見出し画像

Singularity

2045年と言われていたシンギュラリティが最近では2025年になると学者の中で大騒ぎになっている。

元々は来る前提であったがその期間は20年弱あるとされていたが今ではあと2年に迫っている。

このシンギュラリティ(技術的特異点)が起こればAI(人工知能)が我々を上回り、人間の想定範囲外の事が起こり続ける。

要は人間よりも賢い存在が出現するということだ。

正直この存在は具現化されるのは先の話だが、ソフトウェアの面で見れば2025年という数字は妥当かもしれない。

そんな世界になると私たちの脳はAI以下になってしまう。

その時私たちはどうしたらいいだろうか?何を目指して生きればいいのだろうか?

今回は少し哲学的要素も混じえながら考えていきたいと思う。


シンギュラリティの世界

さて2025年に来ると言われているシンギュラリティの世界とは実際にどんなものなのだろうか?

このシンギュラリティでは私たちの知能をAIが上回るとされている。

要は自分たちの理解速度よりも高速に物事を理解するということだ。

私たちが理解できないレベルに到達するわけだから到底人間は追いつけない。

それにより何が起こるのか?というのがまずの疑問だと思う。


消える職業 代替可能職

1番有力なのが 「ホワイトカラー」 と呼ばれている職種たちだ。

簡単に説明すると「サラリーマン」が1番イメージしやすいと思う。

毎日朝早くに出勤して四六時中ディスプレイに張り付く職業が消えるということである。

例を挙げてみるならば

事務職
営業職
管理職

なんかが挙げられる。

正直この手の職種はAIによって代替可能である。

中には「営業はノウハウがないとダメだ。」「人間がやるからいいんだ。」

という意見を聞くこともあるが、結局は慣れの問題である。

慣れれば何も問題はない。

今違和感に感じていても人間はいつかは慣れてしまう動物である。

実際に若者が四六時中スマホを携帯しているように。



他にも職種は存在する。

例えば


研究職
技術職

なんかも挙げられる。

研究職であれば、論文を2年費やして書いたり研究するわけだが、必要なくなるらしい。

論文レベルのことであればAIくんがしっかり書いてくれる。

それも数秒の間で。

まだ開発段階だが、これも時間の問題で論文のために何年も費やす必要はなくなるみたいだ。

さらにコードを書くエンジニアなんかの職種も需要が減っていく。

元々需要が大きく社会から必要とされているエンジニアだが、最近では誰でも簡単にWebサイトの編集・作成ができるノーコードが出現している。

今はノーコードなため、正直自由は聞かない。

しかしこのコードを書く仕事をAIに要請し作ってもらうことは可能である。


2025年のシンギュラリティではまだ不可能かも知れないが2032年に起こるAGIの実現の時にはアプリを作ってくれるAIが生まれるかもしれない。

しかしここで疑問が生まれる。

「じゃあ何すればいいの?」「仕事はどうしたら。。。。」

すでにこの流れは来ているが、今後もっと注目されることになる。

しかし、日本では中々注目されない事柄であることには間違いない。

簡単な話、なぜならば誰も注目していないし、注目しようとしていないから。

先ほど貼り付けたリンクを見てほしいのだが…

この話は中々日本では聞かない。

まあ「英語」という壁が1番大きいのかもしれなが、そうならば日本は相当遅れている事になる。

「まあやばいよね」


では話を戻すが、「仕事を失うかもしれない人たちはどうすればいいのか?」

結論を言うと

「幸せを感じてたらOK」


という結論に持って行きたいのだが、そう簡単には納得してくれないと思う。

そこで一時的な処方箋を出すと、「ブルーカラー」に流れる。と言うのがまずまずの結論になる。

ブルーカラーはホワイトカラーと違い、主に「現場」である。名前の通り、「ブルー」の服を着ている人たちを指す。

例えば


製造業
建築業

などの肉体労働者、生産現場の職である。正直なところAIのソフトウェア部分は進化してもハードウェアの部分は難しい。

人間と同様の構造を作り出すのはまだSF小説の中に止まってしまう可能性が高い。

何かしらに特化したAIは作り出せているが未だ人間に近く、小回りの効くロボットは難しい。

そこを狙って職業を選ぶのが唯一の処方箋かもしれない。


人間とは

行き着く先の問題はここに直面する。

「一体人間の価値とはなんだろう?」「僕たちはなんのために生きているのだろう」

多くの人が考えることになる。

しかし、この問題は難しく考えれば考えるほど自分を苦しませる。

まず感じなければいけない、意識しなければいけないのは「幸せかどうか」である。

今幸せですか?と聞かれ幸せと答えられたらそれは人間としての価値を身につけられている。

「AIにできなくて人間にできる事はなんだろうか?」

とふと考えていてほしい。

私は寝る前に何度か考えてしまうのだが、答えは「人それぞれ」に尽きてしまう。


高校生であれば「恋愛」かもしれない。

一部の大人であれば「家族」かもしれない。

もしかしたら「命かもしれない」

色々な意見が出ると思う。

それでいい。それが人間に残された唯一の人間性だからだ。

産業革命によって都心へ流れてきた「金の卵」たち。毎日遅くまで残業して生活している「サラリーマン」たち。

これからの時代に求められるのは「幸せ」である。少し思考してみるといい。


いいなと思ったら応援しよう!