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不登校で自信をなくした発達凸凹っ子。『自分はできるかも?』が増えたワケ 5選


自閉スペクトラム症と、中度寄りの軽度知的障がいがある次男。
 
かなり発達凸凹しています。

定型発達だとしても、みんな凸凹しているし、
定型だから悩みがないわけじゃないし、

軽度〜重度の度合いで測られるものでもなく、
それぞれにしかわからない悩みがついてまわると思ってます。

長男の時は、しっかりしているがゆえに、
フォローする立場になることも多く、
それに本人が疲弊した時期もあるし、

どんな子育てにおいても、
共通認識は『悩みはつきもの』ということで、
その悩みをいかに軽くしていくかだと思うんですよね。

次男は、トラウマから、
3年生の半ばからどんどん学校にいけなくなり5年経過。 

今は、あえて『行かない』を選択しているわけですが、

集団生活の中で大きな成長を見られていた矢先のことだったので、

初めの頃は、
『子どもの人生を返して』って本気で思ってました。

でもね、そうなってる時って、
気持ちが外側に傾いているから、
自分はどうしたいのか
息子にとって何がベストかってことに
目を向けるのが難しくなるんですよね。

『過去と他人は変えられない』

『自分と自分の未来は変えられる』


心理学者のアルフレッド・アドラーが
残してくれた言葉、とても心に沁みます。

きっと、みんな、どこかで
わかってはいるんです。

でも、実践が難しい。

心を癒すには、少し時間も必要だし、
考え方を変えていくには、
新しい視点を入れることが近道になってきます。


・人は自分を客観視できない。

・人はアドバイスだけでは変わらない。
 自分の中に答えがある。

・適切な質問をしてもらい、
 承認・肯定をされながら聞いてもらうことで、
 自分の中から新しい気づきが生まれる

・自己理解は、他者理解につながる

・自分の自己肯定感が上がると身近な人を幸せにできる


などなど…

だからこそ、コーチング・メンタルトレーニングが効果を出し、
人生を前向きに変えることができるんですね。

・・・・・・・・・・・・・・・

前置きが長くなりましたが、

自分にも、できるかも!が増えたことをお話ししたいと思います。


最近の次男は、不登校の始まり当初とは全く違って、
『できるかも』という気持ちが育ってきていて、
失われた『自己効力感』を底上げできている感じがするんです。


まだまだ、社会生活に対する不安はあるものの、
明らかに次男の状態は好転しています。

・過去に全身麻酔でしか治療できなかった歯科治療、
必死に耐えることができるようになった。


・前より自発的になってきている。
 けっこう、チラ見してアピールすることはあっても、
 言葉で伝えてこなかったけれど、
 最近は『お腹すいたからご飯たべる』とか
 言葉で伝えられるようになった。

・食べた後の食器を運んでくれるようになった。

・言われずに、夕食後すぐ歯磨きできるようになった。

などなど、嬉しい変化が見られていて。


そこで、分析してみたんですね。
好転した原因について。

①小さい成功体験の積み重ね


小さな荷物を持ってもらったり、ハードルの低いことをお願いする。

→ベイビーステップで、
どんな小さなことでも
できていることに気づかせる声かけ。

②そのままの我が子を受け入れる


こういうとき、しんどいんよね。
わかるよ。頑張ってるね。って、
パニックの後に寄り添って、その気持ちを肯定する。

→子どもの痛みに共感するためにも
発達特性について学ぶ。

③『愛情のバランス』を意識


子どもの心がしんどくなっていた頃は、
無償の愛である『慈愛』(母性と言われることが多い)を持って、
ひたすら寄り添ってきました。

学校ではないものの、外に出られる回数が増えだしてから、
程よく『義愛』(論理的に諭したりする父性)の要素が増えたことで、
できることが増えてきたなって思ってます。



夫が子育てに加担する時間がほとんどなく、
実家にもなかなか頼れない、いわゆる完全ワンオペで来たからこそ、
どうしても母性の割合が大きかったんですよね。

たまたま、夫の環境が変わり、
子どもと接する機会が大幅に増えたことで、
大きな成長が見られて、学んだこととリンクした感じ。


もちろん、義愛(父性)は、
男の人しか出せないものではなくて、
『規範教育』という言葉を意識することで、
母も与えることができる
し、
おじいちゃん・おばあちゃん、兄弟、親戚、地域の人など、
学校以外でも頼れる人に頼ろう

④『ありがとう』をいっぱい伝える


ありがとう、って言われると
『自分は役に立てたんだ』って感情が大きくなる。
自分はできるかも!の、『自己効力感』につながりますよ。

⑤まず、親の自己肯定感を高める


私自身がライフコーチングを受け、
学びを深め、メンタルトレーニングのセッションを受けたりするうちに、
自己肯定感の上下の変動が小さくなったと感じています。

親の自己肯定感は、
子どもの自己肯定感に影響するからとっても大切です。

もちろん子どもに関わる指導者もね。



私は、ママの立場も指導者側の立場も経験して、
だからこそ、育てづらさを感じているママさんや、
子どもたちに関わる仕事をしている人たちの
メンタルサポートをしたいって思ってます。

繊細気質なティーンの方にも寄り添いたいって思うのは、
過去の自分に向き合ったことでの気づきなんですよね。

なので、学びを止めることなく、
もっともっと、多くの人たちのお力になれるように前進しています。

想いという原動力があるから、頑張れているんだなって思います。

そして、仲間の存在も大きいですね。


人間の最大の敵は『孤独』です。



それを避けるために、私のサービスがあると確信しています^_^

目の前の事実は一つだとしても、
解釈は変えることができる。

新しい視点を取り入れることで、光が差すことがあるんです。


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