登山中に、具合が悪くなった見知らぬ女性を助けたらこうなった
こんにちは。長野県茅野市の工務店エルハウスです。
今日の執筆者はこの人です!
「信念」はありますか。瞬時の判断を、迫られた時に行動を起こすことで、予想外の結果が待っています。
中央アルプス、駒ヶ岳登山の帰路中に、高山病?だと思いますが、しゃがりこんでいる女性2人組に出くわしました。
麓から千畳敷カールまでは、ロープウェイにて上がりますので、下山する時間が限られます。
この2人組の方とは、馬の背コース ロープウェイ駅から、3時間あまりはなれた辺りを周遊するコースで、抜きつ抜かれずという感じで同じコースを回っていました。
戻りの途中、休憩をとっている姿を見かけ、私の方が体力的に衰えているので、挨拶を交わし、私はぼちぼちと下山に向かいます。下山といってもほぼ登りです。 終盤の登りは、脚に疲労を感じます、ゆっくり、ゆっくりと。
2人組の1人がしゃがみこんでいます
時折振り返り、2人組の動向を見て「あーやはり若いね、早いや」と、追いついて来るようなペースで登ってくる姿を確認しました。
あと、500m位で登りを終わろうとしている時に、振り返ると、2人組の1人がしゃがみ混んでいます。最初は休憩か?と思ったのですが、一人だけ登ってきます。これを見て「何かが起きたの?」とよぎりました。
2人を助けると、ロープウェイ最終時間に間に合わない
ただ、この2人を助けるとなると、下山の時間(ロープウェイ最終時間)に間に合いません。さあ、どうする?と色々考えます。
見て見ぬふりで、私も下山はしたいし。後に、この2人が遭難したことになったら、知っていた私のとった行動はどうなの。と自問自答の時間が3分ほど。。
出した答えは・・・
今夜、この2人と一緒に山小屋に泊まり、明日朝、下山と覚悟を決め、登ってきたコースを戻りました。
動ける一人と連絡先を交換し、私が山小屋へ救助要請に登り、動ける一人は付き添いで戻ることを指示をして、行動に移した直後、体調が悪い方が、立ち上がってきました。
ゆっくり歩き始めたことから、もう少し、とにかく、山小屋まで歩いていこう、何度も休んでも大丈夫と声をかけながら、登り続けました。ようやく、山小屋まで。
天は味方した・・・
その山小屋は、想像していた山小屋ではなく、より下山ルートに近い山小屋でした。「もしかして、最終時間に間に合うかも」ということで3人で向かいます。
ダメなら、ロープウェイ駅で一晩明かすこともできるので。。ということで、ゆっくと歩きます。会話をしながら、歩くことで、随分、体調も戻ってきたようです。
どうにか、最終10分前に到着。
お互いに、安堵の笑顔 です。
「今日は本当にありがとうございました。途中〇〇が動かなかった時、自分一人じゃどうして良いのかわからなっかたので、戻ってきてくれてすっごく心強かったです。多分〇〇も じゅんさんがいたから頑張れたんだと思います」
登山は何が起きるのかわからない。起きた時には想定範囲とする、周囲の状況から慌てない。冷静に行動をすることですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。よかったら「スキ」も押してくれると嬉しいです🎶
★エルハウスは、長野県茅野市、諏訪市、岡谷市、下諏訪町、原村、富士見町、松本市、安曇野市、大町市、塩尻市、辰野町、朝日村、山形村などで、新築の注文住宅とリフォームのご相談を受けている地域密着の工務店です。
【お問い合わせ先】
株式会社エルハウス
team@lhouse.co.jp
(本社)〒391-0013 長野県茅野市宮川1387-9 A-Iビル2F
TEL: 0266-71-2410
(松本支社)
〒399-0701 長野県塩尻市広丘吉田3322 リファインドナカムラ1F101号
TEL: 0263-85-4330
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?