そうそう詩集ってこういうやつよ

画像1 本日はこちらへ。まずは写真右側「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」から。クリムトの官能的な肉体表現にはなかなかそそられるものがあった。作品の物語性・神話性と相まって、何か見てはいけないものを覗いてしまったかのような禁忌による興奮が込み上げてくる。習作のような素描もたくさん飾られていて共に観た人と「構図が春画っぽいね〜」と話した。途中、シューベルトの愛用した眼鏡(音楽室や教科書で見たやつ)が展示されていて、個人的にテンション上がる。
画像2 展示中唯一撮影可能だった《エミーリエ・フレーゲの肖像》。もうなんか表情がすんごいの。エロティックで、かつ自信に満ち溢れていて。隠れたマゾヒズムを刺激するような顔つき。ぞくぞくする。当のモデル本人はこの絵を気に入らなかったみたい(笑)。そんなエピソードも含めて良し。
画像3 小休止。いつも思うのだけど、このケーキに「オペラ」という名がついたのは必然だったように思う。見た目にも「オペラ」、口に入れても「オペラ」、食べた後の気分も「オペラ」。だれか共感してもらえるかしら?
画像4 一番楽しみにしていた「トルコ至宝展」。残念ながら撮影は不可。 展示序盤。剣・瓶・装飾品などに惜しみなく散りばめられた色とりどりの宝玉を目にした瞬間、一気に高揚感マックスに。続けて、執拗に重ねられるチューリップや月のモチーフ、ハッとするようなトルコブルーの鮮やかさ、優美なアラビア文字に可愛らしい花の挿絵。。。夢見心地の時間が続く。
画像5 一緒に行った方がやけにオスマントルコの人物に詳しかった。展示が終わり、物販前のスペースに置かれたパネルを見た瞬間、今度は彼女のテンションがマックスに。「スレイマン1世!!」と言って駆け寄る。オスマントルコを舞台にした漫画があるのね、知らなかった。にしても、だいぶ美化されているような、、、?
画像6 展示にあった「ワニス塗り表紙の詩集」のデザインを模したノートを買った。言葉や文字を何よりも大事にした文化。これを使って僕も何か書こう。 そうそう、詩集ってこういうやつよ

ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います!