見出し画像

セルフケアについて

体のワークからある種のストレスにアプローチする方法はいいなと思う。

そもそも東洋医学は心身一如なのでわざわざ心と体をわけて考えないが。

しかし、鍼灸や漢方は現代のいわゆるメンタルの不調というものへ対処するアイデアをたくさんもっていると思う。

最近、伊藤絵美さんの著作「セルフケアの道具箱」を使って患者さんとセルフケアの勉強をしている。

100個のワークというのが面白い。

その中に自分を落ち着かせるワークとしての2番目に、体をさすったりトントンしたりするというワークがある。

個人的にはタッピングや気功のイメージが湧いたりするワークだ。

たとえばすごくストレスを抱えた患者さんと接する時のはなし。

余裕がないのでトゲトゲしていたり、きつい言葉をいったり、こちらも傷ついてしまったり、二次災害みたいな事はよくあるが

うまく触れたり、タッチできることで良い流れにかわることもある。

鍼ではトントンと最初に鍼管を叩くやり方があって

ある意味ツボをトントン刺激しているともいえる。

イライラしている描写をあらわすのに

トントンと落ち着きなく机を叩く動作や貧乏ゆすりが思い浮かぶけれど

トントンや揺すぶりは逆に積極的につかえば

リラクゼーションになるのだろう。

タッピングの効果を検証したものなどもたくさんあるが

まずは

思考や感情からいったん離れて

落ち着いてまず体のほうからケアすることは

とても良いと思う。











もしサポートしていただけたら、とってもとっても励みになります