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〔タイ・バンコク 料理教室参加レポ〕 料理人直伝? 3,000円でベーシックなタイ料理を習おう。

タイのバンコクは今やパリよりも観光客の多い都市!
欧米からの訪問者も多く(=アクティビティ好き)山ほど料理教室があります。
はっきり言ってどこもメニューも価格も同じようなもの。
恐らく料理教室で修行した人が独立して増えていく。どう違いを出しているのか疑問です。
(*時間のある時に私なりの選び方を追記予定/尚、ホテルシェフの料理教室は1万円くらいします。)

今回わたしは「ココナッツミルクを作りたい!」「ソムタムを作りたい」
「ピーナッツカレー以外のカレーを作りたい」
「初心者向き過ぎても嫌だ」をテーマに教室『thaithai cooking school』を選びました。
(予約した水曜日は、なぜか規模のある料理教室はどこも「ピーナッツカレー」)

結果、デモ&見本の試食有りで分かりやすく、少人数制なので質問しやすい。
材料のちょっとしたコツも教えて貰えるといったところが魅力の、お料理好きな人にオススメしたい教室でした。

<概要>
作った料理:4品 →ソムタム・トムヤムクン・グリーンカレー・パッタイ
費用:899バーツ(日本円で約3,000円)・受講料、メールでのレシピデータ
時間:13:00〜16:30(実際は13:00〜15:00頃 参加人数で変わりそう)
進行言語:英語
場所:タイ・バンコク(チョンノンシー駅近く・マハナコンタワー最寄)
オススメ度:★★★★☆(★5つが満点)
  *デモストレーション&先生の作った見本の試食があるのがGOOD!
参加難易度:★☆☆☆☆(★が少ないほど難易度が低い)
  *Airbnbなので簡単!

<体験雑記>
まだ歴史の浅い料理教室でした。
料理人出身と思われる情熱とちょっとしたシャイさのあるMr.Bigが先生。
Airbnbにはレビュー1000件ほどの料理教室もありますが、
既述の通り「水曜日はピーナッツカレー」だったのでレビュー50件ながらもほぼ満点に近い満足度のこちらへ。
売りは「No化学調味料・有機野菜積極使用・ココナッツミルク作り」

近くの駅でわたしとオランダ人バックパッカーをピックアップして教室へ。
今日の生徒は2名。
座席にはすでに計量済みの調味料がずらり!簡単です。

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ざっとタイ料理のキーを説明してくれた後、デモストレーションの開始。
この「デモストレーション」とてもGOODなのです。
口頭だけの説明や一瞬のデモだけではコツや息吹は分からない。
その料理づくりのステップを通しで見ることで、その料理を理解できる気がするのです。(気が)
しかも、デモの後に先生の見本品を試食させてくれます!

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↑ひとくちソムタム

これが激辛で・・・!
正解を知ると同時に、自分の分は唐辛子を減らす!というアレンジもできます。

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↑好みの辛さのソムタムができた!

1品1品この繰り返し。(1品のデモ→見本試食→実習→自分の料理の試食)
わたしたちの作業中に次の料理をセッティングをしてくれるのでとてもスムーズ。
説明は情熱的で動作を交えながら教えてくれます。

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↑牛乳入りでマイルドなトムヤムクン。試食途中の写真になってしまった。

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↑香り付けスパイスが多いので、可食部を食べ終わっても具がたくさん残る。

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↑グリーンカレー(大きなきゅうりが具)
カレーペーストから作る教室もあるけれど、ここは市販のものだった。
(先生の手作りという可能性はある)
大きな唐辛子のピクルス添え。唐辛子は大きいものほど辛さが少ないそう。

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↑パッタイ(失敗・・・モタモタしていたので焦げました。教え方はGOODです。わたしの手際が悪い。)

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↑先生の作った上出来なパッタイ

タイ料理を作って驚いたことは意外にも「液状油」をあまり使わないこと。
以上の4品でサラダ油を使ったのはパッタイだけ!
ソムタムはオイルフリー。トムヤムクンはチリペーストに少量入っていたかも?
グリーンカレーはココナッツミルクの油分のみ。
前回マレーシアのニョニャ料理で、美味しいながらも恐ろしい油分を摂取し(中華料理の影響をうけている為)具合が悪くなったわたしとしては、とても嬉しいことでした。
とはいえ、これは一般論ではありません。
「ガパオ」は炒め油やお肉の脂、目玉焼きに敷く油もあってオイリー!
ですので、「油の少ないメニューもある」「油を控える調理方法もある」
「ココナッツの比較的身体に負担の少ない油を中心としたメニューがある」
といったところですかね。
周辺アジアの国でも教室に参加して油分と料理の関係は学びたいと思います。

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↑これがやりたかった!
ココナッツの削った実を水に揉みだして、ココナッツミルクを作りました。

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ちなみにタイ料理やさんに行くと机の上に4つの調味料が置かれます。
辛さ・甘さ・塩味・酸味を加える4種類。これでもある通り「甘さ=砂糖」はタイ料理に欠かせないものだし、塩味も比較的強め・・・
ですので総合的に言えば、ヘルシーにするには日本食同様にアレンジが必要ですね。すみません。

お味はどれも大満足。
料理教室のこだわり文句通り野菜は美味しいし、化学調味料ではないタイハーブ類の香りを感じられます。(パッタイは酸っぱめだったので好き好きかな)


<総括>
内容が細かいので、検討している方向けの情報。

オススメ度:★★★★☆
難易度:★☆☆☆☆

◆こんな人にオススメ:
・料理だけを作りたい(他の教室は大抵デザートも作る。)
・少人数で習いたい、観光っぽさが強すぎるのは好みではない。
・旅行中の料理教室なので計量や洗い物はしたくない。
・参加する日まで時間がない!
 (前日の夕方に申し込みました。大手の教室は2日前締め切りもある)
◇こんな人は物足りないかも:
・マーケットツアーに行きたい。
 (これがないのが一番特徴かもしれません。逆に言えば料理に集中できます)
・賑やかに参加したい。(その時々ですがメジャーな教室は10人前後もザラ)
・先生と楽しくおしゃべりしたい。(試食中参加者との会話に入ってくれないのは少し残念でした。質問タイムは試食後にあるので料理的な面では問題なしです)

◆オススメ度の理由:
唯一不満だったのは時間設定!!3時間半設定の講座が2時間で終わったのです・・・だったら青パパイヤを切るとかもっと色々やりたかった!!
とはわたしの意見で、短時間で済むの最高!という人にとっては星5つです。
◇難易度の理由:
申し込みから参加まで、難しく感じることは一つもありませんでした。

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