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議員になる動機について、冗談を言ってみる。

まず、これを話していたのは、私じゃないと言っておきますね。(ここ大事!)
面白い冗談(説)だったのでご紹介します。

市役所に勤めて25年になる私、
市議会議員を普通の人よりも見ている方です。

その昔は、地域の「庄屋さん」「名士」と言われた人が、町内会長、自治会長のような役割をしているうちに、市議会議員になったのかな~と思います。

ここ数年、いえ10年以上かしら。
いろんなニュースを見ていると、
ちょっと変わった方が議員になってらっしゃる?
と思うことがあるように感じています。

国会や県会や市議会の
いろんな議員さんを見ていると、
失礼ながら、学校の教室ではお友達がいなかったようなタイプじゃないかしら?
と思うこともあります。

そこで、
とある方が今日おっしゃっていたお話をひとつ…。


議員になる動機は、「人生、一度でいいから特別扱いされてみたい」説

「なぜ、田んぼを売って資金を作ってまでして、市議会議員になりたいのか、そんな気が知れん」
と言ったら、ある人が教えてくれたそう。

「○○さん、あなたはいい。
会社でも功績を残して、
各界いろんな方と付き合いがあり、
社会的な地位もあり、
いろんなご経験を積んでらっしゃる。
でもね、
あの人たちは、今まで学校でも職場でも、全然注目されたことがないんだ。
そんな人からすれば、それがどんなにうらやましいことか。
ほめてもらったことも、
表彰されたことも、
注目されたことも、
話を聞いてもらったことも、
人生で一度もない人がいるんです。
どれだけ注目され、
特別扱いされてみたいと思っているか。
卒業式や運動会で、赤いリボンをつけて、紹介されてみたいか。
それをかなえられるのが、市議会議員なんですよ。
親戚と、お金があれば、地方の議員にはなれるんですよ。
社会的に成功したあなたには、
その気持ちはわからないでしょうが。」と。





なるほど! そうなりますか!

そんな人ばっかりとは言わないけど。


「やっと議員になったんですー!(号泣)」って言ってた県会議員もいたし、
無免許運転中にクラクションならされて逆上して当て逃げして、ばれずに議員になったけどばれて、ストレスで食欲もなくなったけど絶対に辞めないと言ってた議員もいたし。


「この人たち、学校の教室ではどんな存在だったんだろう?」と思うことがあります。
クラスで言うと、
どんな役割、立ち位置、存在感だったんだろうと。


私はそんなに目立ちませんが、
運動も勉強も皆さんから認められ、
ほめられることはあっても怒られたことはなく、
高校・大学時代は恋愛も楽しみ、
○○長という名のつく役割にも選ばれていたり、
みんなの前で話せばよく声が通る方だったり・・・。
「注目されたい」とも
「認められたい」とも
「特別扱いされたい」とも
思うことがなかった幸せ者なのかもしれません。


だから、
特別扱いされたい!
注目されたい!認められたい!
目立ちたい!という願望を胸に秘めて
選挙カーで自分の住むまちを走り回り、
マイクを持ってしゃべる議員には、
市議会という舞台ではまったくかなわないです。

それができるのは、
同じく選挙に出た首長だけかも
しれません・・・


うちの市議会は、ウェブ中継で傍聴することができるので、ぜひ全国的に見ていただいて、どなたかにツッコミを入れていただきたいものです。笑

↓ それが叶うまで、腹筋に力を入れて、特別扱いされたかった、ひがみとねたみに満ちた市議会(冗談ですよ♡)に立ち向かうしかありません。

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