眠れない夜の呟き

うまく眠れない。
いつか読んだ絵本みたいにホットミルクを飲んでみる?
心が落ち着く音楽とかアロマを試してみる?
とりあえずスマホから離れてみる?
それか、寝られるまでとことん起きてみる?
全部試した、たぶんここに書き忘れたこともいくつもいくつも。
何かしていたくてなかなかスマホは手放せないけど。無音になるのが苦手で。
寝られるまで起きていようと思ったら本当に起きていた、消極的オールナイト、別にやりたくはなかった。次の日辛いだけだし。
睡眠不足はいいことない。集中力の低下とか健康が害されるとか聞くけど、私にとっては何よりメンタルによろしくない。
それもこれも分かっている。ここではまだ書けないし、あまり多くの人に詳細を語るつもりはないけれど、いつからなぜ眠れなくなったのかも分かっている。どういう時は眠れるのかも。
ただ、1人でなんとかできるレベルを超えて眠れなくなってしまったことは少し前の私にとっては予想外だった。いまの私には日常的になってしまったけれど。
友達に言われたこと、「深く考え込んじゃう時は食べて、すぐ寝な!夜考えていい方向に行くことはないから!」
ほんとその通り。だから寝たいんだよねえ!
スマホはよくないと、特に健やかな睡眠に悪影響だと知りつつ、Xを読み、Noteを辿り、お気に入りのコラムやニューズレターを探し、音楽を聴いてYouTubeを見る。気分が乗って、夜遅くに返してもいい相手であればLINEの返信を始めたりする。はるかに効率的でない時間を過ごしながらふとした瞬間虚しくなる。もっと好きなこと、心からやりたいことに集中して取り組みたいのに。これは決して自分が望んだ状況ではないし、早く抜け出したいのに。
でもそのぐるぐる回る思考回路が自分を責める方向に行けばますます落ち込むことも、意味がないように見えてそこで行う自分との対話がいまの私と向き合うのに必要な時間であることも、その両方が混在しているからうまく見極めてコントロールできるようにしたいことも私は知っている。何回も経験してきた日々が、決して望んでいなくとも経験している日々が突きつけてきた事だから。
この時間自体をよかったものだという日がくるかは分からない。原因である記憶を含めて全て忘れたい、やり直したいと思うことばかり。
でも一つ言えるのはこの経験が私1人のものではないと知っていることはよかったということ。少なくとも私は同じような体験をした人に自分の形で寄り添うことを諦めないと思う。安易に共感できる感情ではないからこそ、それを自覚した上で連帯できる存在でありたい。
眠れない夜を過ごす私が自分を受け入れるための理想だったとしてもそう思うことから始まる、きっと。
眠れなかったり、その反動であまりに起きられなかったり、自分でコントロールしきれないことはとても不便だけどそれとうまく付き合っていく方法を探しているところ。ちょっと道が長そうだけど...

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