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「看護拒否のある方への関わり方、意外なアンサーは?」/訪問看護ハッピーケア奈良でのアイデア

こんにちは。ライフケア・ビジョンの広報Tです。私たちライフケアでは、ちょっとの工夫(アイデア)でみんなHAPPYになれるように、「介護はアイデアアワード」を開催しています。今年のエントリーのなかから一部をご紹介します。(以下はエントリー内容の文章をもとに加筆修正したものです)


問題です。看護拒否がある方に、ある事をしたことで拒否がなくなりました。さて、それはどういうことだったでしょうか?


最近サービスを開始された、とある利用者様、Aさん。
施設に入居され、そこの施設の職員には普通に接されるのですが、ケアマネジャーや看護師には拒否をされていました。
そんなAさんが看護師を受け入れてくれたきっかけがありました。

驚きの答えは……

(画像はイメージです。当社の訪問看護業務ではナースキャップは使用していません)

「洗濯物を一緒に畳む」

でした。

これまでのA様は精神疾患の既往もあり、看護師の顔を見ると「薬屋さんお金かかるから要らない」、「そこ(居室・柵)触らないで」などと言われていました。

介護職員には拒否もなく接しておられるため、介護職員の制服をお借りすることも考えたりしましたが、それ以前にA様との関わり方を考えなおしてみることにしました。

まずは介護職によるA様の生活支援(お掃除、洗濯など)の時間に、看護師も一緒に入らせていただきました。

居室の清掃や洗濯、食堂までの誘導など、可能な限り関わりを続けました。
すると、A様が洗濯物を大切にされている様子に気が付きました。看護師が一緒に洗濯物を片付けた際に何度もお礼を仰っていただきました。
そこから少しずつ、看護への拒否は無くなっていきました。

訪問看護を統括するMEDICAL事業部のKさんはこう言われています。

「施設に入居されると環境が変わり、人間関係もまた新しくなることがあります。訪問看護として、看護師として必要なケアを実施するためには、その方自身の生活や言動、行動、思いをしっかり汲み取り、しっかりと関わることが必要です。これからもご利用者様に真摯に向き合うケアを実施していこうと思います」



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