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【集中力0のデザイナーが、ものづくりを継続できているコツ】

数ある記事の中から目を止めて頂き、ありがとうございます。
Liall.のshibutyaです。

今回は「モチベーションシリーズ」に引き続き、哲学的な部分にフォーカスしてみたいと思います。唐突ですが、みなさん「継続」は得意でしょうか?

私は「苦手」です。ついついあれこれ手を出してしまいがちですし、集中力がとても高い訳ではありません。何かデザインのお仕事をしていても、「あの書類提出したかな」「あの返事したかな」「今日の晩御飯どうしようかな」とあれこれ考えてしまいます。その度、「いや集中しないと!」となる訳です。苦手なことだと尚更です、秒で集中力が切れます。

そんな飽き性の私が「デザイナーとしてどのようにものづくりを継続をしてきたか」をお話ししたいと思います。
(今日は割と文字多めの真面目記事でお送りします。)


メンバーの「モチベーションを爆上げする記事」もぜひご覧下さいませ!



1.一定期間取り組んで、合わなければ止める

まず初めに、以前までの私は「苦手なことにチャレンジする」ということをメインに行なってきました。例えば学生の頃、理数系の科目が苦手で数II・Bの授業では、毎回先生が「ちょっとなに言ってるか分からない」状態でした。(理解できる方は本当に今でも尊敬しています)元々文系脳のため数学的思考や論理的思考が苦手なことを自覚していたため、放課後に残って先生に教えて頂いたり、友達に聞いて回ったり、とにかく改善するようにつとめました。みんなの助けのおかげで最終的にはある程度まで理解できましたが、最後まで「楽しい」と感じたことはありませんでした。

こんな感じで次にぶち当たったのは「webデザイン」です。当時は資格取得のため、夏休みの期間を利用し勉強しましたが、コーディングに苦手意識が強く、モチベーションが上がらず結局試験に落ち、「挫折」しました。それから数年後、職業訓練でもう一度チャンスを頂き、再勉強しました。この頃は以前に比べてコーディング含め、webデザイン自体を楽しいと感じることができましたが、今でもコーディングは「苦手」です。

職業訓練校卒業後、自分がもう一度社会人として生きていく上で「どのように生きていこうか」と考えた際に「時間」というキーワードが浮かびました。「苦手なことにチャレンジする」ことはもちろん素晴らしいことだけど、その「時間」を得意なこと・モチベーションが高いことに充てた方が「効率が良いのではないか」と。
極端な例にはなりますが「自分の時間を誰かの役に立てたい」と感じたんですよね。「苦手なことにずっと時間を費やすこと」を自己研鑽の時間と考えることができなかった私は、「人のために自分のできることや時間を注ぐ」ことに決めました。

そこで私が取り組み続けているのは「3週間続けてみて合わなければ止める」です。学校や仕事を3週間で止めるということは賛否両論あるかと思いますが、私はその判断は正しいと思っています。

だいぶマイルドにお伝えすると、私は世間一般に言われている「ブラック企業」でしかお仕事をしたことがありません。参考までにある会社で3ヵ月で得たものは「ストレス性胃腸炎」「突発性難聴」「人間不信」でした。
もちろん、デザイナーとして学べることが沢山あったのは事実です。ですが得るものと引き換えに失ったものも多かったように思います。3日…、3分で辞めるべきだったと本当に後悔しました。

そんな時期も乗り越え、今までの人生を振り返った上で、「自分がやるべきこと」や「自分がいるべき場所」がはっきりと見えてきましたし、「何に時間を使うべきか」ということが分かるようになってきました。
ぜひちょっと思考を変えて考えてみて下さいね!

