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心の病気になる確率は50%!?ためになる雑学・心理学 vol4


皆さんこんにちは。知識の森です。

本日も皆さんの人生のタメになる情報を発信していきたいと思います。
それではいきましょう!


1.生涯で心の病気になる確率は50%


心の病気、いやゆるうつ病などは、一部の人が患う病気であると認識
されている方も多いと思いますが、どうやら現代社会においては、
そうでもないようです。

ハーバード大学のロナルド・ケスラーの推定によると、生涯で心の病気に
かかる確率は、なんと50%。2人に1人は精神科にお世話になるそうです。

そして、性別によっても、精神病の内容に違いが見られるそうです。

男性→うつ病、アルコール依存症、対人不安
女性→感情障害、不安障害

何がともあれ、男女共に2人に1人は精神に異常をきたした経験があるというのは、かなりショッキングな事実であり、到底無視できるものでも
ございません。

このような事実から、個人的には心の病気に対する認識を改める必要性があると考えております。具体的に言えば、

  • 精神病を非日常的なものとして捉えない

  • メンタルクリニックに行くことを躊躇わない

  • 周りは全力でサポートする

などが挙げられると思います。
現代社会において、心の病気は誰にでも起きます。熱が出れば病院に
行くように、「最近メンタルがしんどい」と感じたら、すぐにメンタルクリニックに行きましょう。

そして、周りの人達も、それを受け入れて支えてあげましょう。
インフルエンザを患ったら会社や学校を休む必要性があり、それを
疑問に感じている人はおそらくいないと思います。

メンタル系の病気も同様です。日常的な生活を送れないという観点から見れば、インフルエンザなどと何も変わらないため、無条件で休みを得る権利があると個人的には考えております。

きちんとした対応をすれば、メンタル系の病気は完治する事が多いです。
私も過去に精神病を患いましたが、周りの方が親切な対応をしてくれたおかげで、現在では何も問題なく復帰する事ができています。

2人に1人がメンタルを悪くするという事実が現代社会の異常性を物語っておりますが、このような世界ができあがってしまった以上、周りの人達と手を取り合うしかありません。


皆さんには、出来れば私のようになって欲しくはないですが、もしそうなってしまった場合は、私のようになって欲しいです。

とにかく、我慢しても何も良い事はない。これだけはこれからの人生で
意識して下さい。


今日はこの辺りで終わりにします。最後まで読んで下さり、
ありがとうございました。



参考文献
内藤誼人、『心理学BEST100』、総合法令出版、2021

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