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『ジャック×ダクスター』という名作ゲームについて語りたい

みなさん、こんにちはこんばんは。
LEEVELLESというバンドのBa.担当、宮地です。
好きなゲームはアクション&アドベンチャーです。
(他にはレースゲーム、パズルゲームとかも好きです。)

最近だとゼルダBotW、TotKが2作とも本当に本当に面白くて最高だったんですがこれはこれとして、今日は懐かしの個人的な大名作神ゲーを紹介したく。

みなさんは、PS2ソフト『ジャック×ダクスター 旧世界の遺産』をご存知でしょうか。

広大な大自然のフィールドを舞台に、3Dアクションでオープンワールドを冒険するファンタジックなアクションアドベンチャーゲーム。開発は最近だと「The Last of Us」、昔だと「クラッシュ・バンディクー」シリーズなどで有名なNaughty Dog社。

エルフの青年「ジャック」(この世界の登場人物は全てエルフであり、作中でエルフは「人間」とも呼ばれる)が、ひょんなことからイタチの姿になってしまった親友「ダクスター」を相棒に、失われた“古代プリカーソル文明”や神秘のエネルギー“エコ”の秘密へ迫るアクションアドベンチャーゲーム。海外では、スムーズな操作感で豊富なアクションを楽しめる良作として人気の高いシリーズであるが、国内での浸透度は低く、“隠れた佳作”とでもいうべき地味な扱いとなっている。

wikipedia「ジャック×ダクスター」より

おい!!!"隠れた佳作"ちゃう!!!大名作神ゲーよ!!!
ちょっと知名度が足りんかっただけ!!!

今考えたらこの時代にオープンワールドってすごいですね。一部のワープシーンを除いて大体はシームレスだったように記憶しています。
何歳の時にやってたかあんまり覚えてない上、今思い返しても記憶と発売時期と実年齢の計算が合わないんですがそれはひとまず置いといて、とにかくやりこんでいまして、すごく好きだったんです。
ところが、「ジャック×ダクスター」マジで誰も知らない。同世代も上の世代もみんな知らない。
なんで!!!

今だとゼルダシリーズはみんなプレイしてるし話題も事欠かないので話せる人がたくさんいるんですが、ジャック×ダクスターを知ってる人にこれまで出会えた試しがなく、寂しい気持ちになってたのをふと思い出しまして、今回はあふれるジャック×ダクスター愛をここで吐き出していきたいと思います。
【※おそらく本文内ストーリーのネタバレを含みます。ご注意ください】

1. ジャック×ダクスター 旧世界の遺産

ジャック×ダクスター、英語表記はJak and Daxterで、読みはジャックンダクスターです。
話がそれますが遺産っていう漢字はこのゲームで覚えました。

画像はPlaystation Store より / ©2001 Sony Interactive Entertainment LLC.

wikipediaの引用部分にもありますが、主人公のジャックと、親友のダクスターは子供は近づいちゃだめって言われている「ダークエコ」と呼ばれる、なんだか禍々しく怪しい沼みたいなところに、肝試しとして遊びにいきます。そこで悪いモンスターたちが何やらよからぬ企みをしてそうな様子を目撃してしまいます。
ダクスターはなんやかんやあり、そこでダークエコの沼みたいなところに落ちてしまいまして、気がつくと…

体がちいさくなっていた!!!
イタチの姿に変身してしまいました。親友がピンチだ!

村へ戻り、エコの研究者セイジィ(オーキド博士ポジションの人。声は波平やガンダムのナレーターの永井一郎さん)にどうしたらいいか尋ねると、この世にはさまざまな「エコ」があり、「ダークエコ」を専門に研究しているゴルという賢者(闇の眷者と呼ばれている)が遠く離れた北の大地にいるとのこと。聞くと相当な変わり者で人との関わりを避けているためしばらく連絡はとっていないが、彼ならなんとかしてくれるかも?
とにかく会いにいくしかない!

"パワーセル"というスーパーマリオでいう"スター"みたいなものを集めながら旅をしていきます。これをある程度集めると次のエリアへ進めるようになります。書いてて思ったけどスーパーマリオの3D系がゲームシステム近いかも?

