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あの頃の私の世界は、魔法でいっぱいだった、、、<企画参加>withたまごまるさん

こんにちは!今日は、またまた<企画参加>しますよ〜!
参加する企画はこれだ〜〜〜⇩楽しそう!見るからに楽しそう!

それでは、、、早速いってみよ〜〜〜🙌

『あの頃の私の世界は、魔法でいっぱいだった』#たまごまると舟を編む

久々に実家に帰省したこの夏、私は自分の部屋を、隅々まで掃除した。

世はコロナ禍で、外出制限や自粛が続いている。その結果、私はやることがない、、、外出を躊躇っている。それ故、せっかく帰省しても、予定が全くないのだ。

暇すぎる、、、せっかくだから、暇つぶしに、掃除でもするか。

そんな気持ちで、実家の部屋を掃除し、断捨離し始めた矢先だった。

「あれ、、、なんだ、これ?」

ふと目に止まった、古い日記帳。随分前に書いた日記だ。おそらく小学生くらいの頃だろう。日記の表紙には、4年○組と、当時通っていた小学校の名前があった。

この日記を紐解くのは、ちょっと恥ずかしい。当時の自分が、何を思い考えていたのか、、、そんなことは、すっかり忘れてしまった今、それに向き合うなんて、とても照れ臭い。

でも、これも何かのご縁かもしれない。だから、せっかくなので、この日記を読んでみようと思う。

<夏休みの日記>

今日は、お兄ちゃんと一緒に、外に遊びに行きました。とても暑い日で、外に出掛けたくはなかったけれど、大好きなお兄ちゃんが「一緒に行こう」と言ってくれたので、一緒に行きたくなりました。お兄ちゃんの一声は、まるで、魔法使いみたいです。
お兄ちゃんと私は、外が暑いので、今日は『科学会館』という場所に行くことに決めました。そこは、私たちの家から、電車に乗って30分くらいのところです。
お兄ちゃんと電車に乗って、一緒にお出かけしました。行く途中に、お店に入って、お兄ちゃんが私に、飲み物を買ってくれました。
『今日は暑いから、これ飲んで!』そう言って、お兄ちゃんは私に、大好きなジュースを買ってくれました。
「お兄ちゃんありがとう!」私は嬉しくなりました。でも、私は、外はとても暑くて、「本当は冷たいシャーベットが食べたいな」と思ったけれど、お兄ちゃんにそれを言えませんでした。お兄ちゃんを、ガッカリさせたくなかったからです。
電車に揺られてゴトゴト30分、ようやく科学会館に着きました。
そこでは、知らないお兄さんたちが、みんなでワイワイガヤガヤ実験をやって、みんなに見せているみたいでした。
「何かが始まるのかな、、、」と思っていたら、ちょうど『科学実験のショー』が始まるみたいでした。
科学会館のお兄さんたちが、一生懸命何かを話していました。なんだか、このショーに出てくれるお客さんを、探しているみたいでした。
「そこの緑色の服を着たお嬢ちゃん、、、前に出て、僕たちのショーに参加しませんか?」
いきなり、お兄さんの一人(メガネのお兄さん)から、そう言われた私は、とても恥ずかしくなって、下を向きました。
そうしていたら、お兄ちゃんが、
「一緒にショーに出ようよ」と言ってくれたので、私はドキドキしながら、みんなの前に出ていきました。そして、頑張って、メガネのお兄さんに言われた通りのことをやってみました。
まず、用意したものは、オレンジジュースとドライアイス。
私は、メガネのお兄さんに言われた通りに、手袋をはめて、ドライアイスを機械で粉々にして、コップに移しました。
『そこに、今からオレンジジュースを入れるからね!』と、メガネのお兄さんが言いました。「そしたら、、、、どうなるの?」私は不思議でした。
『魔法がかかるんだ!!!オレンジジュースは、シャーベットになるよ!今日は暑い日だから、ぴったりだと思わない?』
そう言って笑いながら、お兄さんは、ゆっくりとオレンジジュースを、私が持っていた紙コップに注ぎました。
『さぁさぁ、、、魔法がかかるよ!!!ジュースがシャーベットに変身だ!』そう言われて紙コップの中を見たら、オレンジジュースは、オレンジシャーベットになっていました。
「すごい!!!私はちょうど、冷たいシャーベットが食べたかったの!うれしい!」
『お嬢ちゃん、これ全部あげるよ!ショーに参加してくれたお礼にね!お兄ちゃんと一緒に食べてね。外は暑いから、気をつけて帰るんだよ』
このメガネのお兄さんも、魔法使いだ!
どうして、私がアイス食べたいって分かったの?
私が心のなかでお願いしたら、誰かが、そのお願いを、魔法使いさんに届けてくれるの?
やっぱり世界は、魔法でいっぱいなんだ、と思いました。

🌻〜日記はここで終わっていた〜🌻

なんとまぁ、随分とかわいらしい日記だな。でも、あの時は本当に、嬉しかった。ショーに出られてワクワクしたし、おまけに、シャーベットを食べられるなんて、本当にラッキーだと思ったな。
そして、何より科学会館の、あの「眼鏡のお兄さんたち」の熱意に惹かれて、私は科学の面白さに興味を持ったんだっけ。。。そんな気持ちを思い出した。「初心忘るべからず」というけれど、、、こんな初々しい気持ち、最近ではすっかり忘れてしまった。

そうだ!せっかくだから、この気持ちを思い出した記念に、この昔の日記を、今の大人になった自分が、大人っぽい文章で再編集してみたら、どうなるだろうか?
辞書とか引いてみて言葉を変換して、ちょっとカッコつけて編集してみようか!

