【Q&A】市役所職員は、営業しなくて良い(ノルマがない)って本当ですか?←市役所正規職員の経験から回答します。
学生さんや社会人が、次の進路として市役所の公務員を選択する理由に、営業しなくても良い(ノルマがない)というのがあると聞きます。
実際、市役所は営業しなくても良い(ノルマがない)のか、市役所正規職員の実務経験から回答します。
回答 :市役所職員は、営業しなくても良い(=営業成績やノルマがない)です。
証券や銀行、保険、不動産、自動車ディーラー、広告、その他ITベンチャーなど他の業界と違って、市役所の仕事には営利の営業活動は一切含まれません。そのため、営業成績で他の社員と比較されたり、それによって上司から怒られる事もありません。
基本的に、市役所担当者の仕事は、与えられた担当業務を与えられた期日までにやり切ることと、窓口や電話などで問い合わせがあればそれに回答すること。これが基本です。民間企業との決定的な差はここにあるでしょう。
逆に、営業を受けることは頻繁にあります。名のしれた大手企業から、ベンチャー企業まで色々な会社が、市役所から仕事(案件)を取りたがります。見ていると、市役所の仕事も大変ですが、営業さんの仕事も相当に大変そうに映ります。
ということで、営利営業をしたくない人や、上司から成績でキツく詰められたくない人は、市役所の仕事を選ぶのも有用な選択肢の一つでしょう。
実際に、元営業マンで、市役所に転職してくる人は非常に多いです。その中には、営業をやらずに済むから、という理由で転職してくる人ももちろんいるでしょう。
以上から、営業職が嫌で、市役所に入りたいという人は、それ自体は間違った選択ではないと思います。
結論、市役所職員は、営業しなくても良い(=営業成績やノルマがない)です。
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