このゲームは操作も単純爽快で、×ボタンがジャンプ、⚪︎ボタンが回し蹴りといった感じで、実際のプレイでもこの2つで大体なんとかなります。加えてボタンの入力順でロングジャンプができたり、アッパーができたりとコマンド要素もあり、途中で乗り物が出てきたり、ミニゲームがあったりと飽きさせない工夫がたくさん!景色も綺麗!ファンタジー!最高!

ストーリーを進めていくと最終的にラスボスとバトルする流れになります。しかしこのゲーム、単純にラスボスを倒しただけじゃ真ED観れないタイプのゲームでして。ちゃんとゲーム内で、「この世に散らばったパワーセル、全部集めたら何が起こるんだろうね」みたいなこと言われた気がする。

幼き宮地は単純でして、「なるほど!つまりこれ全部集めたら何かが起こるのか!」となり、日々達成率を高めていきまして、ついに100%に!
これでラスボスを倒したらすごいことが起こるぞ!とわくわくしまして、わくわくのあまり一人で見るの勿体無いな、せっかくだしみんなで見るか!と友達と友達のお兄ちゃんと数人を集めて、その頃にはもうラスボス倒すのも余裕なのでサクッと倒しましてさぁいよいよ真ED!

期待感高まる中、EDムービーが始まるんですが、真EDがなんといいますか、こう、思っていたよりすごくあっさりしていまして、大きめの肩透かしを食らいました。
大人の今なら説明できるんですが、すごくざっくり言うと「パワーセル全部集めたら続編で描かれる世界に行けるよ。でもその世界は今はまだ見せないよ。」っていう映像が流れました。多分1〜2分くらいの動画だった。この終わり方、当時の脳みそではまぁまぁ理解できず、友達も「なんかよくわからんかったね」という反応。僕は僕でわざわざ友達呼んだのにこんな感じのEDだったのでそれはもう肩を落とした覚えがあります。
せっかく家に集まったのに10分くらいで外遊びに変更になった。

EDはともかく、世界観が素敵ですごくワクワクするし、綺麗だしファンタジックで結構本当に何周もクリアしました。最高のゲームだ!


2. Jak Ⅱ  ジャック×ダクスター2

なんとジャック×ダクスター、実は続編がありました。
知った当時の宮地に衝撃が走ります。いや続きあるんかい。
ってことはあのEDそういうことか!プレイしないと!!!

そしてその2作目のジャケがこちら

画像はPlaystation Store より / ©2001 Sony Interactive Entertainment LLC.

あんたどないしたんよそんな悪い顔して….

2作目はなんと作風ががらっと変わりまして、舞台は独裁政権下の近未来都市、操作感はそのままですがゲーム自体はグランドセフトオートみたいなダークな雰囲気に。

前作でジャック達が発見した“プリカーソル文明の遺産”が暴走し、彼らは荒廃しきった異世界へ飛ばされてしまった。“独裁者バロン”が圧政を敷く巨大な街「安息都市(ヘブンシティ)」へワープして早々、バロンの軍隊「紅装甲衛兵(クリムゾンガード)」に捉えられたジャックは、そこで暗黒戦士(ダークウォーリアー)計画の実験台として「ダークエコ」を体内に注入され続けるという日々を送ることになる。2年後、救出にやってきたダクスターが再会したのは、荒々しい性格となり、自らの怒りを制御できない「ダークジャック」と化するようになったジャックだった。彼はバロンへの復讐を誓い、圧政抵抗組織「地下活動(アンダーグラウンド)」へと身を投じていく。

wikipedia「ジャック×ダクスター2」より

ファンタジー要素が行方不明ですね。あらすじも仰々しい単語ばっかり。

1作目のジャックは、ゼルダで言うリンクのポジションで、無口キャラでした。ストーリーの進行はほとんどダクスターが担当していて、主人公ジャックは掛け声とかはあれど会話はゼロ。

ところがどっこい2作目のジャック、冒頭のOPの第一声が「バロンめ!復讐してやる!」ですからね。どうしちゃったの本当に。あとそもそもあなたそんな声だったのね。

雰囲気はだいぶ変わりましたがこれはこれで面白く、近未来の乗り物(ホバーボードみたいなやつ)とかも出てきて、移動も楽しいんですね。
ただ先述しましたがゲームはGTAみたいな感じなので子供向けではなかったかもしれない。ハマってた頃子供だったけど。

