き合いへの戒めです。


サッパリした付き合いは、一見冷たそうに見えるけれど、意外と長続きする。

べっとりした付き合いは、一見温かそうに見えるけれど、短命に終わりがち。

あなたもこれまでの人付き合いを思い起こしてみると、きっとひとりふたりは心当たりがおありではないでしょうか?


しかし、ぼくの感覚的には現代社会において「いや、人付き合いは水のようにサッパリ派なんで」を貫くのはなかなか強靭なメンタルを要し、少なくない犠牲を払う必要がある気がします。 

そのため、『淡交』から今を生きるぼくたちが学ぶべき教訓は、人付き合いの「メリハリ」 。


繊細な心で相手の顔色やご機嫌を伺ってしまう人にとっては、時と場合によって距離感を微調整するということが、なにより難しいのは百も承知です。

しかし、明日からは勇気を持って自分に許可を出してください。


「ここぞというときだけべったり(協力)するもアリ」


普段からいつも気を遣ったり、よいしょしたり、ヘコヘコする必要はありません。
 
それをしていないからと言って、必要な時に距離を縮めてはいけない訳でもないのです。

あなたは他人の期待を満たすために生きる必要はないし、それは逆も然り。


もちろん「うまくやる」べき場面はたくさんありますが、基本スタンスとしての『淡交』を心得ておくと、人付き合いのメリハリがつかずにあっちこっちに八方美人をして心底疲れることはぐっと少なくなります。


いきなり全員にそうするのは当然ハードルが高いので、ぜひ今これを試してみる人を3人だけ決めて、明日から探り探りやってみてくださいね。


合掌


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