1日を考える。
1日がどのように使われているのか考えたことはあるだろうか?
平日は、スケジュールで管理しているとか、
土日は、1日中寝ている時間が多いなーとか、
人によって、曜日によってさまざまな過ごし方がある。
ただ、このようなことは、確かに必要であることかもしれないが、重要なことだとは思わない人も少なからずいるだろう。
それには、1日はどういう過ごし方をしてもこれといって正しい過ごし方があるわけではないからだ。
睡眠時間から考えても、まったく同じ時間に寝て、起きているような人はいないだろう、もし居たとしても、起きている時間にやっていることは違ったことをしている。
また、朝起きて、眠いと思う人もいれば、最高に気持ちの良い朝だと思う人もいる。そういった気持ちや精神面で見てもどういう状況であっても正しいとか間違っているとは言えない。
正しい過ごし方がないのであれば、私たちはどのように過ごしていけばいいのでだろうか?
それは、自分がやりたいことやってみたいことを最低でも1日1つは実現させていきながら過ごすことである。
1日で実現できることは、そんなに大きなことにはならないだろうが、1日1つを毎日実現できれば、段々と日を増すごとに大きなものになっていく。
私たちは、それを出来るのにやっていない人が目に余るほどいる。
理由をつけて躊躇していることもあれば、ただ単に怠けたい心に負けてやれていないという人もいるだろう。
私だって、毎日、どこかで怠けたい気持ちはあるし、誘惑にもこれといって目がない。
ラクをしたいと思う心は、少なくとも誰にだってあるし、時折ラク(息抜き)をすることも良いことだと思うが、自分がどういった目的で生きているのか、どういう生き方をしていきたいのかを考えて実践していくのは早い方がいいだろう。
歳を取っても、ケガや病気さえしていなければ、体力や知力はどうにかなるかもしれないが、10年後に始めれば、過去10年間のチャンスは棒に振ったことになる。
野球を10年観戦しているだけの少年が、将来プロ野球選手にはなれるとは限らない。なぜなら、見ているだけで実際にバットにも触れたことがないかもしれないからだ。触れていたとしても練習やトレーニングを積み、周りよりも上手くなっていかないと、スカウトの人の目にもつかないだろうし、仮に、スカウトに注目されたからといって、その少年だけが、注目されているとは限らない。そうなると、スカウトに注目されている中でも、才能を磨き続けてより大きな才能を努力で勝ち得なければ、プロ野球選手になるチャンスすら得られないことにもなる。
確かに、10年も野球を観戦していれば、それなりに良い解説者や別の職業から野球に間接的に関わる仕事なら、若ければ若いほど優遇してもらえるかもしれないが、それでも40年や50年と長い間見ているその分野で職人や玄人たちと比べると、経験の質も圧倒的に薄いものになってしまう。
だからこそ、その少年は、本当にプロ野球選手になりたいのであれば、周りより少しでも早く野球を始めて、猛練習しながら、同じ志を持つ仲間やコーチや監督とつながりを多く持ち、チャンスを最大限に利用していかないといけない。
それでも、プロ野球選手になれる人は、ほんの一握りだけかもしれないが、少しでもより良い経験やチャンスを積んでおくことで、同じ10年でも相当な差がつく、なぜなら、その10年で結果は出せずとも自己実現のために夢のために本気で戦えたことが誇りになり、努力をする才能も大きなものになっているからだ。たとえ、それから別の分野に行ったとしても、成功する可能性は十分にある。
たった、10年でもチャンスを棒に振ることは、最初に出てきた、ただ野球を見ている少年と同じで何のチャンスを作る努力すらしていないということである。結果、チャンスなんて偶然湧いて出るものでもないんだから、チャンスはゼロということになってしまう。
それに気づいたのであれば、今日から1日の中で1時間でも10分でも何か夢や目標を達成するための努力を毎日すること。
私も1日をより良い自己実現のために過ごせるように、さらにチャンスを一瞬でも逃さないアンテナを持ち、これからも努力出来る方々と共に行動していきたいと私は考えている。
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