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愚痴を言ったり、ネガティブになる自分が嫌いでした【お客様の声】

「今思えば、あの頃の自分はボロボロでしたね。頭のなかがぐちゃぐちゃで、何に悩んでいるのかも、自分がどうしたいのかも分からないような状態でした。」

懐かしそうに過去の自分を振り返ってくれたSさん(31歳/女性)。
彼女は自分軸コーチングを通して「本来の自分」を取り戻したひとりだ。

「でも、細かいことは全然覚えてないんです。今こうやって振り返らなければ、忘れてしまってるくらいで。」

「覚えているのは、当時の自分はすごく落ち込んでいたということ。そしてコーチングによって救われたという事実。それだけが、自分のなかに残ってます。」

ボロボロになって落ち込んでいた状態から、自分がそんなことで悩んでいたなんて忘れてしまうくらい変化した半年間。

その期間を経て、得たものは「穏やかな安定感」だ、と彼女はいう。

「もう、あの頃みたいに落ち込むことはないんだろうなと思えるようになりました。実際コーチングが終わってから1年経ちますが、そのあと1回も落ち込んでません。自分でもびっくりです。」

そして、出来るようになったことがある。

「自分の声をちゃんと聴けるようになりました。山崎さんの言う自分軸を手に入れた感じ。自分をコーチングしてくれるもう一人の自分が、頭のなかにいるような感覚が、今はあります。」

これほどの変化を生み出した半年間に、一体何があったのか。
今回もドキュメンタリー形式で、コーチング体験談をお届けします。


「コーチングって、どんなことをやるの?」
「自分の本音、ちゃんと話せるのかな?」

そんな風に思われる方の参考になればと思います。

ぜひ、彼女の半年間を追体験してみてください。


●コーチング、受けてみない?


「山崎さんから『コーチング、受けてみない』と言われた日のことは、今でも覚えています。」

その日もいつものように、山崎に相談をしていた。
だけどそのなかで、いつもと違う返答があった。

『Sさんはいつも同じことで悩んでる。それは対症療法ばかり選んでるからなんだよ。一回とことん自分と向き合って、根本解決しなきゃ。たとえるなら、原発巣切除。』

コーチの山崎とはもともとの知り合いだった。
いつもは黙って聞いてくれる山崎の反応が、この日は違った。

「山崎さんが直接そんなことを言ってくるなんて珍しかった。正直、ぐるぐると同じところで悩んでいる私を見かねていたんだと思います。私、よっぽどのとこまで来てるんだなって、その時は思いました。

それでも、依頼するかは最後まで迷った。

「前向きな話がしたいと思える状態じゃなかったし、なにより山崎さんのことはよく知っていたから『本音でしゃべれるのか?』という疑問もありました。」

だけど、なんとなくだけど、今ここでどんな返事をするかによって、これからの人生が変わるような気がした。

このままじゃいけない。
変われるものなら、変わりたい。
そして、どうせコーチングを受けるならこの人にやってもらいたい。

「昔はもっと元気だった。だけど最近は悩みたくないのに悩んでしまうし、いつも同じところに戻ってしまう。山崎さんの言う原発巣を取り除いて、元に自分に戻りたい。そう、決めました。」

こうして、彼女の原発巣を切除するためのコーチングがはじまった。


●ありのままの自分を見つめる


「全体のコーチングを振り返ると、1回1回で、というより全12回を通してゆっくりと変わっていったように思います。」

最初は正直、未来のことを考えたり前向きな話をする気にならなかった。そこも汲み取ってもらい、序盤はとにかく「吐き出す」ことに終始した。

「正直コーチングというより、カウンセリングだったと思います。山崎さんは何も言わず、じっと私の話を聴いてくれました。私は、泣きながら話してましたね。」

誰の目も気にせず、どう思われるかも構わず、弱い自分もさらけ出せた。

何に悩んでいるのかも分からない状態から、何が辛くて、何が嫌なのかを口に出すことができるようになった。そして、少しずつ気づいていった。

「話していて感じたのは、私を苦しめていたのは私自身だったってことです。例えば、周囲が私に持っているイメージ『いつも前向きで楽しそう』を守らなきゃいけないと思っていたこと。辛いときも、元気な自分を演じてました。」

「そもそも、愚痴を言ったりネガティブになる自分が嫌いでした。だから自分のそんな気持ちに蓋をしていたんです。蓋をして、笑ってた。そしたらどんどん自分が分からなくなって、深いところまで落ち込んでいきました。」

コーチング、もといカウンセリングを通して、ネガティブな自分、愚痴を言う自分にもちょっとずつ向き合うことができるようになった。嫌なことは嫌だと思っていいんだ。そう思えたことが、新鮮だった。

「コーチングを受け始めて1ヶ月くらい経った日の日記に、『少しずつネガティブから抜け出してきた!』と書いていました。ネガティブな自分を嫌ってた時は抜け出せなかったのに、嫌な感情を認めたら抜け出すことができた。」

