見出し画像

LetterMeは、自分の進む先を示してくれる「羅針盤」。いつかやりたいと思っていたことが、少しづつ実現できている。



自分が出来ることをやっていこうと思った

▼普段はどんなお仕事をされていますか?

私は人の相談をお受けするのが仕事です。キャリアカウンセラーでもあるし、メインは精神保健福祉士として活動しています。

これまではある地域の子どもや女性の支援機関でずっと働いていました。そこでDVを受けている女性の孤独で長い戦いがいかに過酷かをずっと見てきて、彼女たちが孤立しないようにピアサポートのグループをつくりたいと思うようになったんです。都会にはいろいろな支援や機会がありますが、地方にはそういうものが本当にないからこそ、自分がピアサポートの会を立ち上げて、出来ることをやっていこうと思ったんです。

そんな風に思っていた矢先に夫の仕事の関係で引越しが決まり、、、でもそれをきっかけに思い切ってピアサポートの会を立ち上げました。だから今は、週4日は引っ越しした先の精神障害の方向けの就労支援施設で働きながら、週1日は、ずっと働いていた地域に戻り、DVの相談や啓発の講座を行うなど、ピアサポートの活動を行っています。

自分に手紙を書いて自分の気持ちを整理するのもいいと思った

▼LetterMeを始めたきっかけを教えて下さい

LetterMeを始めたのは1年半ほど前でした。あの頃は以前の職場の人間関係で一番悩んでいて、本当に精神的にも参っている時期でした。

でもまわりの人間関係のために自分がやろうと思っていることを投げだすことはしたくないと思い、混沌とした思いを整理するためにも、はじめてカウンセリングを受けてみたりしていました。自分の心のケア強化月間としていろいろやりはじめていたんです。

そのタイミングに、PeatixでLetterMeの体験会のイベントが目に止まり、こんな風に自分で自分に手紙を書いて自分の気持ちを整理するのもいいなと思い、参加をしてみました。

でも体験から2、3カ月たって、書いた手紙を自分ひとりで読み返したいとはどうも思えなくて。。。ちゃんと、LetterMeが用意してくれた時間内で、ひとりなんだけど、ひとりじゃない空間で手紙を読んだり、書いたりするのがやっぱりいいんじゃないかと思い、LetterMeを始めてみることにしました。


頭の中を整理するだけだったら、日記でもいい

▼LetterMeをどんなふうに利用していますか?

頭の整理と心のケアをしようとするためと、自分がやろうとすることを絶対見失わないようにするため、というのが目的です。その両輪で、LetterMeの時間を使っています。

頭の中を整理するだけだったら、日記でもいいと思うんです。私は日記は書かないんですが、笑

でもLetterMeは、来月これを自分が読むんだということを前提に書くので、来月手紙を読んだ自分自身が、1mmも進んでいないと思いたくない、そんな気持ちが自然と出てきます。

私は今57歳で、年齢的にも決して若くはありません。今30代の人が新しいことをしようとしているのと、今の自分が何かしようとしているのは全然違います。「そのうちいつか」とか、「何か条件が揃ったら」なんて言ってられない。自分のおしりをたたかないといけない、そんな焦りもありました。だからといって、自分を急き立てて、というのとはまた違うんですが・・・

LetterMeをはじめた頃は、今、頭を悩ませて手紙に書いているこの登場人物達がいつか影を潜めて、私がやりたいことをやっているだけのことを手紙に書けるようになればいいな、、、でもそんな日は来るのだろうか・・・と思っていました。でもこの2、3カ月は、その人たちのことは全く手紙に書いていないですね。

完全に今、「自分のやりたいことに向かって動き出した」という実感があります。まだまだお金にはならないし、任意団体のような感じではありますが、でも、いつかやりたいと思っていたことが、本当に少しづつ実現できています

続ける理由というより、辞める理由がない

▼LetterMeを続けているのには、どんな理由がありますか?

自分のやりたいことはすでに動き始めましたが、まだスタート地点だと思っています。これからまた、躓いたり、違ったと思う時がきっとあると思います。

そんな中で、LetterMeは自分が自分に送るものなので、わざわざカウンセリングに行って話すことじゃなくても、ほんのささいなことでも、打ち明けたり、自分で自分を励ますことができます。カウンセリングは7カ月くらい続けて、気持ち的に完了した感覚があり今は終了していますが、LetterMeはそれを続ける理由というより、辞める理由がないという感じですね。

それと、この習慣は自分だけでは絶対にできないと思うんですよね。

毎月、郵便受けから便箋を取り出すところから始まり、いよいよ明日だなと心の準備ができ、LetterTimeを迎える。その一連の流れがとても大切だと感じています。先月書いたことを覚えている時もあれば、全く覚えていない時もあって、それで心のコンディションがなんとなくわかったり

手伝ってもらわないとできないことって人にはたくさんありますよね。私はLetterMeに手伝ってもらって、自分と向き合う時間をとっています。その価値をとても実感しています。

自分の進む道を見失わないように、今の自分を支えてくれるもの

▼最後に、「LetterMe」はNさんにとってどんな存在ですか?

今の私にとってのLetterMeは、自分の進む先を示してくれる「羅針盤」 です。このままでいい、この方向にむかっていけばいいんだというのを教えてくれている感じです。

もし上手くいっていなかったとしても無理やり向きを変えようとするのではなく、「方向はいいよ、間違っていないよ」と教えてくれます。

LetterMeは、自分の進む道を見失わないように、今の自分を支えてくれるものになっています。


編集後記

今回のインタビューを通して、はじめてNさんのこれまでの日々の葛藤をお伺いしました。苦悩の日々から勇気をもって一歩踏み出し、そして今、自分が実現したいことに向かって挑戦し続けている。そんなこれまでの日々の中で、LetterMeが、Nさんを励まし、支え、鼓舞する、そんな時間になっていたことが何より嬉しかったです。

これからも、自分フルネスに挑戦を続けるNさんの支えになりたいと強く思いました。これからも応援しています!そして今後もよろしくお願いします。貴重なお話をお聞かせ頂きありがとうございました。

LetterMe

LetterMe体験会開催中】まずはぜひ体験下さい♪

【LetterMeサービスサイト】

【これまでの「LetterMeとわたし」】

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?