【市役所の仕事】こどもたちと先生がつくったSDGs動画で、気持ちがつながる
うちの市役所は、
国が推進する「地方創生SDGs」の、
「SDGs未来都市」でもなく、
それを目指しているわけでもありません。
が、
「総合計画」「総合戦略」という、
自治体が目指す姿を整理した長期計画を作成するときに、
公明党さんを中心として、
「取り入れるべし」という積極的なご意見をいただき、
「総合計画」に「SDGs」を「取り入れる」ことになりました。
SDGsを推進することになった私
という経緯で、総合計画を作成する担当者になっていた私は、
SDGsを学ぶことに。
昔、環境の部署にいたときに、「ISO14001」という、
環境マネジメント規格の担当になってしまってました。
こういうの、嫌いで嫌いで嫌いで・・・
こういうものにはアレルギーっていうくらい、嫌いでした。
なので、うちの市役所のISO14001は、
私が担当の時に抜けました~拍手👏
そのときも、ISO14001を英語レベルからものすごーく勉強して、
一生懸命考えて考えて、円満な「卒業」に持ち込みました。
そんな苦労があったので、
できることなら、
忘れやすい日本人ですし、やりたくはなかったSDGs。
なのに、
新しい市長が、当選後、私に発声一番、
「これからはSDGs(エスジーディーエス)だよ」と、
高らかに宣言なさいました。
・・・ので、やらない理由がなくなりました。
当時、市長、読み間違えてましたけどね・・・
一般的には、エスディジーズです。
今は、エスジーディーズって言ってるように聞こえます。
本当に、・・・(無言)
議会からの厳しい追及をくぐり抜けて
議会から「なぜSDGsなのか」を厳しく質問され尽くし、
おそらく、
一般的に想像するより厳しく鍛えられた私は、
その流れのままにSDGs推進を担うことになりました。
余談ですが、
その厳しい鍛えられ方といったら、
口の悪い他の議員にも職員にもなぐさめられ、
励まされ、同情されるくらいでした。
でも、可決されました。根性です。
そのままの勢いでSDGs推進の年度に突入したもので、
あれよあれよと、
SDGsが知りたい、教えて欲しいという学校や会社などから、
「出張授業」に呼んでいただきました。
私が思うSDGsの効果
私が「SDGsを学び語り合う効果」と思うのは、
①課題に目を向ける人が増えること。
②よい社会に変えたいと発言する人が増えること。
③一緒に生きていく仲間が増えたような気がすること。
この当事者として生きる満足感、誰かとの連帯感みたいな気持ちを共有できることです。
小学6年生、2学期の授業で
小学6年生の2学期の授業に呼んでいただきました。
9月下旬、私が、130名にSDGsの簡単な説明。
その後、授業で各自が調べ学習、プレゼン作成。
11月中旬、市長に研究したSDGsゴールをプレゼン。
その後、各自がチームでゴールを決めて、実践。
12月下旬、私に、実践した内容をプレゼン。
感動でした。
こどもたちの成長に関われた幸せを感じました。
プレゼンの素晴らしかったこと!
私だけ感動しているのはもったいないので、
校長先生に、
3学期、もしカリキュラムに入れられるなら、
ゴール17個の動画を作りませんかと提案しました。
市役所のホームページで、
子どもたちが大人たちに訴えて欲しいのです、と。
大人の行動変化を、動画で伝えてくださいませんかと、
お願いしました。
先生方は、子どもたちと話し合い、すぐにいいお返事をくれました。
そして2ヶ月。
17の動画、完成しました!
こどもも先生も私も、みんなで動画を作れたことを、
地元新聞の記者さんも大きく記事にしてくださって、その記事も嬉しかった。
あとは、動画に少し編集を加えて、
公開の日を待つだけです。
みんなで同じ方向を見ている、
みんなで同じ方向に進んでいる、
そう思う、つながる幸せを感じます。
機会をくださった、校長先生、学年主任の先生、
6年生のこどもたち、取材してくださった記者さん。
本当に感謝しています。
私たちはみんなつながってる、そう思いました。
↓ 引き受けたときの気持ち
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