「自分のメンタルを自分でケアできるスキルを」LetterＭeセミナー実施レポート
健康経営宣言を掲げ、様々な取組を推進する株式会社ディー・エヌ・エー（以下DeNA）様。そんな同社に設置された、社員の健康サポートを行う専門部署CHO（Chief Health Officer）室と一緒に、「パフォーマンスアップのためのセルフマネジメント」というテーマで、社員様向けにLetterＭeセミナーを開催しました。この記事では、セミナー参加者の感想や、CHO室担当者のセミナー企画にあたる思いを、前後編にまとめお届けします。
後半では、DeNA社内向けLetterMeセミナーを一緒に企画いただいた、 DeNA CHO（Chief Health Officer）室 植田さんに、お話をお伺いしていきます。
リモートワークの環境下で自己解決していく糸口・手法を探していた
LetterＭe）LetterＭeセミナーにはどんなことを期待していましたか？
コロナ前は社内でセミナーをやるとなると、対面でコミュニケーションを取りながら進めてきたので、参加者がどんな反応をするのかだったり、社員はこんなことに興味があったりするのかということを、直接感じ取ることができていました。でもコロナ禍の、リモートワークではそれが通用しなくなってしまいました。気分転換やストレス発散方法もこれまでとは変わっていく中で、みんなはどうしているんだろうと気になっていたんです。
さらにこれからは、各自がそれぞれの場所で自分自身で解決していく術を身に着けていくことがとても大切な時代になっていくと思っていたので、その点について考えていたところだったんです。LetterＭeさんのお話をいただいたときに、自己解決していく糸口・手法を教えていただけると思い、それを社員へお届けしたいなと思いました。
思った以上に社員の反応があって驚いた
LetterＭe）LetterＭeセミナー開催にあたり懸念していたことはありましたか？
弊社の社員は仕事中パソコンの前でひたすらタイピングしている時間がほとんどで効率重視の傾向があります。なんとなく弊社社員の仕事の仕方と、とても離れたところにあるように感じ、社員にとって手紙を書く、という手法がピンとくるのかな…と、最初は不安ではありました。なので、今回のLetterＭeセミナーが仕事に役立つ理由をしっかり打ち出してセミナーの募集をしたところ、思った以上に多くの反応があったので、びっくりしましたね。そういう日常の対極にあるようなものも取り入れたいとか、やってみたいと思っている社員も結構いるんだなと、気が付きました。
当日もオンラインセミナーは、オフラインでやる場合と比べると欠席率は少し高くなる傾向があるのですが、申し込んでくれた方がほぼ欠席せず、最後まで参加していたので、本当に真面目に自分に向き合いたいと思った方たちが集まったんだなと思いました。また、セミナーはウェビナー形式だったので参加者の顔を当日は見ることができなかったのですが、実際アンケートを回収すると「すごくすっきりした」とか、「ワークの時間が良かった」というコメントを多くいただいて。セルフ・コンパッションに関する講座だけでなく、20分のワークの時間も、存分に使われていたんだということが伺えて、必要な時間だったのだなと思いました。
※表：LetterＭeセミナー参加者のアンケート／セミナー参加前後の気分の状態が大きく改善
自分のメンタルを自分でケアしていくことは、この先誰もが持っていないといけないスキル
LetterＭe）LetterＭeセミナーを終えて感じたことはありますか？
弊社は現在、リモートワーク主体の働き方へのシフトを推進しています。今は、これまで自分たちも、社会全体も経験したことのない境地へ向かう過程にあると思っています。そのため先を見通すことが難しく、リモートワークの影響が中長期的に、不都合を生じさせる可能性があります。そうなると、自分のメンタルを自分でケアしていくことは、この先誰もが持っていないといけないスキルだなと思っています。
その一つの手法としてLetterＭeさんとの出会いがありました。最初は仕事に没頭しがちで、ロジックや効率を好む弊社社員に合うのかなと思っていたのですが、セミナーを終えた後、社員の感想を受け、逆にだからこそ必要なのかもしれない！と思うようになりました。自分で自分を整えることを、継続的に取り組んでいけるようなものに、今後も注目していきたいなと、今回の機会を通して感じました。
※画像左下：DeNA CHO（Chief Health Officer）室 植田さん
▼実施レポート前半／LetterMeセミナーに参加頂いた社員さんへのインタビュー記事はコチラ
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