【マリノス】第8節鹿島アントラーズ戦感想【Jリーグ2022】
鹿島アントラーズとアウェイで対戦しました。結果は3-0で勝利しました。前節の敗戦からの見事なリバウンドメンタリティを見せました。
フォーメーション
前節からスタメン8人を変更。ACLに向けたターンオーバーを実行しました。注目のCBは角田と畠中のコンビとなりました。
試合展開(得点経過)
1得点目 後半37分 Aロペス(マリノス)
永戸が蹴った左CKは畠中の頭を超えて、後ろから走り込んできたAロペスがヘディングシュートを放ちます。これがゴールに突き刺さり、均衡を破る先制点が入りました。
2得点目 後半44分 西村 拓真(マリノス)
エウベルの左サイドからのクロスに打点の高いヘディングで西村がヘディングシュートします。GKは一歩も動けず、ボールはクロスバーを叩いてゴールに入りました。勝敗を決定づける2点目が決まりました。
3得点目 後半49分 オウンゴール(マリノス)
エウベルのパスからペナルティエリアに侵入したレオセアラがゴール前に折り返します。宮市が走り込みますが、先に相手DFが触ってオウンゴール。ダメ押しの追加点が生まれました。
気になるポイント3つ
1.リバウンドメンタリティ
前節広島戦の不甲斐ない敗戦からリバウンドメンタリティを発揮して見事な勝利をあげました。カシマスタジアムは10年勝利できていない鬼門でしたが、そんなジンクスをも吹き飛ばす快勝でした。
今年からアントラーズも戦い方を変えてきていて、マリノスと同じようなアグレッシブなサッカーだったので、お互いにチャンスの多い非常に見ごたえのある試合になりましたが、最後まで運動量の落ちなかったマリノスに軍配が上がりました。
2.Aロペスと西村のコンビ
この試合では、Aロペスと西村がトップの位置でコンビを組みました。今年何度かこのコンビを組んでいますが、やはり非常に相性の良い組み合わせで結果も出ています。
昨年まではマルコスが絶対的な存在だったトップ下の位置に西村が入ることで、攻守に運動量の多いアグレッシブなサッカーができています。マルコスが怪我から復帰すれば、どちらが出るかによって少しスタイルの違うサッカーができるので、チームとしての幅が広がると思います。
3.セットプレーからのゴール
今日もCKからゴールが生まれましたが、今年のマリノスはCKなどセットプレーからのゴールが増えているように感じます。昨年まではヘディングシュートが上手い選手がいないため、CKからの得点はほとんど無く、セットプレーからもなかなか得点することができませんでした。
特に今日も得点したAロペスと西村のようにCKやクロスなどの高いボールからでも得点が生まれやすくなることは攻撃のバリエーションアップにつながります。ここからさらに角田などセンターバックからの得点も生まれると嬉しいです。
全体を通して
前半はお互いに決定機がありました。後半に入り時間が進むにつれて運動量の落ちた相手に対して、圧力を高めていったマリノスが最後に突き放しました。お互いに似たようなサッカーを志向しているだけに最後にその差がわかりやすく出たように思います。
この勝利の要因は、前半そして後半のあの時間まで失点せずに耐えていたことにあります。お互いにチャンスがありましたが、最後はキーパーを中心に守り通していて、どちらに先に限界が来るのかギリギリの我慢比べをしていて、最後に押し切ったという感じでしょうか。
次の試合に向けて
次は4/16の土曜日にベトナムでホアンアイン・ザライFCと対戦します。いよいよACLの始まりです。ホアンアイン・ザライは集中開催地ベトナムのチームなので、マリノスにとってはアウェイとなるでしょう。
相手はこのグループで最も力が劣ると見られている相手ですが油断は禁物です。グループ突破に向けた大事な1戦目をしっかり勝って良い形で連戦を乗り切ってほしいです。
それでは、この辺で失礼します。
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