Wellingtonでの日々で。
2回目のワーホリ。場所はニュージーランド。
カナダと同じくらい自然があってでも不便じゃなくて。
英語がネイティブじゃないのもあって、できる仕事できない仕事あって。
時給のいい仕事(オフィスの仕事や専門的な仕事とか)が難しい中で何がしたいか考えたら、日本ではお給料面で本業には出来なかったバリスタの仕事。
日本でもフランチャイズのカフェで働いてたことはあったけどスペシャリティーコーヒーの経験は0。
でも同じ1時間17.50ドルならやりたいことやろうって、思って仕事探し。
日本と違ってレジュメを渡して面接受けて、トライアル受けて本採用が一般的なニュージーランド(カナダも。)
みんな言ってるけど本当に心折れる!!
レジュメをまずもらってもらえない(今は人足りてるから大丈夫〜って言われる)、
マネージャーに渡しておくねって言われた時は大抵面接の連絡来ない、
トライアルで落ちるが普通にある。(もちろん合わなかったらこっちが合わないって言うこともできる。)
行ってすぐカフェの仕事探しながら友だちと賄い欲しさにジャパレス(日本食レストラン)での仕事を決めて、しばらく経った頃。一緒に住んでた人の紹介でカフェの仕事を手にすることになって。
そこで時間のある時はラテアート練習したり、コーヒーの調整とは?を感覚的に掴んで。
冬に進む頃、その働いていたカフェがお店を閉める日が多くなって(なんとこのカフェ公園の真ん中にあって、雨が降ったり風の強い日はお休み!なんてことをしていた。)新しいところそろそろ探そうと思って再びロースターやカフェにレジュメ配りをする日々。
レジュメ配りを一通りして今日はもう帰ろう、、っと思っていたときそういえばあのカフェこの近くだったよな、と思い寄ったカフェ。
バリスタ仲間たちからここのオーナーラテがめっちゃ美味しい!って言われてたり、最近一緒に働いてる人が募集してるから受ける!と言っていたカフェ。
オーナーはなんとニュージーランドでエアロプレスというコーヒーの器具でチャンピオンになったり、バリスタの大会でも2位や3位を取ったことのある人。
ただわたし恥ずかしながらそのオーナーのことを全然知らないまま入り、その時お店に立ってたオーナーに何気なく、フラットホワイトを頼み、わたしの行った時に全然お客さんがいないし来なかったのもありそのまま世間話をしてる中で、"どっか求人出してるところ知らない?"って言ってみたらなんと"今レジュメ持ってる?見せて。"って返ってきて。"え、うん。今まで配り歩いてたから持ってるよ〜"って渡したらみてから"OK、じゃあこのアドレスにファイル送るから答えてね"って。そのままトライアルに進める事になって、働けることに。(この時、実は仕事が見つからなかったら他の都市に引っ越しするか日本に帰ってもいいかなって思った時期だった。)
ここで働く中でオーナーや他のバリスタ仲間から沢山のことを学ばせてもらった。あの時なんとも思わずに言ったひと言がわたしのこの後のWellingtonにいる意味になった。
このお店でのバリスタの経験は笑っちゃうくらいに忙しくててんやわんやで大変だったこともあったし、自分自身上手く立ち回れずにめちゃくちゃ悔しい思いもしたこともあったけど、抽出が上手くいったときの嬉しさや、お前のコーヒーが1番美味しい!ってお客さんに言ってもらえたりしたのが、わたしに自信をつけさせてくれたし、わたしにとって今でもかけがえのない時間で大切な思い出。
どんな時もなりたいや、やってみたいを声に出してみることで、その声を誰かが拾ってくれて手を差し伸ばしてくれることもあるんだなって。発する言葉には力があるよ。本気で言えば言うだけでその力は強い。
My rule 10
なりたい自分は口にする。
言葉には力があるだからこそこうなりたい、を口にする。言ってたら案外出来たりする。もう一回伝えたい、言葉には力がある。
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コーヒーのローストの勉強は本当はロースターになりたいんだ、ってWellingtonで最初に働いてたお店のオーナーに話した事で卸のロースターに見せてもらえるか聞いてあげるよ。と言われその後コンタクトを取り見せてもらってそのあと何回か教えてもらったり。
日本人の方のワイナリーの葡萄のピッキングへの参加はせっかくNewZealandにきたからコーヒー以外だったらワイナリーで働いてみたかった〜と職場の人に話したことから明日ピッキングするって予定空いてる?って連絡が来て急遽参加することになったり。
本当に近いところから声がかかることだったあるんだよ。