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[リーガル翻訳] あると良い経験と資格

リーガル翻訳に限らず、実務翻訳では、履歴書・CVを翻訳会社に提出して、書類審査を受け、その後トライアルを受けることが多いかと思います。

トライアルが最重要であることは確かですが、書類審査を通過しなければ何も始まりません。また、プロフィールが充実していれば翻訳者を探している方からアプローチがあるかもしれません。

では、リーガル翻訳の仕事を獲得するためにあると良いと思われる経験や資格にはどのようなものがあるでしょうか?

[経験]
・法学部やロースクールの卒業(必須ではないことも多い)
・法律事務所や法務部門での勤務経験(長ければ長いほど良い)
・幅広い法務業務の経験(契約書関連だけではなく、知財、訴訟、登記、株主総会関連などもあると良い)
・翻訳学校の受講や修了(証明できる書面があると尚良い)または大学の翻訳学科の卒業(日本では数が少なくなかなか難しいかもしれません)

[資格]
・行政書士、司法書士、弁護士(合格後に登録してなくても良い)
・ビジネス法務実務検定
・知的財産管理技能士
・リーガル翻訳能力検定試験
・TOEFL、TOEIC、英検などの各種語学検定試験(高得点だと尚良い)

ちなみに、私の場合は、
・法務部門での勤務経験(9年ほど)
・幅広い法務業務の経験(知財、訴訟、登記は若干経験がある程度で、メインは契約書)
・翻訳学校(社会人向けの翻訳学習コース)の修了(修了証明書あり)
・行政書士試験の合格(未登録)
・ビジネス法務実務検定2級
・知的財産管理技能士2級
・リーガル翻訳能力検定試験1級
・TOEICのスコア
を履歴書・CVに記載してこれまでリーガル翻訳の仕事を獲得しています。
契約書等の法律文書の翻訳のお仕事をお待ちしております(ちゃっかり宣伝)。

フランス語検定4級も持っていますが、大分昔の話で、今やフランス語はまったくできません。

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