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為替と通貨の意図と行為



為替の動きは通貨発行量で決まります。
国力とか政治とか金利とか経常収支や貿易収支や財政収支の動きでは決まりません。
日経新聞などは、それっぽく解説してるだけです。
それらは結果であり原因ではありません。
だから為替の値は本質ではありません。
それにより、短期の値動きはランダムウォークです。
そして、ある期間において通貨発行量に集結して行きます。
さらに先は、通貨を利用した覇権の綱引きが重要になります。

例えば、ソ連崩壊の1番の原因はドルによると考えます。ソ連のルーブルは共産圏の中でも信用がなくドル決済でした。レーガンのドル兌換停止でソ連は経済崩壊し政権も崩壊しました。

中国はドルの力がわかっているから人民元を決済通貨にしたく、一帯一路で経済圏を画策しました。香港が便利な場所でドル兌換し、都合よく発展しました。
習近平は経済に疎いのか、上海閥を降ろしたいのかで、香港をあんなにしちゃったし、トランプの香港ドル兌換の企てで、中国の成長が崩れ、デジタル人民元も一帯一路も機能不全ですね。

イラク戦争にドイツとフランスが反対したのは、ユーロ決済に動いたからだと私は考えます。

そういえば、かの大英帝国時代に、インドは綿を英国に売ってもポンドを得ました。インドではポンド使えないからロンドンの銀行に預け、ロンドンのシティで資金が回りました。植民地時代200年が終わり資金を確認すると銀行にはありませんでした。消えました。


ここが基軸通貨の作為です。


日本の対外資産も消えるかもしれないですね。


また、暗号資産やデジタル通貨も、今のようなビットコインなどはメインになりません。
肝心要の通貨の覇権を渡すわけないです。
今のFRBとかECBとかがデジタルドルとかデジタルユーロとかになったら話は別ですが、全く気配がないのは、今の時点でデジタルのようなものですから、今の通貨で別のテクノロジー進化で進むような気がします。

そもそも、1番重要な通貨の情報はネットにあるわけありません。ただの「陰謀論」です。
ただ表向きの情報の中に尻尾が出てるから、そこから「陰謀」を推測するしかないのです。
(ロスチャイルドなどの話はいずれするかも。ロスチャイルドに日本の投資アドバイスした人と直接話した事がありますが、表面的なようでした)

ここが重要かもしれません。
支配者の意図と行為の情報はネットにあるわけありません。
ただ表向きの結果の中に滲み出てるから、その状況証拠から仮説実証していくしかないです。
不利なゲームなので、放棄するのも一手です。
もうちょっとだけ考察します。


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