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4shapes®でサツキちゃんの思考を考える。

4shapes®で有名なあの人の思考を考えてみよう!
まずは、簡単に4shapes®の認知特性について
△分析…分析傾向、目的思考、効率重視
▢秩序…秩序傾向、手順思考、経験重視
〇社交…社交傾向、写実思考、実物重視
☆発想…発想傾向、図的思考、新規重視

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では、これを踏まえて、今日は「となりのトトロ」のサツキちゃんの思考を考えてみます。
夏になると何度となく金曜ロードショーで「となりのトトロ」が放映されるので1回は観たことがある映画かと思います。
私も子供が小さいころには必ず通る道で「となりのトトロ」を何回も観ました。今回、世の中の人のイメージで優等生って誰だろうと考えた時に1番に思いついたのがサツキちゃんでした。そして、毎回、サツキちゃんの行動に胸がぎゅっと苦しくトトロの様に抱きしめてあげたくなってしまう。(映画だとサツキちゃんがトトロに抱きついてるけどw)

では、優等生サツキちゃんの優位特性を探るのにポイントとなるポイントをあげていきたいと思います。
①入院をしているお母さんに代わって家事をする。
②妹のわがままも寛大に許し、受け入れる。
③お母さんへの手紙には自分のことよりも妹のことを書きお母さんを安心させようとする。
④お母さんのお見舞いに行った時に、まず、周りの患者さんたちに挨拶をしている。
⑤トトロと遊ぶことには興味津々、嬉しい。
⑥まっくろくろすけ等にも恐怖心はなく楽しんでいる。

さて、今回は4shapes®でのインプットの思考とアウトプットでの思考の違いがあるというのが重要になってきます。
インプットの特性は持って生まれた特性、アウトプットの特性は環境などで備わった特性と考えられるので、インとアウトで特性が違う人がいます。

サツキちゃんは、☆発想の思考でワクワクしながら新しい家を探検し、まっくろくろすけやメイからトトロの話を聞いています。△分析の思考が働き、マイペースなお父さんが寝坊をするというのを察し、そうなった場合は自分が何をしておくといいかを考え、自ら三人分のお弁当を作ります。また、妹のわがままも□秩序の思考で、メイちゃんを突き放すと騒ぎが大きくなると今までの経験をもとに聞き入れるようにします。また、お母さんのお手紙はお母さんが心配しないように、おかあさんの為にという〇社交の思考でお母さんを安心させるようなことを書いています。4つの思考が均等に出ていて安定した大人びた印象が優等生を感じさせます。

これはサツキちゃんが環境など置かれた立場で出している思考だと私は考えました。

トトロの姿を初めて見たサツキは、バスから降りたお父さんに、メイと同時にうれしそうに抱きつきます。不安ももちろんあったとは思いますが、トトロという新しく出会った生き物に刺激されて出た行動かと思います。この新しいことに刺激を受けるのは☆発想の思考になります。
庭に埋めた木の実を、トトロが大木にしコマに乗って空をめいちゃんとサツキちゃんで飛ぶシーンはサツキちゃんが隠していた☆発想の思考が大きく見えてきたシーンになります。それをきっかけに、サツキちゃんはめいちゃんに感情をぶつけたりに、母を思って大声で泣いたり、ふて寝をして家事をさぼったりと〇社交の感情の起伏の大きさが出てきます。

本来のサツキちゃんは☆発想の思考や〇社交の思考がインプットの特性の方が多いように感じられます。

結論:サツキちゃんの思考は感情豊かな〇社交と新しいことや未知なことに飛び込んでいける☆発想がインプットでの優位特性、全てがバランスよくこなせる△分析、▢秩序、〇社交、☆発想がアウトプットでの優位特性となります。

このように環境などで優位特性も変わってきます。これは私たちの日常でも起こることで社会で生きていく上では割と重要なスキルかもしれません。

サツキちゃんのお母さんが
「あの子たち、見かけよりずっと、ムリしてきたと思うの。サツキなんか聞き分けがいいから、なおのこと、かわいそう。退院したら、今度はあの子たちに、うんとわがままをさせてあげるつもりよ」
とお父さんと話しているように、
もし、自分がインプットとアウトプットで違う特性を出している時は、本来の自分の思考を知り、その思考を出せる時間や場所があるといいかと思います。

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