ジャックがたくさん話すようになったからというのもありますが、ムービーシーンがかなり増えました。
たくさん伏線っぽいものがあったり、物語が進むにつれ1作目と共通するような謎も徐々に回収されたりと、前作よりもストーリーが重視されています。

この2作目のEDは当時の子供の頭ではそれこそ大筋しか理解できてませんでしたが、ちゃんと納得できる結末が待っていまして、本当にいいゲームだ!面白かった!最後の会話もTHE 洋画テイストで、こういうのも好き。
(何歳の誕生日には〜ってやつ)

前作よりやり込み要素もたくさんありまして、2週目、難易度が上がるヒーローモードでは中盤のとあるミッションが激ムズすぎて、何ヶ月かはそこから進めず詰んでいたのもいい思い出です。
どこって?やった方はもちろんご存知だと思います。ドリルプラッツの「タンカーを破壊せよ」ですね。


3. 幻の"Jak 3"

なんとアメリカでは"Jak Ⅱ"の発売から1年後に3作目の"Jak 3"が発売しておりまして、そのことをクリア後に見つけてしまいました。

画像はPlaystation Store より / ©2001 Sony Interactive Entertainment LLC.

宣伝の動画を見る限りJak Ⅱの世界観を引き継いだ完全な続編であり、かつ新要素もたくさん足されており、今で言うところのゼルダBotW→TotKみたいな感じですごくすごく興味をそそられていたのですが、日本では当時未発売。
なんで。

しばらく様子を伺っていたのですが一向に発売される気配がなく、しかも同時期にライバルポジションだったゲーム『ラチェット&クランク』は次々に続編を発売していまして、どうして発売してくれないんだと憤っていました。

なんとかプレイできないかと足掻いたものの、そもそも北米版のPS2ソフトは仮に手に入れられたとしても日本版PS2では起動できないんですね。
つまり北米版PS2本体、北米版Jak 3を手に入れて、英語でプレイするという3重のハードルを超える必要があり、当時の宮地にはとてもじゃないが全部無理。そもそもお小遣い環境下では、海外製品を買う術がありません。
ただただ日本で発売される日が来ることを待つしかありませんでした。

そして時は過ぎ、Jak 3は発売されないまま数年が経ちました。
中学校か高校生かくらいの頃に、ふとジャック×ダクスターのことを思い出しまして。
動画サイトで何気なく検索したら、なんとJak 3を和訳しながらプレイする実況動画が!!!ありがたすぎる!!!ようやく続きのストーリーや追加要素を見ることができました。感謝してます。本当にありがとう。

プレイはできませんが、長らく気になっていた続きを知ることができ、少し満足しまして、現在に至ります。
なんで発売しなかったんだろうね。今でも怒っています!

そしてそしてさらに時は経ち、Jak 3は発売からは13年後、2017年にようやくPS4で発売されました。
あまりにも待たせすぎだ!PS4持ってない!
でも発売してくれてありがとう!


おわりに

当時のゲームの中ではおそらく相当珍しい、自由度が高いオープンワールドゲーム。画質は当時のものなので最近のゲームと比べると悪いかもしれませんが、ちゃんと面白いので今でもおすすめです。
また時間つくって改めて遊びたいなと思いました。
もう大人だしPS4買って"Jak 3"やるのもありだな。

"隠れた佳作"、ちゃんと一人の少年の心には届いてました。
みなさんは本気で熱中したゲーム、ありますか?
ジャック×ダクスターの思い出はもちろん、みなさんの大好きだったゲームの思い出、おすすめのソフト、コメントお待ちしてます。




さてさてここでお知らせです。
LEEVELLES、6月は素敵なビッグイベントへの出演が決まっております。

①6/4(火)は横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホールにて、「Fm yokohama New Generation Stage」に出演!事前招待制の入場無料のイベントです。是非。
応募先(5/26まで) → https://t.livepocket.jp/e/0604ngs

②6/7(金)は東京、代官山Space OddでLEEVELLES初の自主企画!
素敵な2アーティストを呼んで、様々な「アーティスティック」を楽しんでもらえるような一日にします。絶対来てね!
チケット購入先 → https://eplus.jp/leevelles/

楽しい日々が続きますが、僕らからのお知らせ、実はまだまだ控えてます。
各種SNSのフォロー、チェックよろしくお願いします!ではまた!

宮地

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