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うちの学生の出席率
今はうちの大学(Fラン)に限らず、日本全国どこの大学でも、学生には授業に一定以上の出席を求めています。
我々、教員が大学生だった頃は、授業にほとんど出席しなくても試験で好成績をおさめれば、単位を取得できたのですが、今は出席が厳格になり、単位取得のためには一定以上の出席が必要です。
サークル活動にバイトに忙しい大学生にとって、大学生活は大変になりました。
大学生のご両親が、毎朝、大学に向かう我が子を見て、うちの子はなんて真面目なんだ!と思うかもしれませんが、そうではなく、実はちゃんと授業に出席しないと単位が取れない世の中になったのです。
ちなみに、教員も授業をきっちり15回(試験を除く)おこない、しかも毎回きっちり学生の出席の記録を正確にとらないといけないため、マジでめんどうです。
では、うちの学生の授業の出席状況はというと、
かなりギリギリの出席率を攻める学生が多い印象です
15回の授業で10回以上の出席が期末試験の受験に必要と定められているところ、5回マックスで休む学生がまあまあいます。
しかも、10回目くらいの授業ですでに4回とか5回とか休んでいるので、驚きます。
すでに5回も休んでいる状況で、仮に、体調を崩して外出がままならなくなったり、通学途中で交通事故にでもあって大学に行けなかったりしたらどうするんだろうと心配してしまいます。
ですが、彼らは万が一とかの状況を考えない楽観的思考なので、しっかり休めるだけ休んでしまうのです。
そもそも授業の出席に関して厳密に言うと、
「15回の授業のうち5回まで休んでいい」のではなく、「15回出席するのが原則で、体調不良だったりいろいろあるから5回までの欠席は認める」なのです。
この点を勘違いして、まるで有給休暇のごとく授業を休んでいます。
教員としては、学生が前回までの内容を理解している前提で、次の授業を行うので、学生にはきちんと出席し、かつ、授業をしっかり聞いてほしいと思っています。
ですが、なかなか我々の思いは学生に伝わりませんね。
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