大きな、出来事だった。


●現実に起きた変化たち


そこから、コーチングで改めて理想の自分を整理。
少しずつ自分の価値観や欲を、言葉にすることができるようになっていった。

「6回目のコーチングが終わる頃、現実でも大きな変化がありました。上司に、自分がどうしたいかを伝えることができたんです。」

実は、3回目のコーチングで山崎から『いつかやってみよう』と提案されていたことだった。その時は「絶対無理です!」と返した。

「せっかく期待してくれているのに、その期待を裏切りたくない!嫌われたくない、という自分がいたんだと思います。」

でもその日は、なぜだかちゃんと自分の気持ちを伝えたくなった。

「コーチングで、自分軸になってきてたんですかね。言ったら、上司も納得してくれて前よりもいい関係になったんです。なんだ、私こんなこと怖がってたんだ、って笑いたくなりました。」


その後も、変化は起き続ける。

「ちゃんと怒れるようになりました。今までだったら、他人にあまり怒らないところが優しいと思っていたんですが、その代わりに全部自分のせいにして、自分を傷つけてました。そんなことするより、怒りたい自分を認めてあげようって。」

そして、9回目が終わる頃にはこんなことを日記に書いた。

「最近、仕事が楽しくなってきた!でも、もっとワクワクすることに挑戦したいっていう自分もいる。やりたいことを選んでもいいのかな」

転職なのか、異動を希望するのかはまだ分からない。
だけど「期待に応えることが一番」という自分から、脱皮し始めているような感覚があった。これが、自分軸なのかもしれない。


●原発巣が消えた


12回のコーチングを終えてわかったこと。
山崎の言う原発巣は「他人の目を気にする自分」だったのかもしれない。

「私は昔から、人に喜んでもらうことが好きでした。お父さんやお母さんが喜んでくれたら嬉しいし、仕事をはじめてからも上司やお客様の期待に応えたい一心で頑張ってきました。」

それは、自分を奮い立たせモチベーションを生み出す考え方だった。
一方で、そうやってつくり上げた自分像が、うまくいかないときは自分を苦しめた。

「うまくいかない自分や、ネガティブな自分を嫌ってました。その結果、自己否定して自分を傷つけてた。前向きにならなきゃ、ポジティブにならなきゃって。」

前向きな考え方は素晴らしい。
人を喜ばせたいと思う気持ちも、大切だ。
だけど、やり方を誤ると自分をとことんまで追い詰めるのだと、知った。

「コーチングを通して一番得たものは、『どんな自分でも肯定できるようになった』ことです。ネガティブや怒っている自分を『はいはい、今はそう感じてるんですねぇ、よしよし』って、思えるようになりました。」

それは、一番苦手にしていたことだった。
自己肯定感を高める。前向きになろうとすればするほど、自分を苦しめるものだった。だけどネガティブなものは、ネガティブなまま肯定してやればいいことを知った。

「この考え方が身についてからは、本当に悩むことがなくなりました。私にとっての原発巣、きれいさっぱりなくなりました。まぁもしまた出来たら、コーチング受けたらいいや、って感じですね。笑」

苦戦していた仕事では、チームリーダーとしてメンバーから信頼されるリーダーに成長することができた。会社から何度も表彰されるようなチームを作ることができたし、自分の成果も過去最高にあげることができた。

だけど、もっと嬉しいことが別にある。

コーチングが終わった後、Sさんは自ら望んで異動することを決めた。新しい挑戦がしたい自分を認めてあげることができた。そして。

「自分がそのチームを去った後も後輩が活躍してくれているんです。もちろん本人たちの頑張りですが、自分のマネジメントも間違ってなかったなって、ちょっとだけ思ってます。自分で考えて、取り組んだ結果が今の後輩たちの活躍に繋がっているんだとしたら、こんなに嬉しいことはありません。」

他人の目を気にする自分はもういない。
自分がいいと思ったことを、信じたことをこれからもやっていこうと思う。


●コーチングとは


Sさんにとって、コーチングとはなんだったか。

「大袈裟じゃなく、人生を変えるものだと思いました。だって私、コーチング受ける前の自分が本当に思い出せないんですもん。思い出せないくらい変わるぞ、記憶飛ぶぞ、って思います。笑」

ただ、コーチングへの偏見もあった。

「私も最初は、コーチングなんて意識高い系の人が受けるんでしょ?って思ってました。だけどそんなことはない。どんな人にも効果がある。金額も最初は高いと思ってましたが、これだけ得られるものが大きかった今では、安いと思います。」


●コーチングを受けようか迷っている人へ


「私はネガティブから入りましたが、どんな状態の人も受けたらいいと思います。特に迷子になってる人は、自分の道がくっきり見えるからおすすめですよ。」

自分も、このきっかけがなければあのままだったかもしれない。
受ける前の自分が思い出せないのと同じように、コーチングを受けるか迷っていた時には、少なくとも今の自分はイメージできなかった。

「結局、悩んでることっていつまで経っても自分を追いかけてくるんですよね。だからどこかで、これまでやってきたこととは全く違うことをやってみなきゃいけない。私にとってコーチングを受けるという選択は、これまでやってきたこととは全く違う選択でした。」

勇気を出して踏み出してみた道の先に、自分らしさがあった。

「自分が変われたから、みんな受けたらいいのにってすごく思うんです。だけどコーチング怪しいって思っちゃう人の気持ちもよくわかる。笑。だからここぞ、って時に勧めるようにしてます。」

自分らしく、他人を喜ばせようとするSさんらしい笑顔でそう言った。

~Fin~



■自分軸コーチングのお知らせ


コーチングドキュメンタリー、いかがでしたでしょうか?
もし、あなたが同じような悩みをお持ちでしたら、ぜひ選択肢のひとつとしてコーチングをご検討ください。

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