Googleマップでぐるぐる🌀

遠距離恋愛中の
トラちゃんとわたし

はじめてGoogleマップで
一緒に散歩したとき
わーい。うふふ。きらきら。
みたいなことを想像していたけど
みごとに

もめた

そもそも、地図が苦手なため
右往左往してしまい
会えないところからはじまり

トコトコ歩いて
いや
ぴょんぴょん歩いて
どこかに失踪する私と

探し回るトラオくん

ほんわかした散歩どころか
ぎゃーすかした散歩になり
私はけたけた
トラオくんはがおがお

🐅

２回目、前回の失敗を教訓に
しようと思ったけれど
はじまったらやっぱり
同じことがおこる

まず私には地理センスがゼロ
東西南北のセンスもない

「何が見える？」
「今、何ストリート？のどこ？」

捜索隊トラオさんからの
矢継ぎ早な質問に
半分パニックになり
余分なことをしてしまうから
なおさらこんがらがる

しかも適当に返事している💦
反省

けらけら
がおがお

珍道中っていうか
もう騒動だ

ぐったり(笑)

🐅🐅

やめておけばいいものの
３回目をやってしまったら
何の進歩もない２人のやりとりに

これは
私たちには向かない

と判断した
それで封印されたGoogleマップ散歩

２人で実際に散歩をしているときは
すたすた歩くトラオくんに
手を引かれている私は
きょろきょろちょろちょろしても
まったく問題なく
小鳥を探したり
お花を眺めたり
楽しいことこの上ない

電話で散歩につれていってもらう
時にもこれまた楽しい

でも、Googleマップでの
ふたり歩きはどうやら鬼門

🐅　🐅　🐅

というわけで封印されていたのに
昨日、彼がすむ町と、彼のママがすむ町の
海抜を私が聞いたところから
話が発展していき

この町（おらがまち）の
海抜を調べてわからず
もたもた　もたもた　もたもた
していたら
気が短いトラオくんが
自分で調べだした。

そして、彼はGoogleマップで
君の家から海までどうやっていくの？
津波は？

とうろちょろしはじめて
早く地図上にきて　と

そして、例によって
矢継ぎ早に質問が始まる

「この山、ハイキングできないの？」

私はまず久しぶりの
Googleマップにもたもたもたもた

どこ？どこ？どこ？
もたもたもたもた

トラオくんがガオガオいいだして

さらに焦る💦

彼が歩こうとしているところは
地図がない！
未開の地扱いだ。
まず普通に歩かないところだから
ぴんとこないし
ずいぶん広範囲を差していて
さっぱりわからない

説明するのによい表現がでてこないし
完全に迷子になっている私
必死な状態。

すると彼がひとこと

「僕の顔をみて」

と、一度すべてスップされて
整理して、もう一度再開。

「ちょっと行って見てきてよ」

なんだって？
もう夜９時だよ？
まっくらやみだし

ま、これは冗談だった。
昼間いってきてと言われて
わかったわかったと
いっといたけど、いかないかな(笑)

🐅

とりあえず、その地域に詳しい
従弟に電話してリサーチしてみる。

するとそこはちょっと歩けないと。

お姉ちゃん、
ひとりじゃ危ないよ。
道路にしたら？

そうだそうだ。
なぜ道路をあるかない？

地図でみれないようなところに
なぜ行きたがる？

ということで、報告すると
まだあきらめきれない様子

あなたが日本にこれるようになる
その日までにきちんと調べて
おきます

とさりげなく終了を促す
すると

だってこの写真みて！
朝６時にここを歩いたら
きっと小鳥がいっぱいいるよ！

あら。
私の小鳥好きのせいだった

ありがとう
でもね
そこはけもの道しかないし、
猟友会に撃たれるかもしれないから

といったらようやく
その話は終わった。

Googleマップ、地図でみれないところを
なくしてくれたらうれしいな。

とくにうちの近所、お願いします。

もめながらも
トラオくんの愛情を受けて
すくすくと成長しそうです。

おまけ💗

昨日海に詳しい同僚にきいたら
知らないけど検索してくれて
ものすごくドンピシャなハイキングコースが
みつかりました。

山は低いが急勾配で
舐めるな危険
ただし大変美しい

略すならそんな頭頂ルート！が
書かれていました。
今度行ってみまーす♫

でも、半日コースだったよ？
トラオくんこんな距離１時間って
いってたけど、無理無理。