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後悔しないお一人さまの【終活】。死後事務委任について。

(写真は鳥取砂丘)。


私の死後を託せる人がいない。

 夫を看取ったあと、私一人になってしまった。

   身寄りはあるけど迷惑はかけたくない。


いわゆる『おひとり様』の終活は、子どもや家族などの継承者がいる人に比べて考えなければならないことが少しばかり多いものです。

今日は死後、行わなければならない事の一つ【死後事務委任】についてご紹介しましょう。

1,死後事務委任(契約)とは?

文字通り死後の手続きです。実は亡くなられた後って沢山の手続きがある訳で、私達葬儀屋さんが49日を終えたご家族様と雑談すると、ほとんどのご遺族様が「死後の手続きって大変ですね・・・疲れました。」とのお声が。

内容を超要約するとこんな感じです。

①葬儀の執行から死後の供養。

②銀行の通帳解約・電気・ガス代などの清算のお手続き。

③市役所等行政機関の手続き


となります。聞いただけで面倒でしょう?笑『死後事務委任契約』をすると、これらのことを全て家族に成り代わり、代行してくれます。

2,誰に頼むのか?


はい、私の葬儀社では既にこのような「お一人様の終活プラン」を取り扱っておりますので窓口になっており、行政書士・司法書士などと連携してサービスを提供しております。士業の方も単体でこのサービスを提供しておられます。


3,報酬に関しては?

気になる費用ですが、これはその方が持つ資産や家族構成・死後代行を依頼する内容により大きく変動します。要するに代行する内容が増えると金額も沢山かかるという事になります。


4,死後事務委任を上手に活用するには。

終活を考える年齢によるでしょうから一概には言えませんが、私的には

【全てをシンプルに。】です。

例えば、

「銀行の預金残高が1,000万円以内ならば複数の金融機関の通帳ではなく一つにまとめておく」 

「不要なクレジットカードは解約しておく。」

死後事務委任で遺言の執行もお願いする場合にはその内容をシンプルにしておくことで費用も軽減されると思います。


後悔のない人生の為に、【終活】をひとつのきっかけにしてみましょう。

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今日もご拝読いただき、ありがとうございました。

もしもよろしければ皆さまのサポートを頂けたらとてもありがたいです。