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海外MBA(アジア)受験記②~20代後半女子の挑戦・なぜ海外MBAを目指したのか~

前回の記事では、自己紹介をしたので、それを踏まえてなぜ私がMBAを受験しようと思ったのか、またなぜ日本ではなく海外のMBAを目指したのかをお話ししていこうと思います。


海外に行こうと思った理由(時系列)

私は、お伝えした通り日本生まれ日本育ちの純ジャパですが、叔母がアメリカに住んでいることもあり、小さいころから英語や海外に興味がありました。
そんな私の小学校の卒業文集の夢は、「海外で働くこと」でした。

東京で働き始めて、20代がただ働いて終わるのがもどかしくて、何か挑戦したい、海外に行きたい、という思いが強くなりました。

12歳の自分の夢であった「海外で働く」夢を叶えてあげたい、という思いもありました。
そこで、20代で海外に出る!ということを目標にすることにしました。

この時は、海外に出たいという気持ちが強かったので、様々な国の大学院のプログラム(MBAに限らず)や海外ボランティアや転職なども含めて模索していました。

MBAを受験しようと思った理由

海外に行く手段は、駐在、現地採用、大学院など様々です。
私の働いている会社では、駐在という道は可能性としてほぼなかったので、オプションとしては、現地採用か大学院になります。

前職が旅行業界だったのですが、コロナが始まり時間があったこと、転職をしたいなと思っていたこともあり、e-learningや中国語、プログラミングのコースを取ったり、いろいろな勉強をするようになりました。

この時に、自分はやはり勉強をするのが好きだなと感じ、自分への投資として大学院に行きたいと思うようになりました。

カナダで英語を教える資格を取ったのですが、言語学を大学で学んでいたこともあり勉強が楽しく、第二言語習得論を大学院で学ぼうかとも考えました。ただ、卒業後のプランや自分が今後一生かけてやっていきたい事はなんだろう、と自問をしていくと、
見つけ出すまで時間はかかりましたが、自分は異文化理解に強い興味があり、キャリアの軸やパッションが「異文化を体験する機会を創出する」ということに気づきました。

やりたいことや追うべきものが明確になり、自分が考える「異文化を体験する機会を創出する」ビジネスプランが実現可能かも含めて総括的にビジネスを学んでみるのが近道だと思うようになりました。
大学でビジネスを一切といっていいほど学んでこなかったことに不安もありましたが、逆に自分の特殊?なバックグラウンドがプログラムの多様性に貢献するのでは?と謎のポジティブが出てきたこともあり、MBA受験をしてみよう、と決意しました。

海外MBAを受験しようと思った理由

MBAを受験しようと決めた後は、正直日本の大学院を検討した事はほとんどありませんでした。
私の場合は、日本で大学を卒業したこともあり、日本だけでなく世界で日本人として意見を出して様々な意見を聞いていきたい、自分がマイノリティ(人種や言語などの面で)の立場にもう一度今までと違う景色を見てみたい、卒業後の就職が海外でしやすいか、という点で考えた結果、海外の大学院というオプションになりました。

また、複数のエージェント・予備校の専門家とMBA受験について話してみましたが、
①日本人は受験者として少ないが大学院側の需要は高いこと
②特に日本人女性は海外大学院の受験者として少ないので多様性を求めている大学院としては日本人女性の意見が欲しい&女性の学生%を高くしたい学校が多いこと
③大学時代のGPAが高いことは海外大学院受験の時に(さらに)高く評価されること
をふまえ日本人女性として海外MBAを受験することは学校にも貢献することに繋がるのでは、と考えました。

家族や仕事、様々な異なる状況が人それぞれにあり、私(20代独身)のように自由に決められない方もいらっしゃると思います。
ただ、受験してみて、また、他の方の意見を聞いて思ったことは、日本人の意見は求められています。私たちが想像している以上に、私たちの経験や考え方が世界で必要とされているのかもしれません。
もちろん、違う意見があるから、日本人としての存在感が出てきます。対立や違う意見を怖がらず、話し合い、当たり前が他の立場からすると当たり前ではないという環境がさらに私たちを成長させてくれると思います。
私は、その環境の一つとして海外MBAを選びました。


次は、MBAを受験するために避けては通れない、そして、一番辛いといっても過言ではないGMATやGRE、IELTSなどのスコアメイク・勉強法についてお話していきます。



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