人生は短い。後悔ばかりしていられない。
「あっ、ああ〜」
その場面を見て私は叫んだ。
オリンピック男子4×100mリレーのバトンミスの瞬間だ。
無関係な私でも昂る感情を抑えられないのに、当の4選手の気持ちはいかばかりか。
攻めのバトンだったという。
予選の安全バトンでは金メダルに届かない。
トップスピードでバトンを受け渡すことを選んだ。
100mを9秒台で走るなんてものすごい速さだ。
そんな記録を持つメンバー達が選んだ攻めのバトン。
それに賭けていたんだよね。
ど素人の私に試合後の分析はできない。
だけど感じたことは、そんな世界レベルのプロ達にも失敗が訪れると言うことだ。
誰にでも失敗はつきもの。
それからどう立ち上がるか。
どんなことを考え、どんなことを実行していくのか。
なかなか難しいと思う。
自分を責めて泣いたり凹んだりして時が過ぎていく。
クヨクヨと後悔はするけど次に繋がるような考えに至らない。
人間ってそんな立派じゃないんだよね。
人生において、失敗とか失言とか本当にたくさん辛いことを経験し後悔をする。
同じチャンスがやってくるとは限らない。
むしろ、やってこない方が多い。
だから(しょうがない)で終わってしまう。
だけど同じことで後悔しないように失敗の都度、考えを改めてみたり手法を変えてみたりしようと思う。
人生は短い。
後悔ばかりしていられない。
失敗しても次に繋いでいける自分でありたい。
☆最後まで読んで頂きありがとうございました。