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これからどうなる?噂の「ウッドショック」が建築業界におよぼす影響とは

こんにちは。長野県茅野市の工務店エルハウスです。

連日、ウッドショックの話題が耐えない業界ですが、
ここ数日、ことの重大化からか、
TVの番組でも話題を取り上げるようになりました。

ウッドショックで、最も懸念することは、
材料の調達なのかもしれませんが、
それはさほど、深刻にならなくてもいいのです。
 
構造木材が、国内から消えることは決してありません。
冷静に考えても「材木ゼロ」となった場合
ハウスメーカー・工務店9割の会社が倒産します。

 
残るのは、軽量鉄骨、RCを手がける建築会社だけです。
そのようになる可能性は、極めて低いからです。

これから家を建てようと思っている方への影響

もっとも懸念することは、
住宅への建築費が高騰すること=1棟あたりの売値が上がることです。
 
デフレを続けていきた住宅業界も、
デフレ時代が終わってしまうこと。

 
これから家を建てようと思っている方には、
明らかに以前と比べて
負担が増えることは間違いありません。

 
木材価格がこの3ヶ月で1.5倍になっています。
アメリカでは、この1年で木材の価格が
4倍になったそうです。

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木材の価格推移

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当然ながら、どこの建築会社も
国内の材木に目を向けるのですが、
 
今までの需要の落ち込みから、
山が荒れ果てところが多く、
伐採をするのですが、
 
・伐採をした木を山から降ろす作業員不足
・財政不足 から
 
思うように進まないということです。
 
また、輸入材木に頼り切ってきたことから、
丸太から製品に加工する、街の製材所の多くが
廃業されており
 
数少ない製材所は、いま、
裁ききれないほどの仕事を抱えこみ、
供給するのに時間がかかりすぎるそうです。

 
このような中、契約上の価格は
今までと同じに据え置き、
工事着手時の動向に応じて価格を改定、見直す
という契約をするようですが
 
実際、天井が見えないような曖昧な価格では、
多くの方は、資金計画からの家づくり、総額予算で決めるはずです。
不透明な価格もいかがなものでしょうか。
 
エルハウスでは、7月から
段階的に売価を上げることを決めました。
 
過去、材木の高騰は何度もあった中で、
元の価格に戻ることは皆無でした。
戻っても僅かばかり。
 
仮に、現在の価格に落ち着いたとしても
既に過去の売価設定からの材木価格を
大きく上回っているからです。
 
夏以降、材木供給は戻るはずですが、
高い水準のまま推移するという予想ができます。

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★エルハウスは、長野県茅野市、諏訪市、岡谷市、下諏訪町、原村、富士見町、松本市、安曇野市、大町市、塩尻市、辰野町、朝日村、山形村などで、新築の注文住宅とリフォームのご相談を受けている地域密着の工務店です。

【お問い合わせ先】
株式会社エルハウス
team@lhouse.co.jp

(本社)〒391-0013 長野県茅野市宮川1387-9 A-Iビル2F
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(松本支社)
〒399-0701 長野県塩尻市広丘吉田3322 リファインドナカムラ1F101号
TEL: 0263-85-4330

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