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男らしさという考え方にはジェネレーションギャップがある

先月、下記の記事を書きました。

男とはこうである
という社会の見えない同調圧力が
正直つらいなと思うのですが、
それは僕が40代だからなのかもしれないな
と感じた次第です。

若い世代のジェンダーギャップ

もっと若い世代では
そもそも男らしさ
という定義が違っているように見えるし
そこまで苦しそうじゃないんですよね。

実際20代の子達に話を聞いてみても
そこまでつらそうじゃないんですよね。

彼ら世代では
男だって家事育児するのが当たり前だし
女性だって働いて稼いでいるのが当たり前。
男だから稼がなきゃとか
女の方が稼いでいるのが嫌とか
全くない。

なんだったら
男性でも育休取るのが
権利だと思っている。

男らしさとは
女性だったり家族に寄り添うこと
一緒に相談してサポートしていくこと
みたいに考えている人が多いと感じました。


アラフィフ世代のジェンダーギャップ

一方で、僕よりも上の世代では
もっとゴリゴリの男らしさをイメージしているように思います。
TOKIOの長瀬とか
RIZEの金子ノブアキとか
男臭い男がカッコいいみたいな。

そしてアラフィフ世代は
結構亭主関白に憧れを抱いていて
本当は強い旦那になりたいけど
この世代の女性はとても強いから
最終的には尻に敷かれる。

我が家も妻が強いので
よくわかります。
家事育児は女の仕事だと言われて
育ってきたので
大人になって家事育児をやることへの
抵抗感も強いのです。
でも妻が強いからイヤイヤでも
やらざるを得ないという状況。

やるのが当たり前
と考えている20代30代との差は大きいですよね。

男らしさを求める社会の正体

それでも社会に出れば
男らしさを求められます。
それはやはり主には
経済力で計られているかもしれません。
婚活でも年収は重要な指標ですからね。

今の社会を運営しているのは
50代60代。
バリバリバブル世代もしくは
バブルの残り香を味わった世代。
当時の男らしさと
今求めらている男らしさは
全然違うのですが、
メディアにしろ
法律を作る政治家にしろ
圧力をかけることのできる側が
こういうのが男ですよとか
こうしないと男じゃないみたいな
価値観を求めることによって
正義化しているように思います。

だから狭間の世代である
僕ら40代は
苦しいのです。
上の世代の言う男らしさに憧れもあるし
下の世代の考え方が羨ましいとも思う。
やっぱり、つらいはつらいんです。
僕たちは。


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