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人から「むむ、こいつデキるな!」って思われる質問のしかた

こんにちは!月額メンズファッションサブスクサービス「leeap」をやっている、井上大輔といいます。


僕は毎月10件ぐらい面接していて、面接の最後に「何か質問ありませんか?」と聞いています。その質問を良い感じに返せたら、面接で「むむ、こいつデキるな!」と思わせられるので、こういうハックはいろんな場面でもっと活用するべきだと思っています。


正直なところ、よく聞く質問をする人や、本当は興味のないように感じられる質問だと記憶には残りません。


「なぜ起業したんですか?」
「なぜこのサービスを作ろうと思ったんですか?」
「趣味はなんですか?」
みたいな質問は起業家の多くは多分答え慣れているし、それだけだと記憶に残らないことが多いです。


でもたまに「おお〜」ってなる質問をしてくれる人がいて、今でも記憶に残っているので、それってどういう質問だったのかなーと思い出して記事を書きます。


あなたは相手にどんな質問をされたら嬉しいですか?

僕は「あ、この人僕のこと知りたいのかも?」と自分に対する興味が垣間見える質問をされると嬉しいです。なので、まず前提として相手に心から聞きたいことを聞くことが大事だと思っています。


僕は面接で「井上さんってどんな音楽聞くんですか?」という質問が記憶に残っています。その人は音楽が好きで、僕みたいな人が普段何を聞いて過ごしているのか気になって聞いてきたんだと思います。


僕は「過去一番聞いたのはRadioheadで、今日の朝はKID FRESINO聞いてたー。仕事中はTechnoばっかり!」と答えました。
で僕も相手の好きな音楽を聞いて、面接の最後にわりと盛り上がりました。だから自分自身も興味があって、相手に本当に興味があることを聞くと相手は喜びます。


あと、これ聞いたら相手に失礼かなあ?とかあまり気にしないほうが良いです!そもそも「人に興味がある人はレア」で、本質的に「人は自分に興味を持ってくれる人を好む」という性質があります。


多くは「人が週末なにしたか?」とか、他人のカカトの質感ぐらい人に興味が無いです。僕観察で良いなら、人に興味がある人は10人に1人ぐらいです。
相手が自分に興味がありそうだと嬉しいんですよね。
だから、相手に興味があるというのが伝わる質問になるだけで、質問の掴みはバッチリです!


興味が伝わったあとにすること

その後に出来れば「有能さ」の片鱗を出したくないですか?
「むむ、こいつデキるな感」。その空気が醸成できたら良いですよねー。



それは、、、


「過去の質問の答えを次の質問につなげる」ことです。



例えば「井上さんってどんな音楽聞くんですか?」→「なんで仕事中はTechnoを聞くんですか?」とか。


「なぜこのサービスを始めたのか?」→「実際にやってみて、想定していたこととの違いはありましたか?」と聞くだけで、相手はきちんと考えていて質問しているなという印象を持ちます。


これは推理小説とかで伏線がきちんと回収されたときに感じるキモチに似ています。「物語最初の仕掛けは実はそんな意味があったんだ」ってわかると、この推理小説はちゃんと考えて作られているなあと関心した記憶ってありませんか?


それと同じで、意図のある質問(且つ相手がそれを理解したとき)は相手を感心させます。

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デキるな感をもう一つ加える言葉

ここまでの方法でハックとしては十分なんですが、もうひとつデキるな感を出すのは相手の名前を呼ぶことだと思います。


これは自分計測では面接で僕の名前を呼んでくれるのは2割ぐらいなんですが、多くの人は自分しか興味が無いというのは前述したとおりです。名前を呼ばれると僕に興味があるのかな?と感じられて嬉しいんですよね。


そこで相手の名前を何度も呼ぶというのは相手に好印象を与えることができます。そしてビジネスシーンで相手に好かれる行動を(計算でも無意識でも)やっている人は「デキるな感」の演出をすることができます。


まとめ

「むむ、こいつデキるな!」と思わせるためには、まずは掴みで相手に好かれるために「相手に興味があること聞く」

そして「質問の答え」を「次の質問」につなげることで考えている人というアピールをする。

最後に相手の名前を何度か呼ぶ。


という「中身(本質)」を「興味」でサンドイッチする!ことで「相手にこいつデキるな」と思わせられるというサンドイッチハックでした。

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