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世界から猫が消えたなら (小学館文庫)*書評

世の中の大切なものや便利なものが、次々と小石のようなものになり、誰からも注目されなくなる。何もしなければ、明日にでも病気で死んでしまう彼のもとに、世の中から一つものを消す代わりに、あなたが生きれるための一日の寿命を差し上げますという悪魔がやってきた。悪魔と彼が作る7日間は、ユニークでもあり、感動もします。何が大切なものかを今一度、考えるきっかけになるようなそういった作品です。川村さんの著書は。どれも社会的な意義を持つ、そういった作品が多いような気がします。

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