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出版とは「愛」に他ならない。

Kindle×商業出版スクール
BOOK LIFE LAB.(略して『ぶっくら』)
主宰のだいたばしです。

さてさて。

現在、執筆に取り組んでいただいている
受講生さん数名の様子を見ていて
気になっていることがあるので書き残しておきます。
これから出版したい人にもヒントになれば嬉しいです。


そもそも、5割以上の人が途中でリタイヤする。

出版コンサル・セッションをして
コンセプトを明確に決め、
企画書のたたき台を作成し
さあ、あとは執筆!

という段になると
しばらくして音沙汰がなくなる方は実に多い。

自分の経験上ですが、実に約半数ほどが
ドロップアウトしてしまいます。

なぜ、そんなことが起こるのか?
について検証していきます。



検証⓵SNS


ちょっと前まで「一億総ブロガー」と呼ばれる時代がありました。
誰もが手軽に自分の思いや活動を発信できる時代。
一部の大手出版社では
トップブロガーの争奪戦が繰り広げられ、
現在売れている著者さんの中には
ブログ出身という方も多い。

現在はインスタなどの動画コンテンツが流行り、
よりリアリティのある
ネットコミュニケーションができるようになり、
文章自体、さほど重要ではなくなりました。

こうなると、出版社の次の手としては
インスタやYouTube等でフォロワー数が多い人を
ターゲットにして出版にこぎつけるようになったのですね。

フォロワー数=販売部数=ベストセラー
この鉄則が商業出版で収益を上げるために
欠かせないと思っている編集者は、残念ながら実に多い。
(いずれ、それだけではないと気がつく時が来ると思うんですけど)

それでも
「書く」というアクションは
ある意味、普遍的なものでもある。

ただ、そういった著者さんは
そもそも「出版」を視野に発信しているわけでもないので
いざ執筆という段になると筆が止まってしまうことも
多々あるのですよね。

検証②基本、ニンゲンは「楽」が好き

まあ、これは自分もそうですが(( ´艸`))

基本的にニンゲンは楽しい方・楽な方に流されていく
習性があるわけですね。

最初は「おもしろそう!!」「書いてみたい!!」
と盛り上がりますが、
いざ執筆の段になると
思いのほか自分の内面との葛藤に疲れてしまい、
結局のところ、
新たなジャンルへの挑戦より現状維持を選ぶわけです。
とりわけ、今までやってきたキャリアが長く、
そこそこ成功していて金銭的にも何の不満もない人は
この傾向が高い。

しかも量子論的に言うと、もっと興味深い事実が。

本業があまり芳しくない人ほど、
なぜか出版しようと決めた途端、忙しくなるんですよね。

「時間もあるし、せっかくだから本を書いてみようかな」
と取り組み始めた直後、多忙になる人はかなり多い。

カンタンに言えば
「本業への執着がなくなった」からなんですけどね。

だから
「別に出版しなくても、今のままで充分楽しいし、
仕事も忙しくなってきたし」
という思考になる。

そういう人ほど、ドロップアウトするんですよね。

こうなると、折に触れて進捗を聞いても
ただのめんどくさい人に思われるので
残念ですが手出しできません。

検証③怖い

出版を通し、人に自分の思いや経験を伝えることに対し、
徐々に不安を覚えてしまう人も一定数います。

現在、社会問題化している
「ネットいじめ」に対し、まだ起きてもいないうちから
不安を覚える人もいる。

自分の思いや経験を人に伝えることに対し、
そこはかとなく漂う「恐れ」の匂いを
敏感に察知してしまうのですね。

まとめ(自論)


「出版した」ということに対し、嫉妬する人間も
残念ながらいるものです。

かくいう私なども、出版を通して
訳のわからない誹謗中傷や
同業者からの嫉妬など
散々経験してきました。

自動車免許関連の著著が多数ありますが
同じように免許関連で多数の著書がある同業者から
突然連絡があり、近所のファミレスに呼び出され
最期にひとこと「オレのジャンルに入ってくるな」
的なことを言われたこともあります。

Amazonでは散々酷評されました。
(特に年上男性)

「ねーちゃんが偉そうに」
って感じだったのでしょう(当時はまだ若いねーちゃんだった)

すごく不快な思いをしましたが、
その思いは別のところでやり返してやりました笑

それでも出版にチャレンジする意義とは?

人によって理由はさまざまだと思いますが、
わたしの場合
「今の自分を超えたい」という思いが
不安や恐怖よりも上回ったのは事実。

それを乗り越えてさらに見えてきたのは
ものすごくありふれた言葉ではありますが
「愛」に他なりません。

原稿を待ってくれている編集さん
本を出してくれる出版社さんはもちろん
その先にいる読者さんのために
今の自分が持っている・伝えられる
ありったけの知識や経験が
誰かの人生を豊かにする一助になれたら
ステキなことだと思いませんか?

本の先にいる人は
直接的には知らないけれど
それでも、誰かの心を励ましたり癒したりすることもできる。

自分の人生を
誰かの人生を
ブレイクスルーしたい!させたい!

という方は
ぜひ勇気をだして、一歩踏み出してみてください。


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