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高次元の存在を弁護したい気分

誰かが論評されたとします。
本人が弁明すると言い訳がましくなったり抗弁のトゲが出たりするので、わざわざ自己解説したりしません。
こういう場合は第三者が、こういうことなのではないかと同じ立場で論評するのが筋のような気がします。
なので、私なりの考えを述べたいと思います。


最近、高次元の存在を論評する中で、誤解があるのではないかと思うのです。
高次元の話を私たち地球人が理解しきれないように、高次元の存在も私たち地球人の状況が理解できていない、という考え方です。
地球人と同じ状況になっていない、もしくは物質的な肉体を持つ環境や経験でいない、とされています。

私の言う高次元とは、ほぼアシュタールさんの話です。
なのでアシュタールさんが、私が質問した時に答えてくれた話の中では、物質的の肉体の記憶については、肉体を持ったのが遥か昔なので、もうその感覚がない、という感じでした。
もちろん時間は存在しないから、アカシックレコードの肉体のパラレルの記憶を要素としてあるが、それを顕在化する必要がないという意味だと解釈しました。
なのでアシュタールさんは当然に物質的な肉体を持つ感覚は知っているし、だから地球人の状況は把握した上での話だと思います。むしろ全人類の経験記憶を要素として内在しているから、私たち地球人の個々人以上に把握していると推測します。
乱暴に言えば、高次元は元・人間だと思います。


では私たちは、どうしてそう思ってしまうのか。
大人はみんな、子どもの経験があります。
なのに子どもの気持ちがわからない人がいます。
それは、子どもの時に自分を理解していなかったから。
だから元・子どものクセに、子どもの気持ちがわからないのです。
よって、元・子どもの大人と現役・子どもが互いに理解しあえない、元・部下の上司と現役・部下が互いに理解しあえない、こういうことが起こります。
高次元が私たちを理解していないのではなくて、私たちが自分を理解していないのです

セス君のように、もう一度言います。

私たちが自分を理解していないのです。


自分を理解してないことが、高次元が自分を理解していないと考えることに繋がるのではないかと思います。

日常レベルでよくある現象、あの人は私のこと理解してくれないという嘆き。
多くは、自分を理解していないからです。
自分がどうしていいか迷うことが相手があなたを把握しきれないことに繋がります。
対人だとこうです。
高次元は遥か高いレベルで把握しています。
私たち自身が、自分のことを理解していない、理解していっている過程だから、高次元がこちらの状況を理解していないと考えるのです。


私は、アシュタールさんを崇拝しているわけではありません。
ただ、自分を理解しようとするだけで、高次元を理解する必要もないし、高次元を理解できないから批判する必要もないと感じます。
その自分を理解することに、様々な視点を気付かせてくれるの高次元の存在、つまりアシュタールさんを尊敬して感謝しています。
もちろん、高次元を批判的な視点から考察する考え方もあるでしょう。
ただそれより、自分を理解する方が先のような気がします。
もし自分を理解していると断言していらっしゃる人がいるとしたら、それが本当なら、イエスやブッダを超えた存在です
そういえば、アシュタールさん自身も、自分を理解している過程だと話してくれたことがあると記憶しています。

高次元から自分が納得できる答えだけを求めると、自分自身を理解することから遠ざかり、ウソくさい自称高次元とする3.1次元レベルの存在の方が納得してしまったりする懸念があります。
高次元の答えに納得しないのは、自分を理解している過程にあるから。
納得する答えをくれる存在は、自分と同程度だから。


高次元の話は、私たちの限定された言語体系で宇宙原理を語る難易度高いことで伝えてくれます。
私は、高次元の1の話の中に、100の話が詰まっていると感じます。
人と話してもそうですよね。1の会話の中に、額面の意味と、建前と、本音と、本人にも気づいてない心理と、衝動的な真意など、様々なことが詰まっています。額面通り受け止めても何もわかりません。
私もコメントの中に、表面の意味と隠した真意を詰めますが、それはダイレクトにする無粋さと、わざわざ書きたくない面倒くささと、大人のマナーなどが混在するからです。
ましてや高次元レベルになれば、1の話は、多面的な中の極一部の視点で切り取った話になるわけです。


長々と、高次元の頼まれてもいないインチキ弁護士のように陳述してしまいました。
民事裁判は単なる意見の発表で、優劣を付けるだけではありません。
だから誰かを批判するわけではありません。
民事裁判の決着は判決ではなく和解がいいように、自分を理解するという、それぞれが自分と和解するのがいいように思います。


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