イギリスキッチン「りんごをパイに包むように あなたの手のひらに包まれる」
半日ちょっと
飛行機で飛んだだけで
私たちの距離は9200㎞も
離れてしまう
肩にそっと頭を持たせかけられる
昨日まではそんな近くだったのに
🍏
半年間のイギリス滞在を終えて、再び、イギリスと日本、遠く離れて暮らす私たちです。私の朝はあなたの夜、あなたの朝は私の夜、FacetimeやLineといったビデオ通話に支えられています。
ビデオ通話をしながら、トラオくんがキッチンで料理をしたり、リビングに移動したり、どこにいくのも電話の中の私は一緒にいくので、なんだか、彼の手のひらの上にちょこんと乗っかって、連れられているような錯覚を感じてしまいます。ワタシガコビト。
まったくそんなはずないのに、なんだか手のひらの温かさを感じたりして。
それはまるで、滞在中に作ったアップルパイのようで。
今日はそんなレシピをご紹介します。
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アップルパイの作り方
材料: 市販のパイシート
りんごフィリング
りんご(blamley) 大き目2個
さとう 100g
塩 ひとつまみ
バター 40g
シナモン 適宜
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Let me say I love you
ずっと思っていたけれど
口にするのも忘れて
風に吹かれ
小鳥の声に耳を傾けるうちに
いつの間にか
さらさらとこぼれた時間は
そっと私たちのでこぼこを
なだらかにしていった
言わなくても
指先から 視線の先から
伝わってくる
その目じりのしわの端っこから
想いなんか込めなくても
たまたまこぼれだした言葉が
I love youだっただけのように
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正反対の私たち、セイカクもシュミもコノミも何もかも違い過ぎるくらいなのに、こうして思い合う不思議。世の中にはまだまだ知らないことがいっぱいあって、知ることができないこともいっぱいあります。これからどうなるかなんて、誰にもわからないから、ただ、出し惜しみせず、素直に過ごしていきましょうか。
いただいたサポートは毎年娘の誕生日前後に行っている、こどもたちのための非営利機関へのドネーションの一部とさせていただく予定です。私の気持ちとあなたのやさしさをミックスしていっしょにドネーションいたします。