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エッセイ『心の底から幸せな結婚は、どのくらいの人に訪れるのだろうか』

心から愛する人と幸せに満ちた心で結婚を迎える人は、どのくらいいるのだろう・・・と思ったお話です。

最近、立て続けに近しい女性や友人が結婚を迎えるという報告を受けました。それと同時に、偶然にもその全員が相手の男性との結婚に対していくつかの不安、不満要素を抱えたまま結婚するという話を聞きました。

”本当に結婚してもいいんだろうか・・・”
”でも、もう適齢期だし。”
”次の出会いがあるかどうかも分からないし”
”今更、次を探すのも大変だし・・・”
”「結婚」はしたいし。彼を嫌いなわけではないし”

という話を色んな女性から。

私もかつては結婚を本気で考えて意識した彼がいました。
だけど、いざ「結婚」が現実味を増した時、どうしても彼との長い結婚生活を上手く続けている自分達が想像できなかったのです。
結婚前から上手くいく想像ができないなら、この先努力しようとも難しいのではないか?最初からこんな気持ちで良いのだろうか・・・という思いから結婚はせず別れを選びました。
その選択に全く後悔はしていないのですが。

いざ、自分の周りの結婚する女性たちは色んな妥協をしながら「結婚」を選ぶのだなぁ、と改めて結婚に対して考えさせられるキッカケとなりました。

子供の頃は「結婚」は愛し合うふたりがするもの。
そう信じて疑ったことなど無かったものです。
好き同士のふたり。
お互いに信頼し合い、尊敬し合い、愛情を抱き合う人と。
今更だけども、つくづく子供の心は本当にピュアで純粋なものだと感じます。

歳を重ねて、実際に結婚している人たちをみて感じるものや考えさせられることで現実を知り、結婚に対する理想は変化してゆく様に思います。
また、そうあるべきだとも思います。
きちんと現実的に考えられる事は人としての成長であり、大人になった証なのだと思います。

だけど、やっぱり結婚を迎える時は幸せいっぱいの気持ちでいたいものですね。迷いなく、パートナーと結婚できる事に喜びを感じたいものです。
そして、友人や周りの人にもそういう気持ちで結婚を迎えてほしいと願ってしまいます。心から「おめでとう!良かったね!」と言いたいものです。

自分の周りに、結婚を迎えることに不安や迷いを感じたまま、何とも言えない表情で結婚の報告をする人を見て思ったこと。
意外と、迷いや不安、不満を抱えながらも打算的に結婚を迎える人も現実には想像より多くいるのかもしれないと。

だとしたら、迷いなく「この人と巡り合えて幸せ💕この人と結婚できるなんて幸せ~💕」と幸せいっぱいの心で結婚を迎える事ができる事自体が、とても有難いことなんだなぁと感じました。
そんな出逢いがこの先訪れたら、心の底からそのキセキに感謝しよう。


ご期待やお気持ちありがとうございます。