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生活の気配がある街並みがすき

海外旅行に行けなくなり、久しいですね。また旅行に行けるのはいつかなーと思いながら、約4年前のドイツ・オーストリア旅行を振り返ります。

旅先では、観光客向けによそおった街よりも、市民の生活が隣にあるような街並みや自然溢れる場所に心惹かれました。

豪華絢爛なお城や宮殿、美術館が目白押しですが、何日も旅行ガイドに沿って大勢の観光客とともに巡っていると肩肘張って、疲れてきました。私の世界史の知識不足もありそうですが。。

その点、穏やかであまり堅苦しい雰囲気がなかったのはドイツ・ヴュルツブルクという街です。ヴュルツブルクは、ロマンティック街道の起点で古くからの歴史を持ち、ワインも有名です。街はコンパクトで回りやすく、見所はたくさんありますが、海外からの観光客が多くはありません。ドイツでは珍しく英語が通じない場面も。

こじんまりした家々とお洒落でおいしいお店。博物館や世界遺産にも大勢の旅行客はおらず、ゆったりした時間が流れていました。
(ドイツ好きの方は知ってる都市だと思いますが、現地の人にはこの街に来るの珍しいねと言われました。)

下は、マリエンベルク要塞から見下ろした写真です。

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こちらが要塞。

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マイン川にかかるアルテマイン橋から。飛行機雲!✈️

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ドイツ・オーストリアを結ぶRJ高速鉄道から見える、田舎町と荒れた野原の風景もしみじみ。

何千キロも遠く離れた町の一人一人に違う人生があって、どんな生活なんだろうと思うと世界ってとてつもなく広いなあと感じます。日常のしがらみから離れて、ポツンと寂しさと自由を感じられるような場所に出会えるのも旅の醍醐味です。


他の日本人の方のブログにも「ヴュルツブルクはガイドブックに1ページしか記載がなかったが、旅行で一番よかった」と書いてあり、仲間がいてよかった^^; おすすめです。


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