今のお仕事-会社が変わり始めたキッカケ-
こんばんは。
れふとです。
今日は今のお仕事第2弾になります。
もしまた第1弾をご覧になってない方は是非お暇があれば読んで頂けますと幸いです。
もしかしたら続けられないかもしれないと不安を感じつつ、
それでもこんな私を拾ってもらえた会社なのだから、精一杯会社の為に働かなくちゃ
と言う思いのまま、気が付けば3ヶ月近く仕事は続いていました。
仕事も一通り覚えることが出来、アリエンとの仲もまあまあ良好、
お仕事を楽しいと思えた事は一切ありませんでしたが、
仕事を教えてくれたアリエンへの恩返しは少しでもしたいと思い、
皆さんに助けられながらもなんとか一員として過ごせていました。
そんな中、絶対的長である課長が妊娠され、アリエンが主任になる事が発表されました。
同期をたった4日で退社へ追い込んだ課長が産休に入る。
私はおめでとうと課長へお伝えしながらも、心の中で
「これはチャンスかもしれない。会社を良くする為の。」
そう思っていました。
…
しかし実際はそう上手くはいきませんでした。
新主任となったアリエンはとても優しい方ですが、前回の記事でも記載した通り
優秀な人材ではありませんでした。
また、アリエンは入社1年半ほどの方で歴がもっと長いのに、課長とは異なる業務内容であった為に、昇格が出来なかった方もいたりして。
課長が産休に入った途端、みんなのアリエンへの目線がガラッと変わりました。
この頃には私はアンジーとも既にこっそり社内メールでやりとりするくらいの仲になっており、
アンジーと情報交換をしつつ、それでもアリエンの力にはなりたい為、
アリエンの手が回らなかったお仕事をこっそり手伝いながら、毎日必死に働いていました。
※アンジーをご存じない方はこちらをどうぞ。
この頃がメンタル的には最も辛かった記事でした。
アリエンの力にはなりたいし、定期的に飲みにも誘ってくれて本当に良い方でした。
しかし、車内メールでは全員がアリエンへの文句やサボっている、
課長はいっても仕事はバリバリやってたけど、許せるポイントがない
などなど、皆さんの言う事はわかるけど、アリエンを悪く思わないでほしい。
でも、実際のところアリエンは悩んでばかりで仕事が全然手についていない日が増えてしまっていました。
アリエンが良いパフォーマンスを発揮できるように、誰かがサポートをしないといけない。
しかし、入社数ヶ月の私にしてあげられる事があまりにも少ない…。
自分の非力さと、八方美人のように全員にいい顔だけして、場が荒れないようにしているようで…とても辛かった事を覚えています。
ですが、課長が産休に入ってわずか1ヶ月、
アリエンは蒸発しました。
能力もないのに歴が長い社員より先に役職を得ているのはおかしい。
実はこっそり自分の仕事を別の子(私がやっていた事がバレてしまった)に押し付けている。
タバコ休憩といって30分近く帰ってこない日がある立派なサボりだ。
上記のような内容を課長がいない為にその上の部長(常駐はされていない)へ直接チクった人がいました。
蒸発する前日、アリエンはチクりメールを発見してしまったようで、
ショックから出社できなくなったようです。
課長が産休の中主任が蒸発。
歴の長いお二人は業務内容が異なる。
入社して半年足らずで、私はカスタマーセンターを仕切っていかなければならなくなりました。
常駐していない部長から直接社内メールが入り、
端的に言うと「課長が戻るまでなんとか耐えてくれ。」と言うような内容でした。
一般的な業務以外は何も知らない私が急にカスタマーのTOPに立たされ、
バイトに(歴で言うとこの方々も先輩)指示を出し、
蒸発直前にアリエンが面接を行なった新人2人のサポートをすると言う毎日が始まりました。
もちろん私が知らない事まみれだった為、課長のサポートを行なっていたアンジーに助けてもらいながら
毎日サービス残業を何時間も続けました。
不思議なもので、この時の私は辞めたいと言う気持ちは全くありませんでした。
特別給があるわけでもなく、残業代も出ず、毎日夜遅くまで一人で仕事をしていたにも関わらずです。
「人の為に必死になるべきは、今だ。」
「人に必要とされる事なんて今まであっただろうか。全力でお応えしたい。」
と言う思いのみが私を突き動かしていたように思います。
ちょうどこの頃、1度本部長がお見えになり、私とアンジーにこう告げました。
『これを機にカスタマーの対応の決済権を全てカスタマーに預ける事にする。
他部署へ確認を取る手間が省けるので、早期解決を目指して欲しい。
クレームなどが起きた場合も、全てれふとが決裁してくれ。
それ以外の業務についてはアンジーが仕切ってやってくれ。』
荷が重い。しかし、これは会社を良く変えていくチャンスではないだろうか。
私は迷う事なく2つ返事で本部長に「わかりました。頑張ります。」とだけ告げ、
迷いを捨て去り、私が思う最善を尽くそうと心に決めました。
当然産休が終われば課長が帰ってきます。
ただ、それまでの間にこの部署を良い方向に変えてしまい、断固たるものにしてしまおう。
私の新しい挑戦が始まりました。
長くなってしまったのでまたいつか続きを書きたいと思います。
それでは。
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