おもしろそうだ!昔の私にあてて、手紙を書くような、そんなワクワクする気持ちで、やってみようと思う。

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🌻🌻🌻再編集作業中🌻🌻🌻

<夏季休暇中の私の、ある1日の記録>

今日、兄と一緒に、外出した。猛暑で、外に出かけることを躊躇ったが、大好きな兄が一緒に出かけようと誘ってくれたので、一緒に出かけることにした。兄の一言は、まるで、人間の力を超えた不思気な魔力を使う者みたいだった。その一言を言われると、たちまち私は、断ることができなくなるのだ。

兄と私は、外が猛暑のため、今日は『科学会館』という場所に行くことにした。そこは、我々の家から、電車に乗って30分程の場所だ。

兄と電車に乗って、一緒に出掛けた。道中、店に立ち寄り、兄が私に、飲み物を買ってくれた。

『今日は暑くなりそうだから、これ飲んで!』そう言って兄は、私好みのジュースを買ってくれた。

『お兄ちゃん、ありがとう!』私は嬉しくなった。でも、本当は、私は外はとても暑いため、シャーベットが食べたいと思っていた。だが、兄にそう伝えることができなかった。兄を失望させたくなかったからだ。

電車に揺られ、30分程経過し、ようやく科学会館に到着した。

そこでは、見知らぬスタッフのお兄さんたちが、皆賑やかに騒ぎながら、実験をし、それを来場者に見せているみたいだった。

「一体何が始まるのだろう」と思っていた矢先に、『科学実験ショー』が始まるみたいだった。

科学会館のお兄さんたちが、命がけで物事をする様子で、何かを話していた。どうやら、このショーに出演協力してくれるお客さんを、見つけ出そうとしているみたいだった。

『そこの緑色の服を着たお嬢ちゃん、、、前に出て、僕たちのショーに参加しませんか?』

突然、お兄さんの一人(眼鏡をかけたお兄さん)から、そう言われた私は、人前に出るのが照れ臭くなり、下を向いた。

そうしていたら、兄が、「一緒にショーに出ようよ」と言ってくれたので、私は緊張しながら、群衆の前に進み出た。そして、勇気を振り絞り、眼鏡のお兄さんの指示に従い、行動した。

最初に用意したものは、オレンジジュースとドライアイス。

私は眼鏡のお兄さんの指示通り、手袋をはめ、ドライアイスを専用機器で粉砕し、それをコップへ移した。

「そこに今から、オレンジジュース を入れるからね」と、眼鏡のお兄さんが言った。

「そしたら、、、どうなるの?」私はどう考えても、よくわからない面持ちだった。

『魔法がかかるんだ!オレンジジュースは、シャーベットになるよ!今日は暑い日だから、ぴったりだと思わない?』

そう言って笑いながら、お兄さんは、オレンジジュース を、私が持っていた紙コップへ、慎重に慎重に注いだ。

『さぁさぁ、、、摩訶不思議な力がかかるよ!オレンジジュース がシャーベットに変身だ!』

そう言われて紙コップの中を覗いたら、オレンジジュースはオレンジシャーベットになっていた。

「すごい!!!私はちょうど冷たいシャーベットが食べたかったの!嬉しい」

『お嬢ちゃん、これ全部あげるよ!ショーに参加してくれた、お礼にね!お兄ちゃんと一緒に食べてね。外は暑いから、注意して帰るんだよ』

〜おっと!ここで集中力が尽きた。再編集と変換中断!!!〜

はぁ、、、もう少しで再編集が終わるという時に、最後の一文が目に止まった。

『やっぱり世界は魔法でいっぱいなんだと思いました』(棒読み)さぁ、これを一体どう変換すべきか、、、。

もう、何なら、いっそのこと削除しようか、、、。

正直言って、ロコナ禍の今は、とても、そんな気分にはなれないし、そんな昔の気持ちなんて、もう忘れてしまったし。だから、この一文を変換することができない。

全く共感できないこの一文を、どう変換すれば良いのやら。。。

でも、待てよ。あのお兄さんたちがきっかけで、私は科学の道を志した。そして、その出会いのきっかけをつくってくれたのは、紛れもなく私の兄だった。あの時、兄がいなければ、きっと今の私はいないかもしれない。科学会館へ連れて行ってくれた兄、そして、科学への面白さを教えてくれた、科学会館のお兄さんたち。

理系で科学に情熱を傾けた私の人生、、、順風満帆とは言えなかったかもしれないが、その経験や知識は、明らかに、今の私の財産だと思っている。

やっぱり、兄も、科学会館で出会ったお兄さんたちも、魔法使いだったのだろうか?

〜〜〜〜〜〜よし!!!もう一度、変換中〜〜〜〜〜〜

この眼鏡のお兄さんも、きっと魔法使いに違いない。

なぜ私がアイスが食べたいと分かったのだろうか?

私が心の中で、願えば、誰かがその願いを、摩訶不思議な力を持つ人へと、届けてくれるのだろうか?

やっぱり、世界は、魔法でいっぱいなんだと思いました。

※注釈)この最後の一文は、どうしても上手く変換できなかった。だからあえて変換せずに、昔の自分の文章をそのまま用いた。だって、幼い私の方が、よほど物事の本質を的確に表現していると思って、私自身が感服してしまったのだもの!!!

〜おわり〜

参考:変換ワードはこちらでした♪

・魔法使い
・好き
・探す
・恥ずかしい
・不思議
・ロコナ禍(⇨コロナ禍!笑)

そして、実は「この記事のタイトル」こそ、「最後の一文を、今の自分が変換したものだ」という設定なんですよ♪(気付いてくれたお方、いますか?✨)フィクションですが。笑

最後まで読んでくれて、ありがとうございました😆


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