見出し画像

すでにあるものを活かす

今日は日頃意識している”ものの見方”についてお話します。

「あるものを見るんですよ〜」と講座で話してたら、受講生さんが「そっか!あるものを見るってこういうことなんですね!」目をキラキラさせていました。


自己啓発や心の学びをしていると「あるものを見ましょう」「感謝しましょう」とよく聞く話ですよね。

空気がある、雨風しのげる家がある、ご飯が食べられる…確かにそうです。感謝ですね。でも普段あまり気にかけないのが正直なところ。


逆に!ない方にフォーカスしてみると出るわ出るわ。不足不満のオンパレード😂

お金がない!時間がない!は「ないない界」の最強ツートップ。他にはこんな”ないない事例”はいかがでしょう。

出勤の支度中に「間に合わない!」とか、出社してからはこの仕事「できない!」だってこれ「知らない!」し、そもそも「教えてもらってない!」とか。

人と話してて「わかってもらえない!」と思うことないですか?自分の正当性をなんとかアピールして防衛しようとする。

秒速でこれらの思考が頭を駆け抜けたり、無意識に頭の中を充満してたりします。

人間は生き抜くために、不足感のほうを感じやすく出来てるものなんです。それが普通。意識して”ある”を感じないとすぐに不足側へ寄ってしまうんですね。そうなると不足の視点で見て不足の事象を受け取れるという、ないないループの出来上がりです。


あるものを見ましょうというと「足るを知るということ?」と感じる人もいるかもしれません。

実際にその言葉を口にしてみたらどう感じますか?

「足るを知る」

…なんだか我慢、苦行感が否めない😂

滝行苦行はお坊さんにお任せして、不足感を埋めたい私たちは”今すでにあるものを活かす”ことに意識を向けてみましょう。

”活かす”ということがポイントです。
《活かす=生き生きとさせる》


生き生きとさせるためには、先ほどの例でいうと

  • 空気がある
    →めいっぱい深呼吸をする

  • 雨風しのげる家がある
    →そのお家をピカピカに掃除する

  • ご飯が食べられる
    →ながら食べをせずに心底味わう

といった感じです。

自分自身の身体も”ある”ですね。身体を活かすとは、心地良い感覚を与えてあげるなどです。肌触りの良いブランケットで寝るとか、やりたい動きを自由にさせてあげるとか。

顔であればお化粧も生き生きさせること。自分が可愛いと思ってやってるメイクと顔を活かしきるメイクは違うこともありますが、まずは自分が心地良いと思うメイクをするのが一番です。チャームポイントが生きるメイクを心がけたいです。


こうやって考えると実は自分には”ある”が溢れてることに気がつくでしょう。「あるものを見るってこういうことだったんですね!」とハッとするタイミングがやってきます。

「わかってもらえない!」「できない!」「知らない!」「教えてもらってない!」というないない思考があまりに他責であったことに気付きます。

全ては自責で、”ある”から見るのか”ない”から見るのかだけなんです。


今、自分の”あるもの”を書き出してみましょう。そしてその横にどうやって活かすかをアイディアを書いてみましょう。

どんどん書き出すことが大事です。やるやらないは別として、頭の中の言葉を出す。そうすることで実は持っていたリソースを活用するという人生を創造する力がついてきます。


不足感から満たされ感へ。

満たされた人生を一緒に歩いていきましょう😊


ではでは、また!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?