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素敵なことばっかり、出来ることばっかりの世界。~いつもTHETSUな私へ

わたしは、いつも悲しんでいる。
こどもがいても、優しくしたくても、なぜだか心からできない時がある。

それはどこから来るのだろうか。
わたしはいつも、漠然と思い、何かが欠落しているのを感じるのだ。

夫にも言えず、親にも言えず、だれにも伝えることのできない感情があるのだ。どうしてなのかわたしは探す、けれどわたしからは見ることができない場所にあるのだろうか。それを見つけることは難しい。

わたしのなかから、溢れてくるものは”いつもこういうもの”で出さないように出さないように上手に生きることが出来てもまた、滲み出てしまう。

そういう”ヤニ”みたいな、表面的に壁紙を貼っても滲み出てきてしまう壁のヤニのように。

わたしは、ずっと、親から与えられなかったものを抱えている。

早く手放せばよい。忘れればよい。
そう分かっているのに、まっすぐにそれを見つめてしまう。
嘘を、演技をすることができていない。

くるしい。
それなのに、それの手放し方が分からずにいて、そのことについて考えたいのだった。矛盾しているようで、正当な理由だった。

こどものころ、ずっと表面に出ていなかったものがフラッシュバックしている。間違いなく、あのころ出すことができなかった感情が噴出している。狂気的に、誰も受け付けられないという様相で。

人にやさしくありたい。
でもその前に、わたしはこの傷口を癒さなくてはなりません。そうしないとわたしは、歩くことができないのです。
それほど致命的な命にかかわることなのです。
根幹にかかわる、核心の部分。

そうしないと、わたしは簡単に消えたくなってしまう。
それを癒すために、わたしは旅に出たい。
ずっとながめたい、この傷口を。わたし自身を。

最悪な状態をしっかりとみつめて、やりなおしたい。

もうわたしの人生をだれも邪魔しないでほしい。

そう心が叫んでしまうのです。



(2022.4.25 🖊)
坂道の人生へ
グッドラック。

わたしは、もっと雑でいいよ。

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