2.実力を試すことができる環境に身を置く

小さい頃は賞を受賞することに喜びを感じていました。
市の美術展で入賞されたり、県で表彰されたり、大勢の前でプレゼンを行う代表に選ばれたり。「誰かに選ばれる」ことに喜びを感じていました。表彰状を一枚一枚部屋に飾っていくことが楽しみだったと言っても過言ではありません。(一時期飾りすぎて、部屋が埋まっていました笑)あと図書カードを沢山もらえるのが嬉しかったですね!
みなさんも「テストの点数であの子に勝ちたい!」「仕事でこんな成績を残したい!」など様々目標があると思います。

「誰かに選んでもらう」そのためには、「競争」に勝たなければいけません。
その指標としてわかりやすいのが「ランク付け」です。「全国模擬テスト」や「営業成績」などがわかりやすいですね。
ではデザイナーって誰と競争するの?という話になります。

ある人にお話を伺った際は「自分」と答えられていました。
「昨日の自分より今日の自分が納得できる、誰かに認めてもらえるデザインをする。そのようにして、日々競争している。」という言葉が印象に残っています。
一番わかりやすいのは「コンペ」かなと思います。
例えば、「クラウドワークス」や「Lancers」 など様々まクラウドソーシングサービスがありますが、ここに応募して選ばれるには「いかにお客様の意図・表現したいことを読み取れるか」というところが大事になってきます。大勢の中から「選ばれないといけない」訳です。

「選ばれる」というのはとても大変です。どれだけ良いものができた!と思っていても別の作品が選ばれることは山ほどあります。そこで「私の作品の方が良いのに」と思うのではなく、「なぜこの作品が選ばれたのか」を考えるようにしています。(もちろんめちゃくちゃ悔しいですが!笑)「良いデザインは盗むもの」です。(丸パクリはだめですが笑)一つ一つそこを突き詰めることで、より質の高いものができるのではないかと思います。


3.自分なりの「モチベーション」を見つける

「なぜ働くのですか?」と聞かれると、私は「自分のデザインで人を幸せにしたいため。自分の憧れの人と仕事をするチャンスを掴みたいため。」と答えます。みなさんはこの質問にどのように答えますか?(みなさんの答えがすごく気になります!)

今まで割と沢山の人に聞いてきましたが、おおよそこんな答えが得られました!

家族を養うため
知らない誰かを幸せにしたいため
自分の好きな場所で、好きな人と一緒に過ごしたいため
お金持ちになって、女性にモテたいため
自分が幸せになるため

ここには記載できないトンがった答えもありましたが、おおよそこんな感じでした。
もちろん各々の答えが合って当然なので、どれが正解不正解というものはありません。

よく私は、「憧れの人と仕事したいって例えば誰?」と聞かれます。
その際は割と正直にこう答えてます。


新海誠監督(「君の名は。」などで有名な監督さん)

菱田正和監督(「プリティーリズムシリーズ」で有名な監督さん。応援上映を本格的に認知させたのも、おそらくこの映画から。)
king of prismでの応援上映会はこちらの記事がめちゃくちゃ面白かったのでぜひ。


大抵こういうと「これからどうやって接点持つのw」と言われてしまう訳です。
確かに現時点では何の接点もありませんし、友達づたいなんてことも、もちろん不可能です。(もしいらっしゃったらぜひ教えて下さい笑)

でもやはり「この方々の頭の中を知りたい。どういう考え方を持って日々仕事を行なっているのか、またどのような生活を送っているのかを知りたい。」という気持ちが強いわけです。マインドを知りたいという感じですね。

少しずつ歩いていけばいつの間にか目の前に憧れの人が…!なんてこともあるかもしれません。「言葉にすると、そのことが実現する」なんていうじゃないですか!そんな日を楽しみにしながら、今日も地道に「ものづくり」に励んでいます。


4.憧れの人を目指しながら、憧れの人になる!

…なんて大きな目標を最後に掲げてしまいましたが、目標の実現に向けて取り組むことはモチベーションの維持に繋がりますし、何より日々楽しく仕事ができます。
いつどこでチャンスが巡ってくるかなんて誰にもわかりませんからね!
いざチャンスが巡って来た時に思う存分、力を発揮できる、そんな状態にしておきたいです。

それぞれの人生の目標に向かって、やってやろうじゃありませんか!

記/shibutya


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