【簡単】油汚れ/水垢に!ミカンの皮×重曹とクエン酸で洗剤づくり
こんにちは、ハサミです✂
おこたでミカンの季節ですね。私は中学生のときからミカン箱買いして一人で平らげるくらい、ミカンが好きです。冬になると爪が黄色くなる人間です。
そんなわけで、冬はミカンの皮が大量に溜まります。我が家にはコンポストがあるので、そこにいれてもOK。なのですが、ミカンは分解されにくいので、そのまま入れるのも少し抵抗があり、ネットで活用方法を調べました!
すると、ミカンの皮と重曹やクエン酸で手作り洗剤が作れるそうな!
自分でつくれる洗剤や化粧品などは、なるべく自分で作りたいので、すかさず実験してみました!
知られざる柑橘パワー
材料ですが柑橘類であれば、ミカン以外でもOKらしいので、ポンカンやグレープフルーツなどでも良さそうです。
(グレープフルーツは私も試しました。出来は悪くなかったですが、白いワタの部分が浮いてきたり、水分を吸ってしまい、ちょっと手間がかかりました)
なぜ柑橘の皮が洗剤に向いているかというと、柑橘類の皮に含まれるリモネンという成分が油汚れに有効なようです。そしてクエン酸は水垢や石鹼かすなどに強く、除菌・消臭作用もあるので、水回りのお掃除にも最適だそうです。
洗剤にはオレンジの香りが多いですが、それには柑橘にこのような成分が含まれていることが関係しているのだそうです。そんな柑橘と重曹(アルカリ性)やクエン酸(酸性)を混ぜることで、より効果の高い洗剤をつくれるわけですね。
ミカン洗剤の作り方
作り方はいくつかあるようで、
①皮を茹でて抽出した液体に重曹やクエン酸と混ぜる方法
②皮を乾燥させてエタノールにつけて成分を抽出する方法
③発酵させる方法
が出てきました。
③はとても興味深かったのですが、完成までに3日ほどかかるようなので、今回は①で作りました。
ちなみに、重曹とクエン酸の使い分けですが、
油汚れを落としたい→重曹
水まわりの汚れ(水垢、石鹸汚れ)を落としたい→クエン酸
こんな感じで、用途に合わせて変えてみてください!
万能洗剤の出来上がりや~!
①思い立ったが吉日!30分でできるミカン洗剤【茹でる編】
②材料は2つだけ!長持ちミカン洗剤!【エタノール抽出編】
③油汚れに最適!?自然の力に任せる究極版【発酵編】
ミカン洗剤を使ってみた感想
良いところ
・茹でる方法は面倒かなと思いましたが、火にかけて15分置いておくだけなので意外に簡単に出来ました!こんなに簡単に作れるなんて、と感動!
・スプレーにいれて、油で汚れたフライパンに吹きかけておくと本洗いのときに落ちやすくなる
・手についたニンニクや魚の臭いが取れるのが便利!(柑橘類に含まれるリモネンは皮膚に炎症を起こす性質もあるらしいので、肌が弱い人にはオススメできません💦)
・ゴミ箱を拭くと、汚れも臭いもすっきりしてめっちゃよかった!
・少しの汚れならコンロの油汚れも簡単に落ちた
・ペクチンにはコーティング効果があるらしく、窓掃除をしたらピカピカになってハッピー
・総じて、罪悪感や洗剤の有毒性を気にすることなく使えるのが◎
悪いところ
・古い油汚れや石鹸汚れにはあまり効果なし
・オレンジ色なので、色が移りやすい場所に使うのは避けた方が良さそう
→ちゃんと水で流す、ふき取る、ができる場所だけに使用する
・アルミや大理石には使えないらしいので注意
以上、ミカン洗剤を作ってみたレポでした。
ミカン好きのみなさん、ぜひ試してみてくださーい!
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