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イジメられている君へ。 どうやめさせるか。


小中高の君が、もしひどいイジメを受け、どうしたらいいかわからなければ、これからの文を読んでみてください。

まず、メモ帳とノートとペンを用意します。
この道具が君を助けてくれます。
メモ帳とペンは常に持ち歩き、何かひどいイジメを受けたら、忘れないうちに細かくメモ帳に書いておきましょう。
そして、家に用意したノートに、その出来事を書いていきましょう。
重要なのは、日時と誰が何をしたかです。
君の感想はほどほどにして、事実だけを記していきましょう。
相手が何を言ったか、君が何を言ったか、このやりとりも大事です。
日時が大事で、時系列で後々役に立ちます。

何か君の物を壊されたり傷つけられたりしたら、スマホなどで傷つけられた様子を写真に撮っておきましょう。
取られそうなものなど予想できることがあれば、あらかじめ写真に撮っておくのも良いです。

お金や物を要求されたら、どのようなセリフだったのか明確に書いておきましょう。

もし、暴力を受けて傷ついたら、すぐに病院に行きましょう。どのようにして傷ついたか説明して、診断書をくださいと言いましょう。
君の親が病院に連れて行きたくなかったら、1人でも病院に行けます。
病院によっては保護者の同意書が必要になりますが、事情を話して中には見てくれるところもあります。
保険証持っていけば、住んでいるところによりますが、小中であればお金がかからないです。診断書をもらえなくても、領収書は取っておきましょう。


君の努力の結果、たくさん証拠が集まったら、信頼できる大人に相談してみましょう。
担任の先生でもいいですが、学校内の信頼できそうな先生でもいいです。
その時メモ帳が役に立ちます。
目の前で見えるようにメモ帳にメモしましょう。
大人は言質を取られると嫌がります。責任が発生するからです。

うやむやにしそうな感じがしたら、警察署に行きましょう。証拠を全部持っていきましょう。
暴行による傷害罪、モノを壊された器物破損罪、金品を要求された強要罪、君は立派な刑法上の被害者です。
君は善良な市民です。公僕としてサービスするのが仕事なので、君に遠慮はいりません。
ただ警察も真面目に取り合わないところがあるでしょう。
目の前で見えるようにメモ帳にメモしましょう。名前を聞いて、発言したことを復唱してメモしましょう。そうするとシブシブ署内で動いてくれます。
動くといっても逮捕に動くわけではありません。校長に電話確認等するでしょう。
これで万全です。これで校長以下、学校内で真剣に取り合ってくれることになりました。
大人は外部圧力に弱いのです。

これでも学校側の対応に不満であれば、あなたが住む場所の教育委員会に相談しましょう。警察にも動いて医療にも動いたら、教育委員会も動かざるを得ません。
ここまで君が動いたら、その全部の証拠を持って、マスコミでも地域に選挙事務所でも、ネタ欲しさに動きます。

どうにも大人が動いてくれなければ、全証拠と大人の対応をネットにupすると脅しましょう。
大人は君のためには積極的に動いてくれませんが、自分の保身のためには積極的に動きます。

君の書いた証拠は、イジメの証拠だけでなく、大人の対応の証拠にもなるのです。


多分、ここまで行かなくても、どこかで解決するでしょう。
イジメをする側は、君の100分の1の真剣度です。面倒なことが起こるのを嫌がります。
君がメモ帳を書く姿を見てれば、やり返したりするのも面倒くさいでしょう。
たいていは、自分の進学や地域での自分のイメージの影響を恐れ、不本意でも止めるでしょう。
もっとひどいイジメであれば、イジメ側は少年法で守られていると勘違いしてます。
傷害罪などであれば、起訴はされなくても、逮捕拘留はあります。面倒臭い事は嫌がります。

暴力もない、壊されてもない、要求もない、言葉や無視などのイジメならば、心療内科に受診するのもいいかもしれません。
その時もノートを見せ、因果関係を明確にし、どのような精神状態なのか、それによってどのように生活に支障が出ているのか、証拠をまとめておきましょう。

そこまでひどくない、クラスになじんだままでいたいならば、ノートに書いておくだけでいいのです。
証拠が役に立つ前に終わったら、それに越した事はありません。

イジメをされて、君がガマンし続ける必要は無いのです。
君が動けば、助けてくれる大人はいます。
10人の大人が助けてくれなくても、11人目の大人が助けてくれるかもしれません。
大人に頼るのでなく、大人を利用して、君が自分で自分を助けるのです。
そのために、メモ帳とノートとペンを使いましょう。

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