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四十肩を治した話(右肩編)

なぜか最初の記事が健康に関する話題になりましたが、

もしかしたら同じような体験をされた方がいるかもと思って、これまで記事にするヒマがなかったお話を書いています。

四十肩(しじゅうかた)」を治した時の体験ですが、本当の病名?は「五十肩(ごじゅうかた)」だそうで、だいたい50歳代になってからおこる(加齢による)肩関節の炎症とのこと。

でも今や40歳代でもけっこうおこるので「四十肩」とも呼ばれてますネ。

整形外科のドクターの話では、肩の筋肉(首側の鎖骨と腕側の上腕骨)をつないでいるのはほぼ一本の筋?だとかで、

重たい荷物を運びつづけたり、肩こりの激しい姿勢で仕事をしていたりすると

「歳をとってから関節包ということろに石灰(骨のような組織)が溜まって 石灰沈着性肩関節炎が起きてしまう」というネット記事を見ました。

私の場合もレントゲンを見たら、小さい白いものが映ってました。

私はマンガを描いていて、肩を酷使していたのもあるけれど

スピリチュアルワークの時に、重たいパワーストーンをリュックに背負って移動していたせいか、もともと筋肉が弱かったせいか…

まず右肩が四十肩になりました(笑)。

「まず」というのは、だいたい肩をいためる人は、左右どちらも炎症をおこすらしいので。私も、結果的に両肩がなってしまいまして。
(この記事は、前後編で前編は「右肩編」という失敗談です。後編の「左肩編」は成功例を書きます)失敗談の方が気づきが多いかも…(笑)

最初は気がつかなくて、ただの筋肉痛の重いやつだと思ってました。

四十肩なら炎症だから、その炎症が治るまで安静にしないとならないのに
筋肉痛だと思っていたので整体に行って筋肉を揉んでしまって、
痛いこと痛いこと!

治りが遅いなー……と気づいたときにはかなり悪化!
ちょっとした動きや、柱にぶつかったりすることでも痛みが消えない(汗)

なにかの拍子に「四十肩?」とひらめいて、整形外科で診断され、
痛み止め(消炎剤)とシップとヒアルロン酸の注射を提案されました。(そこでは、リハビリで電気をかけたりヒアルロンの注射ぐらいしかなかったので)

でもそんなものでは痛みがおさまらないから、寝返りをうつのも痛くて。

じっさいになったことのある人はご存知だと思いますが、
炎症が起きている肩では動きが鈍く、
クロゼットの服を横にずらす動作でも「ズキッ!
左手を動かしてるのにつられて「ズキッ!

駅で人にぶつかられたら「ズッキィィーン!!(泣)

しばらくズキズキがおさまらない。そんな毎日なんですよね。

母がむかしドクターから教えてもらったというストレッチがあって、
肩が固まってしまわないように?ペットボトルを持ってぶら下げて、肩の筋をのばすためにブラブラと振る方法を教わったんですけど

それはやっちゃいけないことでした!

あとで知ったのですが、
治療が順調にいけば半年くらいで良くなって、一年経たずにもとに戻るといわれる「四十肩」を、悪化させて一年以上かかってしまいました!

しかも、

途中で「もとの動きには戻らない」なんて言う人がいたので、怖くなってついムリなストレッチをしてしまって。

今だから言えますけど、肩の可動域は私の場合はもとどおりになりましたよ。

左右両方とも四十肩になりましたが、両肩とも炎症中はまったく動かせなかったけれど、炎症がおさまってからストレッチを続けたら可動は元とまったくかわらず動かせるようになりました。

むかしの体験談というのは、アテにならないですね。治療法もどんどん更新されているわけですし。
でも、意外と整形外科のドクターや整体師・マッサージ師が若くて実体験がないと、理解してもらえないことも多いでかも。

大事なのは、とにかく、
「炎症がおさまるまで、患部である肩をムリに動かさない」ことでした。

枕は少し高めにして、肩が押しつぶされないように。
それまでベッドのマットは腰痛防止で硬めにしていたんですが、それだと肩が当たったとき痛くてたまらないので、羊毛敷布団を追加してフワフワの寝床づくり。

考えてみたら約半年間の辛抱なので、それくらいの工夫はしておいたほうが良かったです。服も、右肩が上げられないから着やすいものを選んで、それをメインにコーディネートしてクロゼットに並べ替えました。

この「右肩編」は失敗談ですが、「左肩編」では右肩の経験から準備できたので、完治までとてもスムーズでした。

私が何の準備もできずに悪化させた原因のひとつは、

むかし母が四十肩になったときに、やはり的確な治療を受けられずに、長期間苦しんだ経緯があって、

・治るのに何年かかるかわからない
・ストレッチをサボるともとには戻らない
という間違った考えを持ってしまっていたこと。

じっさいには、手術が必要なくらいの人じゃなければ半年くらいで炎症はおさまるから、そこからリハビリやストレッチをしていけば、可動域がもどる……ということでした。

ようは、
肩先が炎症を起こしていると、痛くて自由に動かせないため
・その周りの筋肉、首、背中がこってくる!
首が凝ると左肩と頭に負担がきて、背中が凝ると腰まで負担がくる。
 (全身が痛みの緊張でコチコチになる)
・右手が自由に使えないので、それをかばって左腕の負担がハンパない。

だから、

マッサージに行くなら


炎症している右肩以外をもみほぐしてもらえばいい、ということでした。

…とはいえ、仕事をしていたり忙しいと毎日リハビリに行けなかったり
というか
朝から晩まで、ひっきりなしに痛みで身体が引きつってどんどん凝ってくるので、家にあるマッサージ機や筋肉をほぐすアイテムを総動員して「患部」以外をほぐすことに専念!
それだけでもだいぶラクになりました。

処方してもらったシップと、ヒアルロン酸の注射(痛かった)、飲み薬の痛み止めや抗炎症剤も使いましたが

まちがっても、
痛みがある患部をぎゅうぎゅうグイグイ揉みほぐしたりしてはいけない!

つねに鈍い痛みでだるく感じるし、強い刺激でちょっと気がまぎれたりしますが、家に帰ってから地獄の痛みを味わいますね。

患部だけはまったく触らず動かさず、そのまわりの筋肉だけを揉みほぐす感じ。

血流が悪くなると冷えて痛みが強くなるので、冬の寒さ・夏は冷房の寒さで冷やさないように上着を着るか、Tシャツにホカロンを貼って首すじを温めたり。
(当時は、ハリ治療をしていなかったのですが、鍼灸で痛みをとれるなら有効かもしれません)

痛みのクセをつけないことが大事ですね。

だいたいこういうのはいつの間にか痛みが引いていたりしますが、右肩は治るまで一年ちょっとくらいかかってしまいました。(レントゲンでは、関節になにかちょこっと白いカタマリが映ってましたが、治ってからはそれも消えてました)

この教訓があったので、左肩のときは半年で治しました(笑)

---後編(左肩編につづく--- ご覧いただきありがとうございます☆

バンザイ富士山



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