見出し画像

日本人であるということ

前回の留学のきっかけのお話が思ったより反応があって驚いている私です。今回は留学に来て感じている日本人ということ、日本に生まれた私ということについて話したいと思います。私個人が感じた経験や意見です。違う方ももちろんいると思います。あくまでも一例としてとらえていただけると幸いです。

この話をしようと思ったきっかけが先日1人で小旅行した際に掛けられた言葉でした。道に迷ったという青年に声をかけられました。私もその土地の人間ではないので、ごめん私も観光客だから分からないと言いました。そこで会話が終わると思っていましたが、青年はなおも話をかけてきました。観光客なの?どこ出身?と聞かれました。日本人だよと返答すると青年の顔が変わりました。今はどこに住んでいるのと聞かれてここから一時間くらい遠い地域だよと答えました。そこから名前を聞かれたり、彼氏がいるのかなどの個人的な話になってきました。そもそもは道を聞いていたはずなのに。彼氏がいないことが分かると、お茶しようと言われたので、予定があるからと断りその場から去りました。本当はもっと早く去るべきだったと後悔しています。道を尋ねてから、お茶に誘われるとは思ってもいませんでしたが、多分それは、日本人だったからじゃないだろうかと思い始めました。

なぜならば、他の日本人の留学生に聞いた話があったからです。その子は日本よりも発展していない、どちらかと言えば発展途上国に留学していました。その子から聞いた話だと、日本人の夫になれば、どこへでも行けるし今よりも良い生活ができるようになるから日本人だと分かった瞬間に、下心のある好意がでてくるということでした。確かに世界一日本人のパスポートは強いと言われていたり、日本は先進国の分類に分けられるので、日本人の夫になるメリットは沢山あるなと思いました。日本だからという理由で好意を持たれることがあるのかということは留学に来なければ永遠に分からないものだっただろうなと感じます。

私はドイツに留学中なので、頻繁にそのような場面に出くわすことはありません。今回が初めてでした。今回は生粋のドイツ人ではなく多分ドイツ以外の出身の青年でした。多分、貧困な青年だったのかもしれません。ドイツでも貧困の差はもちろんあります。今回がその一つだったのかもしれません。今後も日本人だからという理由で好意を持たれることがあるかもしれないと考えなければいけません。

日本人だからということでメリットも沢山あるなと感じます。例えば日本人だというとみんな何かしらの日本の知識を話してくれることです。こっちの寿司はどうだとか日本の文化が好きだとか、アニメの題名を言ってくれることもあります。日本人という差別をこちらに来てからは受けたことがありません。みんな遠いところからよく来てくれたという雰囲気で接してくれます。また日本語を教えてと言われることも多々あります。このように自分の育ってきた文化がみんなに認められるている現状を嬉しく思います。日本に生まれてよかったと思うときがほとんどです。

このように嬉しい反面、私は留学という贅沢なものをさせて貰っているのだと改めて経験から感じました。また日本人だからという理由だけで事件に巻き込まれたりしないように気を付けようと思います。

今回は上手く言葉がまとまらなかったです。すみません。また思ったことがあれば書こうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?