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KDPの審査は何をしているのか?審査の厳しさと通過する方法!

Kindleストアに書籍を出すとき、必ず必要になるのが書籍の審査です。
今回は、この審査とは何なのか、審査で何をしているのかをお伝えします。

KDP出版の流れ

まずはおさらいとして「Amazonの電子書籍個人出版の流れがどのようなものか」を見ていきましょう。
基本的な流れは

1. KDPに登録
2. 書籍データを出版可能な状態で作成
3. KDPで出版申請
4. 審査
5. Kindleストアへ公開

となります。
電子書籍化の方法などは個別の記事を見ていただくとして、今回は4つ目の審査に焦点をあてていきます。

審査とは?いつ行われるのか?

ここで行われる本の審査とは、「書籍が出版可能な状況かどうか」を確かめるプロセスです。
KDPを通して電子書籍を出版する場合は必ず経由する工程で、これに合格しなければ本は出版されません。
逆に、合格すれば自動的にAmazonのKindleストアに公開されます
新しい書籍を出版する場合は最大で72時間程の時間がかかるとAmazonは公表しています。

基本的に、審査が行われるタイミングは公開前です。
新刊の公開前審査だけでなく、既存の書籍の表紙やカテゴリーなどを変更した場合も変更が適正かどうかの審査が行われます。
とはいえ、審査の内容自体は厳しくないのであまり気にすることはありません。

審査で何をしているのか

ではここからは審査で何をしているのかという点について触れていきます。
審査内容自体は公開されてはいないものの、地道な調査などである程度の内容は推測可能です。

Amazonは基本的にKindleストアというプラットフォームの提供者であり、ユーザーの自由を尊重しています。
訳のわからないレビューでも削除されない事からも分かるように、多様性を重視して制限はあまりかけないというのがAmazonのスタンスです(おかげでレビューが荒れることがよくあるのですが)。
その為、本の審査では「表現の自由」に絡んでくるような検閲行為をすることはまずありません(アダルト作品は例外になることがあります)。
また、誤字脱字の検閲や指摘も行われません
基本的に、本の審査で行われることは「著作権の審査」のみなのです。
つまり、書籍の内容が海賊版やコピーコンテンツでないことが確認出来ればまず出版されます。
リライトなどをするにしても、きちんと自分の言葉に置き換えていけばまず問題ないレベルといえます。
逆に言えば、「この書籍は売れそうか」「文章校正は正しいか」などの内容に関する部分は完全に自己責任になってくるため、出版前の推敲は欠かすことは出来ません

審査の厳しさと通過する方法

ではここからは著作権の審査の厳しさと引っかからないようにする方法をお伝えしていきます。
まずは審査の厳しさについてです。

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