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全身のスピリチャルが痛いところの手術


心臓は全身に血を巡らしてくれます。
毛細血管は、どんなところを傷つけても血が出るように、隅々まで巡らしてくれます。
心臓から送り出された血は、全身を回って心臓へと戻ってきます。

今や当たり前の話ですが、200年前までは違いました。
瀉血(しゃけつ)という、体の不調の部分の血を抜く医療でした。
「熱が出れば瀉血」「下痢をしても瀉血」「せきが出ても瀉血」といった感じで、患者が貧血で失神すると効いてるとする乱暴さでした。
悪い気が入り込むとかもあり、悪い意味で体と心が混在してました。
血は全身を巡ることさえわかったのは最近です。
不調の部分の血と、順調な部分の血は別のモノ、と考えられていたのです。


現代の人で腰痛の人は多いです。
腰痛の90%は、痛んでいる箇所に原因はないのです。
腰痛の痛い箇所は結果なのです。なので、椎間板ヘルニアや脊椎狭窄症などの手術が成功しても腰痛は治らないことが多いのです。
原因は、仙腸関節の歪みや、足の裏の強張りや、大腿四頭筋の主導や、頭蓋骨の乗せ方の頚椎1番など多様です。

全身は筋膜で繋がっております
アナトミートレインが、頭の先からつま先まで繋がり、何処かの固まりが別の箇所で痛みとして発症したりします。
足の裏の足底筋の端は、膝の裏です。
足の裏が踝通って膝の裏ですよ!
膝の裏の拘縮を解くと足の裏が楽になったりします。


この様に、問題が問題とは限らないのです。
問題は結果であり、原因ではありません。
全体が繋がって形成されており、問題ばかりを解決しようとしても、再発したり、解決しないことが多いのです。
これは肉体だけではなく、パーソナリティにも当てはまるような気がします。

「いつも俺はお金の問題が起きる」「私は人の意見を聞きすぎちゃう」「こう思っちゃう性格が直ればうまくいくはずなのに」
個別の問題を直そうとしても直らないのは、あくまで結果であり、そこに原因がないのかもしれません。
「お金の問題」を治療しても痛みは変わらない、「意見を聞く」ことの血を抜いても貧血になるだけ、こんな感じかもしれません。

スピリチャルでも深層心理分析でも解決しないのは、そのような問題を見てるだけで、全体の繋がりが見えてないのかもしれません。
問題は結果です。あそこに原因があります。
どこが原因か知りたいですか?
ここからは保険適用外診療となります。

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